説得力ある有罪立証は…横浜地検で「検察官甲子園」、高校生が危険運転模擬裁判2011年2月21日
模擬裁判で被告人質問に挑む検察官役の高校生=横浜市中区の横浜地検 高校生が模擬裁判の検察官役を演じ、説得力のある有罪立証を競う「検察官甲子園」が20日、横浜地検で開かれた。県立神奈川総合高校(横浜市神奈川区)、私立逗子開成高校(逗子市)、県立小田原高校(小田原市)の3チームが参加。参加者は大型スクリーンを使った証拠資料の紹介など、分かりやすさに工夫を凝らした。 想定されたのは、飲酒運転で死亡事故を起こし、危険運転致死罪で起訴された被告の裁判。被告側は「酒は飲んだが大して酔ってはおらず、職場のトラブルで考え事をしたために運転を誤った」として自動車運転過失致死罪に当たると主張し、「正常な運転ができないほど酔っていたかどうか」の立証がポイントとなった。 被告や証人は検察事務官、弁護人は地検検察官が演じた裁判で、高校生チームは80分ずつの持ち時間で進行。被告人質問では「考え事をしていたことが事故の原因なら、なぜ職場から飲みに行くまでの運転を誤らなかったのか」などと問い詰めた。 アドリブで「異議」を申し立てるなど、緊迫した法廷が演じられた。 地検幹部や教育委員会関係者などが証人尋問や被告人質問の中身、論告の構成を審査。優勝に県立神奈川総合高、MVPには同高2年生の松沢琢己さんと小田原高校1年の中津川望さん、逗子開成高1年の青木遼さんの3人が選ばれた。 松沢さんは「(弁護側の)反対尋問に臨機応変に対応するのが難しかった」と話していた。 |
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