その上で、「ここまでわれわれは戦ってきた。危険運転致死傷罪が法的に限界があるのであれば、自動車運転過失致死傷罪で(求刑と同じ)最高の刑を科してほしい。東京高検には判決後、『上告してほしい』と遺族全員の気持ちを伝えた」と明かした。亡くなった岩山典子さん=当時(49)=の妹(45)は「3人の命を無駄にしないため、最後まで戦いたい」と話した。
事件として起訴する際に、横浜地検は「(元少年が)ことさら、赤信号を無視したと認定するのは困難」として自動車運転過失致死傷罪で起訴。より量刑の重い危険運転致死傷罪の適用を見送っていた。
可児さんは、「遺族からすれば、元少年に赤信号だという明確な認識がなかったとしても、危険な運転で例を見ない事故。元少年は右足の親指をけがし、サンダル履きの左足で運転していたが、それを規制する法律もない」と思いを語った。