危険運転致死罪に訴因変更 宮崎地検が延岡の死亡事故で2011.6.3 21:47
宮崎県延岡市の市道で2月、飲酒運転の乗用車が対向車に衝突、対向車を運転していた女性が死亡する事故があり、宮崎地検延岡支部は3日、道交法違反(酒気帯び運転)で起訴した無職、田中輔被告(22)の罪名を、危険運転致死罪とする訴因変更を、宮崎地裁延岡支部に申し立てた。
被害者の遺族が同支部に署名を提出するなどして、危険運転致死罪の適用を強く求めていた。同支部は、変更請求の理由を「飲酒で運転操作が困難な状態だった上、制御困難な速度で走行していたため」とした。
変更請求によると、田中被告は2月13日、制限速度が時速40キロの左カーブを同100キロ以上で走行し対向車に衝突、運転していた延岡市別府町の会社員、志水礼子さん=当時(54)=を死亡させたとされる。 延岡の飲酒運転死亡事故 地検「新たな証拠得た」 宮崎地検延岡支部は3日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪に問われて公判中の延岡市大貫町4、無職田中輔被告(22)の訴因を危険運転致死罪に変更するよう宮崎地裁延岡支部に請求した。危険運転致死罪は裁判員裁判の対象となる。
起訴状などでは、田中被告は2月13日午前3時37分頃、酒を飲んで運転操作が困難な状態にもかからず、同市本小路の市道で乗用車を運転。中央線を越えて、対向の同市別府町、会社員志水礼子さん(当時54歳)の軽ワゴン車と時速116キロで衝突、志水さんは全身を強く打って死亡した、としている。
変更した理由について、宮崎地検の児玉陽介次席検事は「捜査で得られた新たな証拠で、飲酒によって正常な運転が困難だったことや、高速度での走行が認められたため」と説明した。
延岡署は5月2日、自動車運転過失致死容疑で追送検していた。自動車運転過失致死罪の最高刑は懲役7年だが、危険運転致死罪が適用されると最高で懲役20年となる。
危険運転致死罪の適用を求めて署名活動を行ってきた志水さんの遺族は、検察側から処分方針を聞き、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
これまで1万6927人分の署名を集め、地検延岡支部に提出。3日も7371人分を提出し、計2万4298人分になった。長女の千草さん(27)は「安心した。協力してくれた皆さんに良い報告ができる」と、声を詰まらせていた。
千草さんらは毎日訪れているという事故現場に出向いて手を合わせ、志水さんに「天国から見守ってくれてありがとう。これからも頑張るよ」などと言葉をかけていた。
(2011年6月4日 読売新聞)
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危険運転致死傷罪で立件できなくて自動車運転過失致死傷罪に訴因変更するケースは聞いたことあるけど。
ここまで至るには相当の労力要したことだと思います。
危険運転致死傷罪は抜け道が多くザルです。一刻も早く改正して、飲酒運転の場合は危険運転致死傷罪で立件できるようにしてほしいですね。
2011/6/4(土) 午後 11:20 [ kazbom0422 ]
トラックバックさせてくださいね。
2011/6/4(土) 午後 11:28 [ kazbom0422 ]
この判決はまだ出ないのでしょうか?
2012/9/27(木) 午後 2:54 [ 旅人 ]