9人死傷飲酒事故2審も実刑埼玉県熊谷市で飲酒運転が原因で9人が死傷した事故で、飲酒運転の車に同乗していた2人が、危険な運転をほう助した罪に問われた裁判で、東京高等裁判所は、1審の裁判員裁判と同じ、懲役2年の実刑を言い渡しました。
この事故は、平成20年2月、熊谷市で飲酒運転の乗用車が車2台と衝突して、2人が死亡し7人がけがをしたもので、運転手は危険運転致死傷の罪ですでに懲役16年の刑が確定しています。 この事故で飲酒運転の車に同乗していた大島巧被告(48)と関口淳一被告(46)の2人が運転手が酒を飲んで運転するのを容認していたとして危険運転致死傷のほう助の罪に問われ、1審の裁判員裁判は懲役2年を言い渡しました。17日の2審の判決で東京高等裁判所の村瀬均裁判長は「運転手がかなり酒に酔っていたことは誰の目から見ても明らかで、一緒に飲んでいた被告らも運転手が正常に運転できないと認識していた」と指摘して無罪の主張を退け、1審に続いて懲役2年の実刑を言い渡しました。 危険運転をほう助した罪が裁判員裁判で審理されたのは、この事件の1審が初めてで、プロの裁判官だけが審理する2審の判断が注目されていました。 判決のあと、事故で両親を亡くした小沢克則さん(35)と妻の樹里さん(30)が記者会見し、克則さんは「ほう助の罪を認めた判決が出て、両親の死も無駄になっていないと思いました」と判決を評価しました。 また、樹里さんは、「運転手だけでなく同乗者も許さないという私たちの思いが裁判官にも通じたのだと思います。今後は同乗者にも広く飲酒運転防止の啓発を行ってほしい」と話していました。 11月17日 17時36分
熊谷市で9人が死傷した飲酒運転事故で、危険運転致死傷ほう助の罪に問われ、一審で懲役2年の判決を受けた同乗者の男2人の控訴審で、東京高裁は17日、男2人側の控訴を棄却しました。この事故は、2008年2月、飲酒運転しいていた元トラック運転手・玉川清受刑者の乗用車が、熊谷市佐谷田の県道で車2台と衝突し、2人が死亡、7人が重軽傷を負ったものです。一審のさいたま地裁で、同乗者の大島功被告(48)と関口淳一被告(46)の2人は、玉川受刑者の飲酒運転に了解を与えて、危険運転を容易にさせたなどとして、懲役2年の判決が言い渡されていました。控訴審で、大島被告と関口被告の弁護側は、さいたま地裁の公判で不公平な訴訟手続きがあり違法だとして、一審の判決の破棄と無罪を主張してました。17日の控訴審の裁判で東京高等裁判所の村瀬均裁判長は、「証拠採用について裁判所の判断に誤りがあるとは言えない」と指摘した上で、「玉川受刑者の勤務先の先輩という関係などからみても、2人の了解や黙認が玉川受刑者の犯行を容易にしたとの一審判決に誤りはない」として控訴を棄却しました。控訴審判決を受けて、関口被告の弁護人は上告する方針を明らかにし、大島被告の弁護人は「ノーコメント」としています。 事故で両親を失った小沢克則さんと樹里さんら遺族は会見を開き、「飲酒運転の運転手だけでなく同乗者も許さないという、私たちの思いが伝わったと思う」と話しました。
熊谷市で9人が死傷した飲酒運転事故で、危険運転致死傷ほう助の罪に問われ、一審で懲役2年の判決を受けた同乗者の男2人の控訴審で、東京高裁は17日、男2人側の控訴を棄却しました。この事故は、2008年2月、飲酒運転しいていた元トラック運転手・玉川清受刑者の乗用車が、熊谷市佐谷田の県道で車2台と衝突し、2人が死亡、7人が重軽傷を負ったものです。一審のさいたま地裁で、同乗者の大島功被告(48)と関口淳一被告(46)の2人は、玉川受刑者の飲酒運転に了解を与えて、危険運転を容易にさせたなどとして、懲役2年の判決が言い渡されていました。控訴審で、大島被告と関口被告の弁護側は、さいたま地裁の公判で不公平な訴訟手続きがあり違法だとして、一審の判決の破棄と無罪を主張してました。17日の控訴審の裁判で東京高等裁判所の村瀬均裁判長は、「証拠採用について裁判所の判断に誤りがあるとは言えない」と指摘した上で、「玉川受刑者の勤務先の先輩という関係などからみても、2人の了解や黙認が玉川受刑者の犯行を容易にしたとの一審判決に誤りはない」として控訴を棄却しました。控訴審判決を受けて、関口被告の弁護人は上告する方針を明らかにし、大島被告の弁護人は「ノーコメント」としています。 事故で両親を失った小沢克則さんと樹里さんら遺族は会見を開き、「飲酒運転の運転手だけでなく同乗者も許さないという、私たちの思いが伝わったと思う」と話しました。
|
同乗者 裁判員裁判
[ リスト ]

応援してます



