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千葉登校男児死亡:「目を開けて!」母絶叫 歩車分離なく
毎日新聞 2012年04月27日 11時55分(最終更新 04月27日 12時42分)
通学の列に軽ワゴン車が突っ込んだ事故現場(左奥)。道路はゆるやかなカーブになっている=千葉県館山市で2012年4月27日午前11時54分、尾籠章裕撮影
拡大写真 バスを待っていた保護者や近所の人によると、山田君は今年入学したばかり。一列に並んだ4人のうち、山田君が最も道路寄りでバスを待っていたところ、館山市中心部へ向かう青い軽ワゴン車が、スピードを落とさないまま右カーブを曲がりきれず突っ込んできた。車は車体下部に山田君を巻き込み、さらに十数メートルほど進み、ブロック塀に衝突するなどして止まったという。
すぐに近所の人が集まって山田君を車の下から助け出した。「ドーンという大きな音と悲鳴がした。地震かと思い外に出た」という近所の女性によると、数人の男性が車を持ち上げて山田君を救出したが、意識はなかったという。
近くの自宅にいた主婦(65)は「ドン」という音の後、女の人の泣きわめく声を聞いて現場に駆けつけたところ、山田君とみられる男の子が道路に横たわっていたという。「女の人が男の子に覆いかぶさって『お母さんだよ! 目を開けて!』と泣き叫んでいた。本当にかわいそうだった。運転手の男性は車の下にあったランドセルを引っ張り出すと、土下座して母親に謝っていた。後はどうしていいかわからない様子で裸足でうろうろしていた」と振り返った。
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