裁判員制度:市民感覚、被害者の力に…施行3年 |
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事故で曲がった車のナンバープレートを前に、裁判員裁判について語る小沢樹里さん=埼玉県東松山市で2012年5月8日午後3時45分、伊藤一郎撮影
埼玉県熊谷市で飲酒運転して衝突事故を起こし、9人を死傷させた男の同乗者2人が危険運転致死傷ほう助罪に問われた事件。義理の父母を亡くした小沢樹里さん(31)=埼玉県東松山市=は被害者参加制度を利用し、昨年1〜2月にさいたま地裁で開かれた裁判員裁判を経験した。
遺族が知りたいのは事件の法律的な解釈ではなく「なぜ家族が死ななければならなかったのか」ということ。飲酒運転に至る経緯や加害者らの上下関係について被告に繰り返し問う裁判員を「裁判官より被害者の感覚に近い」と感じた。
一方で被害者に対する配慮が足りないとも思った。被害者参加人は審理内容に応じ、被告人質問を行い量刑意見を述べる。初公判から判決までの約1カ月間のうち9日間開かれた公判の準備のため徹夜することもあった。「市民感覚を導入するというなら、被害者にもっと配慮してほしい

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