埼玉・熊谷の飲酒死傷事故:同乗の2人、実刑確定へ 危険運転ほう助で毎日新聞 2013年04月18日 東京朝刊
埼玉県熊谷市で2008年に起きた9人死傷事故で、飲酒運転の加害車両に同乗して危険運転致死傷ほう助罪に問われた飲食店手伝い、大島巧(いさお)(50)とアルバイト、関口淳一(48)の両被告の上告審で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は15日付で両被告の上告を棄却する決定を出した。それぞれ懲役2年の実刑とした1、2審判決が確定する。
判決によると、両被告は08年2月、勤務先の後輩の男=危険運転致死傷罪で懲役16年が確定=と飲酒後、男が運転する乗用車に同乗。時速約100〜約120キロで走行中に対向車2台と衝突し、同県行田市の夫婦(いずれも当時56歳)が死亡、男と両被告を含む7人が負傷した。男は両被告から同乗について了解を得た上で、運転中も制止されなかった。
弁護側は「運転を了解したり、走行を黙認したりしただけでほう助罪は成立しない」と無罪を主張。だが小法廷は「アルコールの影響で正常な運転が困難と認識しながら黙認した。そのことで運転意思をより強固にした」と、ほう助罪の成立を認めた。【和田武士】
◇「同乗も罪」認識を 事故で死亡した夫婦の遺族が17日、埼玉県東松山市の自宅前で報道陣の取材に応じ「運転手だけでなく同乗者も交通犯罪に関わっているという意識が世の中に広がり、飲酒運転がなくなることを願っている」と訴えた。【須藤唯哉】 |
同乗者 裁判員裁判
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