家族の光の中へ/ 小沢事件/あいの会〜活動〜

あいの会を立ち上げました。心の寄りどことが私も必要でした・・・

同乗者 裁判員裁判

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両親の遺影を手に取材に応じる小沢克則さん(中)、妻樹里さん(左)、妹恵生さん=東松山市で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130418/images/PK2013041802100048_size0.jpg
 熊谷市で二〇〇八年、九人が死傷した事故で、飲酒運転の車に同乗し、一、二審で懲役二年の実刑判決を受けた男二人について、上告を棄却するとした最高裁決定。事故で両親を亡くした息子夫婦、同じ車で事故に巻き込まれた娘は一報を聞き、小さく息をついた。「全て終わった。長かった」−。(池田友次郎、岡本太)
 東松山市の小沢克則さん(36)はあの日、父義政さん、母雅江さんの命をいっぺんに奪われた。同乗者二人の実刑が確定することには「許せるわけではない」と話す。
 克則さんの妹恵生(えみ)さん(26)は、事故の瞬間、後部座席にいた。乗っていた軽乗用車は大破し、病院で両親の死を知った。顔などに後遺症が残り、保育士の仕事を辞めた。「裁判が終わったことはうれしいが、それで両親が帰ってくるわけではない」
 それでも、遺族らは歩み続けた。克則さんの妻樹里さん(32)を中心に、裁判の情報を集め、さいたま地検に告訴状を提出。道交法違反で書類送検されていた同乗者の二人が、危険運転致死傷ほう助の罪で起訴された。
 樹里さんは五年間で約三十回の講演を行い、飲酒運転撲滅を訴えた。「両親の死が、せめて飲酒運転の結果の重大さを伝えてくれれば」。昨年七月には、無謀な運転の防止を呼び掛ける有志の会を立ち上げた。
 十七日、自宅前で取材に応じた克則さんらは両親の遺影を両手でしっかり抱えていた。「自分たちの中では、一つの区切り」と克則さん。樹里さんは「飲酒運転は同乗するだけでも犯罪になるんだ、という意識を持ってほしい」と力を込めた。
 <熊谷の9人死傷事故> 熊谷市佐谷田の県道で、2008年2月、飲酒運転の男(37)のスポーツカーが、時速100キロ以上で対向車2台に衝突。2台目に衝突された軽乗用車の小沢義政さん、雅江さん夫妻=ともに当時(56)=が死亡したほか、スポーツカーに乗っていた3人を含む7人が重軽傷を負った。スポーツカーの3人は、直前まで市内の飲食店で5時間近く飲酒していた。

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