「犠牲が法律を変えた」 事故遺族ら喜び 危険運転新法が成立2013.11.21 01:16
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自動車運転死傷行為処罰法の成立を受け記者会見する、京都府亀岡市の集団登校事故で娘を亡くした中江美則さん(左)ら=20日午後、衆院第2議員会館 自動車運転死傷行為処罰法の成立を受け、交通事故の遺族らが20日、都内で記者会見し「大きな一歩だ」などと喜びを語った。
「娘たちの犠牲が法律を変えた。『おまえら、すごいことしたんやで』と心の中で叫んだ」
京都府亀岡市の集団登校事故で娘を亡くした中江美則さん(50)は、成立の瞬間を振り返った。
中江さんは、無免許運転が危険運転致死傷罪の適用対象にならなかったことに不満を述べながらも、「今まで、亡き娘たちにどう言葉をかけていいか悩んでいた。娘たちの無念をどう晴らしてやれるか、と考えてきたが、こうして法案が成立したことは前進だ」と評価した。
栃木県鹿沼市で起きたクレーン車事故の遺族会代表を務める大森利夫さん(49)は「命の重みに目を向けた法改正が実現できた。犠牲者を出さない交通社会になってほしい」と訴えた。
飲酒ひき逃げ事故で次男を失った大分県国東市の佐藤悦子さん(62)は「同じような事故で奪われた多くの命と引き換えにできた法律」と強調。「成立で満足するのではなく、しっかり運用されるよう見守っていきたい」と力強く話した。
危険運転厳罰法成立:悲惨な事故なくして…遺族ら国会で涙毎日新聞 2013年11月20日 23時44分(最終更新 11月21日 00時25分)
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自動車運転死傷行為処罰法が成立し、記者会見で涙を流す交通事故遺族の佐藤悦子さん(右)と高石洋子さん=衆院第2議員会館で2013年11月20日午後1時半、竹内幹撮影
自動車運転死傷行為処罰法が20日、参院本会議で成立し、悪質運転に対する罰則が強化された。来年5月までに施行される。法整備を求めていた交通事故遺族らは傍聴席で成立を見届け「これ以上、悲惨な事故が起きないでほしい」と訴えた。【伊藤一郎、中津成美】
2012年4月に京都府亀岡市で起きた集団登校事故の遺族は20日午後、東京都内で記者会見し、娘の真緒(まお)ちゃん(当時7歳)を亡くした小谷真樹(おだにまさき)さん(31)は「人の命が犠牲になった上での法改正。事故抑止につながることを願っています」と語った。
娘の松村幸姫(ゆきひ)さん(当時26歳)を亡くした中江美則(よしのり)さん(50)は「罰則強化は不十分だが、一つのステップ」と語り、無免許運転を危険運転致死傷罪の対象にするよう求める活動を続ける考えを示した。
飲酒・ひき逃げ事故の遺族団体も会見し、飲酒を隠す目的で現場から逃げる行為を罰する規定が設けられたことを評価した。03年に次男拓那(たくな)さん(当時16歳)を亡くした北海道江別市の高石洋子さん(51)は「願いがかなった。10年前にこの法律があったら、軽い刑で悔しい思いをしなかったのかなとも思う」と声を震わせた。
新法では、特定の病気の影響で起こした事故を危険運転致死傷罪に問えるようになる。栃木県鹿沼市で11年4月、運転手のてんかん発作が原因とされるクレーン車暴走事故で大森卓馬君(当時11歳)を亡くした父利夫さん(49)は会見で「事故の歯止めになるような法律になってほしい」と力を込めた。伊原大芽(たいが)君(当時9歳)の父高弘さん(42)は「医師に何度も注意されているような悪質で反社会的な運転が『危険』と名の付く法律で裁かれることを評価する」と話した。 |
飲酒・交通事故
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