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事件概要
2008年2月17日、飲酒運転の末に暴走した車が、前方親子車両に接触し、その後、後続車(小沢車両)に接触。車に乗っていた家族4人のうち、助手席にいた父・小沢義政(56)、運転席の後ろに座っていた母・雅江(56)が死亡。運転していた恵司が重体、恵生が重傷となる。現在も後遺症とともに生きている。
乗用車を運転していたトラック運転手(32)に事故前に酒を出した飲食店の男性経営者によると、運転手はビール1杯、酎ハイ7杯などを同僚合わせてグラスで約30杯飲み、経営者は玄関まで見送ったという。運転手は店を出た後、同僚2名を乗せてキャバクラで遊ぶために飲酒運転を続け交通犯罪を起こした。日常より飲酒運転を繰り返していた。
三つの裁判の概要
飲食店店主の裁判 (第1の裁判)酒類提供罪(道路交通法違反)
・2008年2月27日、道路交通法違反(酒類提供)で逮捕。3月19日起訴。
・5月12日(全国初)酒類提供罪で初公判(さいたま地裁)。「被害者なき犯罪」とされ、遺族の意見陳述は認められず。
・5月23日、衆議院法務委員会で鳩山法務相(当時)が「何か工夫あっていいのかな」と答弁。5月29日の公判で小沢樹里が証人尋問で法廷に立つ。
・判決は、「懲役2年、執行猶予5年」(さいたま地裁 2008年6月5日。求刑は懲役2年)
加害運転手の裁判 (第2の裁判)危険運転致死傷罪
・2008年2月27日、危険運転致死傷罪で逮捕。3月19日起訴。
・10月2日、初公判。被告は危険運転を否認。争点は、飲酒による運転の影響で、「正常な運転は困難であった」(検察側)と「正常な運転ができないほどは酔ってはいなかったから、自動車運転過失致死傷罪に適用すべき」(弁護側)など。
・11月6日まで、計7回の公判審理を経て、11月12日の判決は「懲役16年(求刑懲役20年)」
・検察、被告双方控訴し東京高裁にて控訴審。2009年11月27日「懲役16年 確定」
同乗者(2名)の裁判 (第3の裁判)危険運転致死傷ほう助罪
・当初、道路交通法違反の同乗罪で送検(2008年5月12日)されたが、危険運転致死傷共同正犯で告訴(6月5日)し、2009年8月24日、危険運転致死傷ほう助罪で(全国初)起訴された。
・被害者参加人として裁判に係わる。裁判員裁判で2月14日に「実刑2年」、判決不服で被告2名が控訴。2013年4月15日に最高裁で「実刑2年」が確定し5年と2カ月の刑事裁判が終わる。
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