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「いのちの音」
今年も残り一日となりました。
昨日あいの会でも年末恒例の忘年会を行いました。
あいの会はおいしい料理を一緒に食べようという
小さなきっかけから始まった会です。
レバノン料理と言うのを初めて頂きました。
仲間と共に過ごす時間はとても短く感じました
終電ぎりぎりまで、共に語り合い、お店から走って電車に向かいました。
毎回、行きは心弾み、帰りはもっと時間がほしいなと思います。
人が集まり、鼓動が重なると、共鳴をしているように感じます
私たちの集まりは「交通犯罪」に巻き込まれると言う悲しい出会いでした。
それでも、今年一年、悲しくも仲間も増えて、
3周年記念という大きな行事もこれまでよりも、会の中で助け合いができると言う
温かな支えあいによって行う事ができました。
また、それに伴い、更生保護女性会の皆様にはたくさんのサポートをしていただき大変
感謝をしております。
お名前は出せませんが、多くの皆様にたくさんの「縁」に助けて頂いた1年でした。
私自身は今年初めて、テレビ朝日のワイドスクランブルに生出演や法務委員会への出席、
交通安全基本計画や被害者等基本計画の見直しなどにあいの会として出席し、またありがたいことに講演も学校や企業・行政の皆様に「犯罪被害者の支援の必要性」や「飲酒運転の撲滅」などの題材で活動をさせていただきました。
また、民事裁判はまだ継続しているために、家族で抱える悩みはまだ尽きません。
そして、今年は同乗者の2名の加害者が社会に出てきました。
実刑2年は非常に軽いと思います、ですが、飲酒運転に対して警鐘にならず為には意義のある実刑判決だったと思います。そして、仮釈放に対しての被害者としての関わりや保護観察期間中の対象者との関わりは、何よりも、家族の7年たったその先の想いを互いに確認した時間でした。家族によって意見が違ってもよいと言う事はとても大切なことで、それをお互いに受け入れることができました。ですが、そこで経験した被害者としての想いを、今後も世に伝え、保護観察の制度がより良いものになるとよいなと思いました。
普段は子供達のお母さんをしている普通の主婦の私ですが、人生そのものの歩き方が本当に変わったと感じ、不思議だなと感じます。
地域でしか生きて来なかった私の人生は、思いもよらない方向に向かう事になりました。
子供達には親のわがままで随分と我慢させてしまった事もありました。
そして友人や知人には本当にたくさん支えてもらえました。
「被害者になったから話しかけない」「その話題には触れない」
と言う事ではなく、ありのままの私の言葉に耳を傾けてくれる友人に出会うことができ
子育てとは違う相談も、聞いてくれる友人に出会う事ができて本当に感謝をしたいと思います。
私達はそれぞれに、個性があり、想いがあり決して重ならない部分があります。
交通事件と言っても、被害の人数では決して決まらないそれぞれのケースがあり
家族だって、思いも違い、そこに複雑な法律が重なります。
犯罪被害者と言うのは、ある日突然、大切な人を奪われ人生のすべてが変わります。
ですが、残された私達は、大切な人の「いのちの音」は決して忘れません
私達家族は生きてこそ、大切な人の命の重さを伝えられるはず
年月が経ち、かすれそうになる思い出がとても怖いのです、そんな日々を過ごしています。
一人一人の「いのちの音」を私なり伝えられるよう来年も活動をしていきたいと思っています。
長文となりましたが
今年も皆様大変お世話になりました
来年が、皆様にとって良い年となりますよう願っております
関東交通犯罪遺族の会 小沢樹里
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