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「飲酒運転は重大犯罪」
9人の死傷者を出した交通事故で、泥酔した運転者の車に同乗していた2人に実刑が言い渡された。埼玉県での裁判員裁判の判決である。
▼危険運転致死傷ほう助の罪に当たるという。泥酔していることが分かっているのに車の発進を認め、走っている間も止める義務を果たさなかった。こういう行為が危険運転を助長したと判断したのである。 ▼普通の感覚なら、泥酔状態の人が運転する車には、怖くて乗れない。けれども同乗者として実刑判決を受けた2人は、ふだんから飲酒運転をしていたという。類は友を呼ぶというところか。 ▼運転者だけではなく、同乗していた人までが実刑とは、まさに厳罰だ。飲酒運転は重大犯罪。それを黙認した者も等しく犯罪者という警告である。それほど飲酒運転事故は、のっぴきならないところまできているということだろう。 ▼和歌山県では昨年、約7千件の交通事故が発生、52人が亡くなった。その中には、飲酒運転による事故が74件も含まれている。埼玉県のような重大事故がいつ起きても不思議ではない状況である。 ▼飲酒運転は、時には何の罪もない人まで巻き添えにする重大犯罪である。まずは運転者の自覚が必要だが、同時に周囲もそれを見逃してはならない。さらにいえば、運転者の酒臭い息を感知すると、ハンドルが動かなくなるような車の開発も急がれる。 ▼宇宙まで衛星が行き来する時代である。できないことではなかろう。 (香) (2011年02月16日更新) |

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