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小沢樹里(おざわ じゅり)
関東交通犯罪遺族の会(あいの会)の代表
事件概要
義理の両親、小沢義政(おざわ よしまさ)、小沢雅江(おざわ まさえ)は、平成20年2月、埼玉県熊谷市内において同乗していた自動車が、飲酒運転の自動車に正面衝突され、死亡。
その際、車を運転していた義理の弟恵司(けいじ)と、同乗していた義理の妹恵生(えみ)の双子の兄妹も共に重傷を負いました。
それから交通犯罪遺族となりました。
この事件では、4人の被告人に対する次の3つの裁判を通じて、従来型の裁判官のみによる裁判と裁判員裁判とを経験し、また、被害者参加もしました。
第一裁判
運転者に酒を提供した飲食店主に対する酒類提供罪 (道路交通法違反)
「被害者なき裁判」道路交通法には被害者がいない為、
被害者としての権 利を使うことができませんでした。
第二裁判
泥酔状態で自動車を運転した運転者に対する危険運転致死傷罪
公判前整理手続きが行われましたが、従来型の裁判官のみによる
裁判でした。
第三裁判
運転者と一緒に飲酒し、車両に同乗していた2名に対する
危険運転致死傷幇助罪
単に同乗していただけではない悪質な同乗者に対しても、
警察は道路交通 法の同乗罪で立件したため、私たち家族は、
第一裁判と同様「被害者ではない扱い」とされる可能性がありました。
それを避けるため、家族で危険運転致死傷の共同正犯で告訴と告発を
行いました。
長男の嫁である私は、一親等の姻族であるにもかかわらず、
血族でない ことから誤解されて「被害者等」の立場からいつも
疎外され、上記告訴も検察の指導により、「告発」で出し直しを求めら
れました。被害者参加については、こちらの働きかけにより、ようやく
実現したものです。
裁判員裁判となり、従来とは全く違う裁判を経験しました。また、
被害者参加も経験しました。
・被害者参加人→4人
・証人→恵司、恵生、克則の順で3人が証言
・被害者の意見陳述→恵生、恵司、樹里の順で3人が被害者の意見陳述
・犯罪事実についての被告人質問→樹里
・被害者論告→克則さんが10年を求刑
平成24年7月、関東交通犯罪遺族の会(あいの会)を同じ境遇の遺族とともに立ち上げ、現在に至るまで交通犯罪被害者遺族の立場から、交通犯罪の撲滅・犯罪被害者への理解・また被害者遺族として心のケア講習などを取り入れて活動しています。
飲酒運転が犯罪であり、さらに、運転することになる者にアルコールを提供するものや、運転者が飲酒していることを知りながら送迎を依頼するなどして同乗した者も加害者である事、そして犯罪被害者の支援の必要性などについて、行政や企業、学校、法曹関係者に向け講演活動を行うなどしています。
また、裁判員裁判における裁判員と被害者の関係などの問題や、加害者と被害者との関わり方などについても経験を通じて訴えています。
所属する団体
関東交通犯罪遺族の会(代表)
生命のメッセージ展
全国犯罪被害者の会
途切れない支援を被害者と考える会(副代表) 「被害者ノートの制作 加害者には「被疑者ノート」がありますが、被害者にはありませんでした。被害者となり、その必要性を感じ、殺人・交通事件・性犯罪・DVの被害者、遺族、家族とそれに関わる支援者と共に作りました。
著書
交通犯罪 悲しみの先に見えた「家族の光」リベルタ出版
小沢克則・樹里[著]
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2015年05月27日
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