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埼玉の小沢克則・樹里・恵司・恵生です
双子の誕生日の七夕に備え、短冊に願い事を書き始めました。
恵生の願いは「人一倍楽しい30代になりますように」
恵司は「充実した30歳になりますように」
何から書いたら良いのか分かりませんが、すべての裁判が今日、急遽終結しました。
双子が30歳になるのを前に、両親が裁判のおわりを「今日」として、新しい一歩を踏み出せるようにしてくれたのかと話しながら帰宅しました。
当時21歳になった二人には過酷な運命でした。
自身の体への衝撃とともに両親の死、そして慣れない私達夫婦との生活
すべてが変わってしまった2008年2月17日。
家族含め親戚友人知人そのすべてが「自分は関係ないだろう」と思っていたことが
降りかかりました。
刑事事件では5年間がかかり終結をしました。
問題点は道路交通法には「被害者がいない」想定されていないと言う事でした。
そこで先日お亡くなりになられた鳩山邦夫前法務大臣にお会いしました
国会答弁でも「何か工夫があってもよい」との発言、そして直接面談も
する事が出来ました。今後法改正され「被害者を想定した」法律にして欲しい
と願い活動してまいります。
民事裁判では、裁判長は数回変わりましたが、最後の裁判長は大岡越前の様な方で、しっかりと人間として向き合ってくれたと感じました。
「血も涙もない裁判所だと思っていましたが、しっかり見てくださりありがとうございました」と伝えられました。
決して、すべて納得できる結果での終結ではありませんでした。
ですが、家族で考え、悩み苦しみぬいた結果でした。
民事裁判の最後にずっと話してみたかった人に話しかけました。
それは、同乗者の加害者側の弁護人です。
ずっと見ていた、ずっと刑事民事裁判ともに加害者○○○○の熱心なサポーターでした。
加害者にも人権があるから弁護士は必要だと思う、お互いに長い付き合いになりましたね
と話しかけ、少しお時間よろしいですかと聞き、丁寧に応対していただきました。
・危険運転致死傷罪ほう助が成立してどう思っているか「悔しいですか?」とお聞きしました。
・裁判時の心境
・加害者の心境と弁護士の心境は常に一緒だったのか(無罪主張について)
・出所後の加害者の意見と裁判時に人格が違うほどだったがどうしてか
・当初の国選がいたのに、さらに参加してきた理由
非常に勉強熱心な弁護士の先生の回答だなと思いました。
「刑事裁判の中で私達は最初から同乗者への罪を最重要してきました」というと
驚いたような声を出されていました。が続けて
「運転手は当然罪に問われますが、同乗者も絶対に許さない、逃がさないと思って最初から
動いていましたから、告訴は運転手の裁判より前にしたんですよ」と伝えました。
私達の想いの重さがわかったと思いました。
ですが最後に「被害者参加には反対」と言われました。
それにはしっかり答えられたか、人込みであやふやな答え方になってしまいましたが、
私は公判前整理手続きから被害者が入れない裁判は、被害者の人権を無視している。
というようなことを伝えるべく「公判前」と文言がでないまま、話してきました。
「人権」と言う言葉が今まで「加害者」に向けてだけ考えられてきたこの日本は
被害者の「人権」を無視したまままだ暴走をしていると思い過ごしてきました。
誰にとっても、平等に「人権」があることが大切と思いました。
被害者や被害者遺族は真実を知りたくてどれだけ努力しなくてはいけないのか。
また、それまでに費やす時間、労力は異常なほどでした。
真実を知るために、多くの皆様にサポートいただき、
この8年を過ごすことができました。
暖かな声で励ましてくれたご遺族の皆さま
支援をしてくれた多くの被害者支援員の皆様
わがままに付き合い、英断頂いた検察官と事務官の皆様
報道を通して支援くださった報道関係者の皆様
資料にまみれ、共に戦ってくださった弁護士の皆様
事故当初から現在に至るまで支えてくれた多くの友人の皆さま
小沢家と関わってくださり支えてくださった皆様
心から感謝いたします「本当にありがとうございました」
今後の活動は
「犯罪被害者支援への理解」「身勝手な交通事件の撲滅」「飲酒運転の撲滅」
同じような思いをした遺族との交流続けていきたいと思います。
また関東交通犯罪遺族の会(通称あいの会)も地道に続けていきたいと思います。
![]() 最後はあっけにとられた終わりでしたが
8年4ヶ月にわたる長期戦となった「裁判」に100%ではないですが悔いはありません。
だからこそ、今後も地道に過ごしていきたいともいます。
失った両親の存在は大きく、双子の未来も変えられるものではありません
加害者4人に対しての憎しみは、時に事件当時よりも増大します
これからも、悩む時があり、辛い時があると思います
この事件を通して、多くの事を知り、多くの人と出会い、多くの事を教えてもらいました。
私たちにとって、新しい財産となり事後成長が少しはできた気がします。
皆様にとっても良い七夕になるよう願いまして感謝の言葉とさせていただきます。
これからもどうぞ小沢家一同よろしくお願いいたします。
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今日の日記
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今日週刊フジテレビ批評を拝見しました
決して誠意ある対応をしてほしいです。 |
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今日が命日でした。 8年経っても裁判も終わらずに、過ごす毎日です。 連日事故の報道は止まず、ニュースを見ることすら出来ない日もありました。 それでも今年の花束は違う重みがありました。 罪を償うこと 決して忘れないでほしい 謝らなかった日よりも 手を合わせる心を 毎年来る、今日を絶対に忘れないでほしい 決して許せぬ罪 会うこともしたくない 加害者の罪の重みを私たちも今日考えました。 また、被害者が増えぬよう、両親に見守って欲しいと願い、現場を事件同時刻にいってきました。 |
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人によって「価値」は違うと言う事はないはずなのに
人によって考え方も違うと気づいたのはいつだったか
それを気が付くことが何よりも大切なのに
自分自身はどこまで分かっているのか自問自答
自分になにが足りていないのか?
自分にはなにが必要なのか?
いつも考えなくてはいけない
毎日過ごせることが何よりも大切なことなのだから
交通事故・・・アクシデント?
人の命を奪っておいて
人の未来を奪って事故か?
止められる事故だったはず
何度思い返しても、あなたはかならず止められた
そう思うと、なんども何度も・・・
恨んでしまう。
なんども、あの時の戻り・・・車のキーを取り上げたいと思います。
長野のバス事故も
きっと誰もが後悔している。
原因もはっきりしないまますごし
今日も苦しんでいる人がいることを思うと
私も苦しくなるけれど・・・何もできないのも事実
せめて、事故原因がしっかりと追及されることを願うばかりです。
さて、本題ネット上で弁護団が結成された記事に対してバッシングの嵐が起きているのをみて
とてもびっくりしました。
・報道の多さ
・被害者の人数が多い事件
・何個もの企業が関わったバスツアーのため、加害者もどこまで広がるかもわからない
(運転手は当然でも、刑事事件はそれだけではないこともあるので)
弁護士が先頭に立たなければ、全部悲しみや病院通いしながら遺族・家族がすべて行うようになるんです
被害者だけでは抱えきれないのは当然
支援者として弁護士を付けたのは非常に大切なことな一歩
皆さんが考える「お金」よりも、
被害者や遺族は「命の尊厳」や「事件の真相」を何よりも重んじます
だからこそ、刑事事件を念頭に、弁護団をしっかり付けたのだと思います。
弁護団はVSフォーラムという被害者専門の弁護団でこの弁護団も非常に珍しく
被害者の事だけを念頭にし、入会できる弁護士も選抜された人しか入れないほど厳重と聞きました。
私自身も知っている先生がいらっしゃいますが、被害者問題についてとても検討されています。
特に刑事事件から真摯に考える弁護団は日本ではなかなかいません。
弁護士というっても、病院の先生と同じように専門分野があります。
刑事事件の中に弁護士が入るようになり、随分と変わりました。
被害者としての当たり前の権利を、堂々と主張が出来るようになりました。
そればで、言われたらそれだけを信じてきましたが、やはり、被害者だけでは
精神的にも壊れてしまいそうなほど、膨大な時間を裁判に費やすのです
だから、できるなら、そんな被害者の弁護士のバッシングをするなら、
被害者がなぜ弁護士を雇うほど追い込まれているのかを少しだけでいいから考えてもらいたいです。
被害者にとって、遺族にとって、もう戻ることのない一日なのです
バッシングだけでなく、「きもち」を考えてください。
どうかよろしくお願いします。
最後になりましたが、被害者の方には無料で「被害者ノート」をお配りすることができます。
必要な方がいらっしゃれば、小沢までご連絡ください。
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「いのちの音」
今年も残り一日となりました。
昨日あいの会でも年末恒例の忘年会を行いました。
あいの会はおいしい料理を一緒に食べようという
小さなきっかけから始まった会です。
レバノン料理と言うのを初めて頂きました。
仲間と共に過ごす時間はとても短く感じました
終電ぎりぎりまで、共に語り合い、お店から走って電車に向かいました。
毎回、行きは心弾み、帰りはもっと時間がほしいなと思います。
人が集まり、鼓動が重なると、共鳴をしているように感じます
私たちの集まりは「交通犯罪」に巻き込まれると言う悲しい出会いでした。
それでも、今年一年、悲しくも仲間も増えて、
3周年記念という大きな行事もこれまでよりも、会の中で助け合いができると言う
温かな支えあいによって行う事ができました。
また、それに伴い、更生保護女性会の皆様にはたくさんのサポートをしていただき大変
感謝をしております。
お名前は出せませんが、多くの皆様にたくさんの「縁」に助けて頂いた1年でした。
私自身は今年初めて、テレビ朝日のワイドスクランブルに生出演や法務委員会への出席、
交通安全基本計画や被害者等基本計画の見直しなどにあいの会として出席し、またありがたいことに講演も学校や企業・行政の皆様に「犯罪被害者の支援の必要性」や「飲酒運転の撲滅」などの題材で活動をさせていただきました。
また、民事裁判はまだ継続しているために、家族で抱える悩みはまだ尽きません。
そして、今年は同乗者の2名の加害者が社会に出てきました。
実刑2年は非常に軽いと思います、ですが、飲酒運転に対して警鐘にならず為には意義のある実刑判決だったと思います。そして、仮釈放に対しての被害者としての関わりや保護観察期間中の対象者との関わりは、何よりも、家族の7年たったその先の想いを互いに確認した時間でした。家族によって意見が違ってもよいと言う事はとても大切なことで、それをお互いに受け入れることができました。ですが、そこで経験した被害者としての想いを、今後も世に伝え、保護観察の制度がより良いものになるとよいなと思いました。
普段は子供達のお母さんをしている普通の主婦の私ですが、人生そのものの歩き方が本当に変わったと感じ、不思議だなと感じます。
地域でしか生きて来なかった私の人生は、思いもよらない方向に向かう事になりました。
子供達には親のわがままで随分と我慢させてしまった事もありました。
そして友人や知人には本当にたくさん支えてもらえました。
「被害者になったから話しかけない」「その話題には触れない」
と言う事ではなく、ありのままの私の言葉に耳を傾けてくれる友人に出会うことができ
子育てとは違う相談も、聞いてくれる友人に出会う事ができて本当に感謝をしたいと思います。
私達はそれぞれに、個性があり、想いがあり決して重ならない部分があります。
交通事件と言っても、被害の人数では決して決まらないそれぞれのケースがあり
家族だって、思いも違い、そこに複雑な法律が重なります。
犯罪被害者と言うのは、ある日突然、大切な人を奪われ人生のすべてが変わります。
ですが、残された私達は、大切な人の「いのちの音」は決して忘れません
私達家族は生きてこそ、大切な人の命の重さを伝えられるはず
年月が経ち、かすれそうになる思い出がとても怖いのです、そんな日々を過ごしています。
一人一人の「いのちの音」を私なり伝えられるよう来年も活動をしていきたいと思っています。
長文となりましたが
今年も皆様大変お世話になりました
来年が、皆様にとって良い年となりますよう願っております
関東交通犯罪遺族の会 小沢樹里
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