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原始人の見聞
日本の文化は一言では語れません。

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「ワンマン」の語源

「ワンマン」の語源
 英語のOne manは一人と言うことであるが、日本では昭和21(1946)5月22日から総理大臣になった自由党総裁・吉田茂の独断ぶりを評して「ワンマン」と渾名(あだな)を付けてから有名になった言葉である。
 それ以降、自分一人の考えで全てを切り回し、他の意見は殆ど耳にすることなく、常に最後は唯我独尊(ゆいがどくそん)的な行動を貫いている傍若無人(ぼうじゃくむじん)な者を指して言うようになった。
 「家の亭主はワンマンで困る」とか「何せ、女房がワンマンなもんだから」とか、「ワンマン社長」などと言う言葉も生まれている。
 
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ワンマン吉田茂 出典:ウィキペディア
 
 
 今回で「言語篇」は終了です。永い間、読んでいただき、また種々のご指摘をいただき有難う御座いました。

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「わんさガール」の語源
 映画撮影所の大部屋女優や無名の女優のことを言う。
 大正9年(1920)に、松竹の蒲田撮影所が創立されて間もなく出来た言葉で、大部屋にはわんさ(沢山という形容)と群がっている女優達を見て「こんなのをワンサガールと言うんだね」と、ある人が評したことが流行したもので、もちろん英語ではない。

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「破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)」の語源
 破れた鍋でもそれにぴったりと合う綴じ蓋があると言う意味で、どんな人にもそれに相応した配偶者があるものだという例えに用いる言葉である。
 また、何事にも似通った者同士がふさわしいという意味で用いられる場合もある。

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「綿帽子と角隠(わたぼうしとつのかくし)」の話
 平安時代に女性が外出する時は、市女笠(いちめがさ)の代わりに必ず被衣(かづき)を頭から被っていた。それが江戸時代になると被衣を省略して晒木綿(さらしもめん)やそのほかの布で作った被り物を頭の載せるだけとなり、これを「およほし」「隅手拭(すみてぬぐい)」などと称していた。次いで、寛文年間の末から延宝年間の始めにかけて「綿帽子」を被るようになり、さらに江戸時代後期の寛政年間になると一層簡単にして上等の布で拵えた「角隠」を用いるようになった。
 角隠とは、女は嫉妬深く角を出したがるので、その戒めとして名付けたものという。したがって、綿帽子や角隠は主として嫁入りの祝儀の時に用いられたが、綿帽子は不吉な際にも同様に使われていた。
 
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綿帽子 出典:ヤフー画像         角隠 出典:ヤフー画像

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「勿忘草(わすれなぐさ)」の語源
 ドイツ語のVergiss-mein-nichtを日本語に訳した花の名前で、英語名もその直訳のforget-me-notである。
 ヨーロッパ原産の花であるが、アメリカ合衆国アラスカ州の州花にもなっている。
 この花の名前は、中世ドイツの悲恋伝説から生まれた名前である。
 昔、騎士のルドルフは恋人のベルタと春の夜にドナウ川のほとりを散歩していた。その時、ルドルフは岸辺に咲く藍色の美しい花を見つけ、恋人のためにこの花を採ろうとしたが、誤って川の流れに足を取られ、川に落ちてしまった。ルドルフは必死に岸へ泳ぎ着こうとしたが、ついに力尽き、手にした花を彼女に投げながら「Vergiss-mein-nicht(僕を忘れないで!)」という言葉を残して帰らぬ人となった。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供えて、彼の最後の言葉を花の名前にしたという。
 
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勿忘草 出典:ウィキペディア

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