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長岡派定番の電源ケーブルといえばキャブタイヤによる自作ですが、この「キャブタイヤケーブル」の意味を調べてみると「通電状態のまま移動可能なケーブル」とあります。工事現場などで移動して使用するのに都合がよく利便性に優れるということのようです。逆に言えば、オーディオ用としてケーブルを動かさずに使用する場合は単線ケーブルの方が有利という見方も出来ます。ただ、単線は電源ケーブルとして使用するには扱いづらいのが難点です。そこで、単線に近いケーブルがないか探してみたところ、使えそうなケーブルを見つけたので取り寄せてみました。それが、フジクラ・ダイア製のCV-S 3Cです。値段は激安の400円/m。構造は写真のとおり0.5mm2の線が7本束ねの3.5mm2の3芯を銅箔でシールド。プラグの取付けは、Rが必要な個所はケーブルを曲げてから取付け。予め敷設完成予想図をイメージするなどの工夫が必要となります。
さて、完成した電源ケーブルをパワーアンプに接続し試聴してみました。試聴初日は、ケーブルのエージング不足が影響しているのか音に多少硬さを感じましたが、試聴2日目になると、単線の威力でしょうか明瞭度が増し力強さも発揮してきました。愛聴盤のピアノソロを聴いてみると、左手の鍵盤のタッチ1音1音の低音が床を振動させ、指で叩くパーカッションは指先の動きが見えるような感覚を覚えます。これまで使用していた5.5mm2の2芯キャブタイヤに比べ明らかにパフォーマンスが向上していますが、もしかしたらシールドの効果が大きいのかもしれません。改めてオーディオの面白さを実感できる体験となりました。
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