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六本木にある国立新美術館で開催中のルーシー・リー展(Lucie Rie)に行ってきました。
250点からなる展示は見ごたえがありました。絶妙な色彩感覚と、繊細かつユニークなデザインとフォルムが独特。一度みたら「あ、これは彼女の作品かな?」と印象付ける程に力強いものがあります。
当時の陶芸家の巨匠である、バーナード・リーチに作品が全体に薄く装飾的なところを批判されたそうですが、私はそんな彼女の繊細なデザインが素敵だと思いました。
柔らかなフォルムは、遊び心があって魅力的です。こんな器が家にあったら、とっておきの場所を用意して、飾りたい、そしてゆったりと鑑賞する時間を持ちたい、そんな気にさせてくれるのです。
驚いたのは、素焼きをせずに釉薬を直接つける技法。
急ぎの作品を頼まれて、時間が間に合わず、やっつけでやった結果うまくいったという、そんなアクシデントから生み出されたそうです。
戦争を経験したり、表現したいものが作れなかった時を経て、逆境さえもチャンスに変え、全てを糧として作品に反映させながら、意欲的に製作を続けていた彼女の生き方にも感銘を受けました。
また陶芸を始めたいなぁ。
ルーシー・リー展:公式サイトはこちら→http://www.lucie-rie.jp/
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