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4月22日は地球の日・アース・デーでしたね。
今回のイタリア訪問中立ち寄った、イタリア北西部・トリノ郊外にある「ダマヌール」のことをご紹介したいと思います。環境問題に関心のある方はすでにご存知でしょうか。
ヨーロッパ最大のコミュニティー共同体である、ダマヌールはイタリア政府公認のエコロジカルな社会の仕組みを持つ自治体です。(コミュニティーの端から端までは、車で約30分かかります。)トリノからさらに1時間電車に乗り、そこからバスに30分程揺られ、少しずつ迫ってくるアルプスの美しさに見とれ、スイスとの国境沿いであることを感じていると到着します。今回のイタリア訪問で、最も空気がきれいで自然が美しかった場所、それがダマヌールです。木蓮やりんご、アーモンドの花が咲き乱れ、小鳥のさえずりが耳に優しく響いてきました。
ダマヌール発足から約24年、活動に携わっているという方に案内してもらいました。
社会問題に関心を持ち、異なる専門分野の人達が熱心にアイディアや理想・理念を語り、それぞれの研究内容を発表したりする等、お互いに学びあうことをやっていた、それがこのコミュニティーの始まりだそうです。今では珍しくない異業種・異分野間の交流をすでに行っていました。
そして、「常に研究を続け、学びから得た知識を実践・実用化し、自分だけの知識にせずに、他者や社会と共有していく」という作業を、人生を通して出来る場所を作ろうとの志のもと発足したのです。
平たくいうと、ダマヌールは自然との共存を常に探求し続けながら、実践しているコミュニティーです。
(この「常に進化する」ということは、彼らの大切な哲学です。新しい事実を日々発見していくのですから、常に現在進行形での「学び」が哲学のベースにあります。今日知る発見も、その後充分変わる可能性があることを踏まえているのです。己に謙虚になり、学び続けることを啓蒙します。)
私が訪れたウェルカム・センターで使われるトイレの水は、溜めた雨水を使っているのだとか。
食べたランチの食材も全てコミュニティーで栽培されたオーガニック食材。
しっかりと野菜のうまみがあり、体に優しい味がしました。
私は日常生活の中で、意識しながら何ができるかな?
写真:イタリア・ダマヌールの空
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