Social Justice

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nakata.net cafeを訪れて

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今月27日にオープニングしたばかりのnakata.net cafe(原宿)に行ってきました。

外壁にあたる部分は全てガラス張りで、自然光がたくさん差し込む明るい店内は、天井が高く、広々としてモダンかつ洗練された雰囲気で素敵でした。

これまでに、過去2回ワールド・カップ開催に合わせて期間限定でカフェを開催してきた中田英寿氏。
今回で3度目の開催となるカフェですが、中田氏が日本全国を旅する中で出会った特産物を使ったメニューは種類が豊富で魅力的です。ランチで来るも良し、ディナー前に軽く飲む、またはゲーム観戦しながらの食事やお酒も楽しめる、素敵な空間です。

また、カフェでは合わせて3つの社会貢献プロジェクトを行っていて、そのひとつは、食事を食べ残した人には24円を加算して、アフリカの子供たちへ給食・1食分(=24円)を寄付する取り組みです。食事を食べ残さない人も、寄付することが可能です。今年のワールド・カップ開催国である南アフリカ。経済成長を遂げる一方で、飢餓や貧困の問題は依然として深刻です。中田氏なりの、社会問題との関わり方がこのような形で反映されていて、とても好感が持てます。

自分に何が出来るかを考え、そして行動をおこす。
規模ではなくて、行動をおこすことに意義があるのでしょう。
引き続き、「私には何ができるかな?」と問い、答えを探すべく考えていきます。

nakata.net cafeについて・カフェが行う社会貢献プロジェクト等の詳細は、
ぜひ中田英寿氏の公式ホームページをご覧ください。
http://nakata.net/jp/cafe/news004.htm

写真:アイス・アールグレー・ティー@nakata.net cafe
(間伐財が原料のコースターはロゴ入りのオリジナル。こんなところにも、中田氏の信条が反映されています。商品としても店内にて販売中。)
一緒にいただいた、「黒胡麻のブラマンジェ」は、体に優しい甘さで美味♪
次回は食事やお酒を楽しみに訪れたいです。

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少し前に「Paradise Now」という映画を観た。この映画は2005年ゴールデン・グローブ賞を受賞、同年のアカデミー賞・最優秀外国語映画部門にノミネートされた。
パレスチナ難民である二人の若い青年が、体に爆弾をまとい、隣国であるイスラエル、テル・アビーブに行き自爆するという任務を与えられ、その二人の最後の48時間の過ごし方が映画の主なストーリとなっている。
この映画はその内容から、この映画上映、それから各賞のノミネートにあたって、賛否両論かなりの物議をかもしだした。反対派の主な意見は「この映画は自爆テロを推進している」とのこと。
私は映画のストーリ性からいっても、自爆テロを推進している、もしくは奨励しているとは思わない。
中東問題の問題の複雑さと、人間が耐えられる屈辱、哀しみ、憎しみの限界などを考えさせられる映画だと思う。

遠いところからみると、「目には目を、歯には歯を」では一生この問題は解決しないのではないかと簡単に言い切れるかもしれないけれど、実際はもっと複雑な感情と歴史が入り組んでいるのだと思った。
特に、自分の親が目の前で殺されたから、自分も自爆テロでその親の死を、そして自分、他のパレスチナ人の命そして人間の尊厳の正当性を証明したいと即、決意するのではなくて、随分と平和に問題を解決していけるように努力した結果、終わりのない迫害と虐待、そして不当な扱われ方に、生きているこの世が地獄であって、もはや生きている意味はないと思う。意味を持たせるとしたら、自分の命をかけて、この悲惨なまでの不当性を訴えるしかない、と追い詰められていく。
それを知った上で「それでも平和主義で訴える方法は他にある」と、誰が言えよう?

もちろん、だからといって全ての自爆テロがこのような試行錯誤の結果、行動を起こしているとは言えないし、実際のところはわからない。ただとても大切なメッセージと考えるべき点がいくつかあって、そのひとつが「物事には限界がある」ということである。

どんなことがあっても、人から尊厳を奪うような行為はあってはいけない。改めてこの映画を観てそう思う。哀しみも深く、複雑になりすぎると、怒りと変わって、人を凶器に変えてしまうと思う。
そして人や社会に加えて、自分をも傷つけることを惜しまないような行為に走ることになる。

これが映画だけの話ではなくて、現実に起きていることだと思うとこの映画のタイトルの重さが心にずっしりくる。

詳しくは以下の映画のサイトをご覧ください。
http://wip.warnerbros.com/paradisenow/
*写真は映画のカバー・ポスター

アメリカ南部、ニューオーリンズに大型ハリケーン・カタリナが直撃、2000人近い死者を含む、大災害をもたらしてから1年が経過した。
当時の連邦・州・両政府の対応が非常に遅かったことが後に大問題となった。それではその後の対応に、その反省が見られるかと言うと、とんでもない。
今だに非難後、市内に戻れずにいる人が少なく見積もっても20万人はいると言われている。
集団住宅地の建設をはじめとした、街の復興が異常に遅れているのである。

そんな中、俳優ブラット・ピット氏の活動が注目を浴びている。
2006年4月に、ハリケーン・カタリナで家を失った人たちの為に、集団住宅団地の建築・設計プロジェクトを興すべく、10万ドル(約1000万円)を寄付。
その名も「グリーン・ニューオーリンズ・ハウジング デザイン プロジェクト」
環境保護団体・Global Green USAが手がける資金調達に協力。そして、環境保護を意識した素材・デザイン・設計を規定としたコンペを開催。100以上もの応募の中、7月の最終段階では6作品にまでしぼられ、先日優勝作品が発表された。
このプロジェクトにより、5万戸の住居が造られる予定。
ピット氏は新たに10万ドルを寄付し、一部はコンペ優勝、入賞金へとあてられるそうだ。

ピット氏は今年8月30日にニューオーリンズを訪れた際、
「多くの人々が街に戻れない理由が、生活する際に必要とする基本的な施設である、病院が学校が壊れたままだからだなんて唖然としている、いや、この現状を恥ずかしく思う。」
「大災害の際に、最も弱い立場の人々から助けていくのが筋ではないか。にも関わらず、失敗している。」と、コメント。

彼の貢献は、ハリウッドスターであるその知名度を上手に利用し、大災害後のニューオーリンズ復興がどれだけ遅れているか、その悲惨な現状をメディアを通して多くの人に伝えたこと、そして自分の財産の一部を社会の為に還元させたという事だけとっても、充分に評価に値すると思う。

私が素晴らしいと思ったのは、ただお金を寄付しようというのではなく、彼自身が今の世の中で起きている事をしっかりと認識していて、住居を建てるのであれば、環境保護を意識したものにしよう、家を失った人たちがまたこの街に戻って、一緒に力を合わせて、強い地域社会を作っていけるように、遊び場、集会所を含めたデザインの集団住居にしようと、アイデアを出し、取り組んだその姿勢である。

多くの人は、ピット氏のような多額の財産を寄付できるような立場にはない。しかし大切なのはその貢献の規模の大きさではなく、それぞれの立場で、できることをするという事で、そこに意味があるのだと思う。

ニューオーリンズの街が一日も早く復興するように、そしてこのプロジェクトの成功を祈ると共に熱い声援を送りたい。

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