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1月27日第75回関西電塾セミナーレポート

1月、睦月(むつき)です。
今回は塾生、講師、スタッフを含め約40人ほど集まり勉強会が行われました。

今回のレポート担当は喜多です。
よろしくお願いします。
そしてレポートが大変遅くなった事をお詫び申しあげます。

毎年恒例となりましたが、2007年も幕開けには早川塾長の登場です。
内容は『早川塾長デジタル展望、2007年新製品続々登場』です。

自己紹介があり、その中での塾生の切実な質問の答えから始まりました。
『プロの写真家とは被写体のプロだと言うこと!』
『被写体の専門家だと言うこと!』
と強く熱く断言された早川塾長。

いきなり、心をつかまれた気がしました。

『被写体を熟知している事、被写体の専門家だということ。』
●現物を知らない人が見たときに、情報量の入った写真をとれるかとれないか
●どうしたら魅力的なポイントを捕まえられるのかを知っているか

それらを知っているからカメラマンに撮影をお願いをする。

塾長の話を聞きながら想像してしまいました。
「もしも」
職人が熱い思いを持ち、長年試行錯誤しながら完成された製品を思いのままに写真に出来たとすれば…。
「もしも」
デザイナーの作りたい絵を本人の感性で写真にする事ができれば…。
「もしかすると」
カメラマン廃業かもしれません。
そんな身近に迫っている現状を頭によぎりながら聞いていました。

そして
プロも素人もシャッターを押せばキレイに写り、操作も簡単なデジタルカメラが
安価で手にする事ができる。
そして実際にデザイナーが写真を撮り広告になる。
それが成立しているのが現状です。

「カメラマンにしか写せない写真。」
「それらを知っているからカメラマンに撮影をお願いする。」
塾長のこの言葉が深くこころに残りました。


そしてここからが本題です。
いきなり映し出された【二つの「き」を意識する。】と書かれた文字。

「き」?

一つ目は「機が熟すの機、物事をするのにちょうど良い状態になること」
二つ目は「気を込めるの気、万物には気が存在し、そのものたらしめている根源」だそうです。

「機が熟してない人(聞く耳のない人)にはいくら問いかけ教えても相手には何も残らない事が
ありますが、それは相手が機が熟してないから。
また、全ての物事がうまくいく時は機が熟している時。」見逃さす受け止めてほしいと
おっしゃていました。

「気を込める」
アートの世界や武道、日本の伝統的なものには必ず気が存在するそうですが

「シャッターを押す時に気をこめて、気持ちをこめて気を閉じこめているか?」
「気を込めるのと込めないとでは大きな差がある。」

気を込めながら話をされていた塾長。それに答えるかのように頷く塾生の姿がありました。


ここまでが塾長精神論です。
私、喜多はカメラマンアシスタントを約4年しておりますが。
個人的に、この後に続く「デジタル展望」よりも深く心に残りました。
この業界を熟知し、一流の人達と仕事をし、技術を習慣のようにこなす早川塾長だからこそ
見えてくる世界があるように思えました。
情報と、時間に追われ、共有できる仲間も対コンピューターの中であったりと、
生身の人間には不信感がつのる事も多々あります。
そんな鬱屈した状況に対してシンプルに今、人として必要なもの、
欠落しているものに対し気づかせて頂き「活!」をいれるかのようでした。
少し大げさな感想になりましたが早川塾長の精神論は熱さを取り戻し、元気を頂く事ができました。
本当にありがとうございました。


そしてここからがデジタル展望です。

塾長監修のFinePix S5pro(ハンドブックコマーシャル・フォト2007年3月号付録)を抜粋しての解説。
Bodyの特徴から始まり、機能も解説して頂きました。
上げられた点としては、
顔検出機能、ライブプレビューがカラーになり見やすくなった点、
フィルムシュミレーション機能、RAW+JPEGの同時記録、高感度ISO3200、
ダイナミックレンジについて...

【Photoshop CS3登場!】
大きな機能としては以下の10項目です。

1.Mactel対応(インテルマック)

2.インタフェースの改良
 パレットがたくさん増えた事などがあげられました。

3.スマートフィルター機能
 調整フィルターが調整レイヤーと同じようなかたちで残せること。
 魅力なのがシャープネスが残せる事。ただデータをスマートオブジェクト化しなければいけない。
 スマートフィルターをかける為には、一度ビットマップデータをドローデータにするための
スマートオブジェクト化する。それに対してスマートフィルターをかけないといけないのが難点ですが、試す価値はありそうです。

  ●電塾関係の方には今更…といわれそうですが、少し寄り道です。
  1.ビットマップデータとはドット(ピクセル)の点であつまり出来た写真などの画像です。
  ※特徴として一つ一つの点で階調や色を表現できるので繊細な表現ができる。
  2.ドローデータ(ベクトルデータ)とは点の数を決めずコンピューターにて計算する方法です。
  ※その都度計算されるので縮小や拡大による画像のあれがなく輪郭にジャギがない。
  さわりだけの説明ですが、ビットマップデータとドローデータとは大きく異なるデータなのです。
 
 という利点を組み合わせると、スマートオブジェクトとは、配置された画像を、画質を保持したまま
拡大・縮小等の処理ができる機能なのです。

4.クィックセレクションツール
 エレメンツ5.0、抽出ルールとしてあったものがクィックセレクションツールとして登場します。
 ある程度ハッキリしている画像なら、境界線をどう選択するかの設定とを組み合わせれば、
自動選択よりも高度な切り抜きがクィックセレクションツールにて可能なようです。

5.環境設定の改良
 メモリ管理ができるようになった事。

6.プリントダイアログの改良
 プリント(用紙を設定するところ)とプリントプレビュー(パラメータを設定する所)が
一つになった。

7.新化したAdobe Bridge
 Lightroomみたいになった。

8.CameraRawの機能向上
 Lightroomの機能が反映されているそうです。ハイエンドカメラも含めほとんどのカメラにCameraRawが対応。

9.Black&White機能
 白黒モードがつきました。調整レイヤーできる。

10.動画画像処理
 500カットまでの動画をとりこんで連続したかたちの修正ができる。
 ビデオ関連の人達に望まれた機能だそうです。
 
 
【Adobe Photoshop Lightroom1.0登場について】
デジタルカメラを使用している方には必携のソフトです。
デジタルカメラをハンドリングする方タッチする製版会社、クライアント
すべて一本は持たないといけないだろう。と言う事でした。

なぜなら
非破壊編集のRAWデータワークフローがこのLightroomが一本あることで完結するのだそう。
今までとまったく違うソフトウェアだそうです。

大きな特徴は
RAWデータがRAWデータのまま流通出来る。

途中で可変せず、最後にCMYKデータやRGBになるだけ。
どんなデバイスで出力しても常に綺麗な状態から使われる。
元のデータはいらわない。

撮りっぱなしでデータを流すわけでなく
オリジナルの綺麗なデータから最適な加工をし目的に会わせた出力ができる。
それを通せるのがこのLightroomだそうです。

最近のデジタルカメラRAWを扱うハンドリングソフトも同じですが
非破壊編集を考えられつくられています。

この塾長の「非破壊編集」という言葉はこれからも追求し続けるテーマとなりそうです。

■レパード0Sについて■
タイムマシン機能がついている。
バックアップなど常に二重で取ってくれる。捨ててしまったファイルも検索すれば
出てくるのだそうです。

そしてApertureには自動的にデータベース化される機能がありますが
それとタイムマシン機能のついたレパードとの組み合わせは革新となりそうです。

■Aperture1.5■
Lightroomと同じく非破壊編集を考えられたRAWデータソフトです。
アップルならではのOSと密接して動くアップルしかできない、アップルらしいソフトだそうです。
今後ジョブスの方向性が再現されれば期待がもてそうですが、あまり普及がされていないのが
現状のようです。

■Apolloについて■
今年の秋に登場するApollo。
アドビがマクロメディアを買収して、その結果できた必然のソフト。
マクロメディアのフラッシュベースがWEB上ではスタンダードになりましたが、
この技術とアドビのPDFの技術。
この二つの技術を融合させたエンゲージメントプラットフォームが実現する。

WEB上でのクロスOS(Windows、 Mac、 Linux)この3つをマックテルの中では動かす事は
可能ですがこの3つの中で自由自在にクロスしてOSのプラットフォームは関係なく
制作者の意図とした事が動かせる。

このクロスプラットフォーム。プラットフォームを問わずに同じ事ができる。
証券の株の取引や銀行の取引、物品の購入などのさまざまな事がブラウザに依存する事なくできる。
それがこのApolloです。

大きな特徴としては開発環境は従来のままだそうです。
そして開発者が新しくツールを覚える必要もないそうです。
ただすべての環境にこのApolloがインストールされている事が条件ですが、
Apolloの中で開発したものが動くようになり、WEBブラウザに束縛されず、
脱ブラウザーができるそうです。

WEB制作者、開発関係の方には必需となりそうです。

■塾長の持論■
写真は階調技術である。
「写真は階調表現技術である!」これを拘ってほしい。
いかに光が作り出す無限の階調を被写体の中に再現されている無限の階調のままにとりこんで
それを再現していくか!
この事が写真を表現する技術である。それを忘れてしまうと絵になってしまう。

階調を豊かに撮り
階調を損なわず処理。

写真は階調技術です。
画像処理を行う上で絶対的に念頭に置いてほしい。

塾長の言葉は塾生の心を最後まで離さない様子でした。


関西電塾を今年もよろしくお願いします。
電塾も東北電塾が立ち上がり8つとなり、全国規模となりました。
今後も業界間のコミニュケーションの場になっていくことは間違い無いようです。
今年もご期待ください。


喜多恵美

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すてきなブログですね♪

2007/5/21(月) 午後 5:18 [ yuk*_s*dam*ri*198* ]


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