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今日は昨日の予定を変更して、ふと思ったことを綴ってみたいと思う。
正月といえば、家族が集まりどこでも「おめでとう」という言葉を耳にする。
私も、正月番組を見ながらその気分を味わっていたが、
急に思い出したことがある。
ケアマネの仕事で、担当させていただいていた利用者とその家族のことだ。
その利用者家族は、3〜4年程前に神戸から大好きな馬の仕事をするため、それまで勤めていた職を捨て、
役を終えた競走馬の養老院を作るべく、私の地元に越してきた。
念願の牧場経営を開始して、軌道にのってきたこの頃、
母親がパーキンソン病を発症し、体が思うようでなくなったため、
介護保険サービスを受ける事となったのである。
そこで担当となったのが私である。
その症状は進行が早く、この1年でどんどん介護度は悪くなっていった。
同居している娘さんは、夢である仕事を続けながらも、その介護を続け家族での生活を守ってきた。
そんな中、娘さんは骨髄異型性症候群という病気を発症してしまったのである。
この病気は症状が急変すると、急性白血病に変化してしまう危険性のある病気である。
輸血を行いながら、仕事・介護・家事等と頑張ってきた。
そんな中急に病状が悪くなってしまったのだが、定期通院していた病院では、
「骨髄移植もできない」「治療の方法がない」と言われてしまい、
現在は設備の整っている国立がんセンターで、移植を待っているのである。
娘さんは希望を持って治療のために上京。
介護者がいない利用者はリハビリの目的で長期に入院治療を行うこととなった。
長期に入院させていただくことができる病院があったのが、せめてもの救いであった。
風の噂では、娘さんのドナーは決まり、移植を受けるための準備を行っているとのことであるが、
上京してかれこれ2ヶ月にもなる・・・。
娘さんは自分の病気が治ることと共に、母親の生活を大事にしたいと強く思っていた。
やっと夢が叶ったのに、色々なことが起こってしまい、家族は現在バラバラなのだ。
このような状況で迎える正月なんて、おめでたいものではない。
なんとか治療ができて、家族が一つに戻ることを心から祈りたい。
私にできることは限られているが、娘さんの病気が治り、
また、家族が一つになって、元の生活を送ることができるよう、
母親である利用者の方にとって最善と思われる支援を行っていきたいと思う。
次の新年を迎える時には、この家族にも心から「おめでとう」と思える状況であって欲しい。
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そうですね。誰もがおめでたいのではないかもしれませんね。「辛かった一年が終わって、オメデトウございます』という感じで挨拶できたら良いですね。←個人的には。そのご家族にとって今年は幸多き一年になることを心より願っています。
2006/1/2(月) 午後 11:20 [ buffa_99 ]
全ての人が幸せになることは難しい。 また、その基準も違います。 しかし、自分の関わった方が、少しでも幸せであって欲しいと思います。 たった2ヶ月ですが、忙しさのあまりその方の事を少し忘れかけてました。 思い出して、少し恥ずかしい気持ちになってしまいました。
2006/1/3(火) 午前 8:40
病気って残酷ですよね。夢も家族もバラバラにしてしまう。その利用者さんと家族さんが来年には一緒に温かい気持ちでお正月を迎えられるといいですね。
2006/1/3(火) 午後 6:13