精神科医の犯罪を問う

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本日、東京簡易裁判所において、医師法違反に問われた東京クリニック元院長、伊澤純被告に対する判決公判が開かれ、罰金50万円が言い渡されました。
 
 一連の裁判では、同クリニックでリタリン等の向精神薬が安易に処方されていた実態が明らかにされました。資格をもたない事務員が、医師の診察もなしに処方せんを交付する行為が常態化していました。中には8ヶ月間も一度も対面診察を受けずに処方せんだけを受け取っていた患者や、26回の処方せん交付のうち、たった2回しか対面診察されていなかった患者もいました。また、リタリンを処方してもらえるという情報をインターネットで調べて患者が来院し、多い時には1日250〜300人の来院患者を捌いていたという異常な実態が明らかにされています。
 
 裁判官は、休みの日も自宅から遠隔操作で常に患者の様子を観察していたので医師法違反には当たらないとする被告人の主張を「理解し難い」「場当たり的で信用ならない」と認めず、医師の資格を持たない事務員にリタリン等の向精神薬を処方させていたとする医師法違反を認めました。
 
 被告人は途中取り乱し、「馬鹿か!!」などと叫んで無断で退席して法廷外に飛び出し、検察官に連れ戻される場面がありました。その際、被告人は裁判官に対しても「馬鹿じゃないか」と暴言を吐き、検察官にたしなめられていました。彼は、以前にも診察中に激昂して患者らに暴力を振るい、有罪が確定した前科がありました。医師としてのい資質が疑われますが、それでも彼は医師免許を保有したままです。
 
 最近、向精神薬の乱処方が大きな社会問題となり、国も対策に乗り出しています。この問題が世の中に知られるきっかけとなったのが、この東京クリニックでのリタリン乱処方でした。このクリニックでは、たった一人の精神科医が、全国の30分の1の量のリタリンを処方していました(2006年のリタリン販売実績3370万錠に対し、東京クリニックの処方量は102万錠)。多くの若者が薬物依存症に陥り、最終的には国がリタリンを規制する結果となりました。
 
 リタリン処方量が東京クリニックに次いで多かった京成江戸川クリニックの元院長に対しても、2008年2月4日には、同様の罪状に対して有罪判決が出ています。
 
 このような摘発をきっかけに、依存性があり、重篤な副作用のある向精神薬が、精神科医療機関であまりにも安易に処方されていることが発覚しました。実際これは深刻な問題であり、多くの若者の自殺が、向精神薬の大量処方と関係していることを国が認め、その早急な対策が進められています。
 
 この10年間で、精神科クリニックが乱立し、向精神薬の処方量が激増しました。そして、治らない患者や減らない自殺者を横目に、抗うつ薬市場は異常に拡張してきました。自殺を誘発するなど危険な副作用が警告されているにもかかわらず、患者にはそのような重要な情報は知らされず、効果ばかりが誇張されて伝えられてきました。しかし、その宣伝されてきた効果すら怪しく、偽薬に対する優位性がないことが、最近の研究で判明しています。
 
 精神科の診断や処方のあり方について、抜本的に見直すべき時期にきています。なぜこのようなずさんな診療が横行するようになったのか、またなぜこのような精神科医の存在が許されてきたのかを検証する必要があります。今回の判決では、依存性のある向精神薬について、対面診察を原則としてリスク等について患者に説明し、慎重に処方することが必要であったという見解が示されています。これは、東京クリニックに限った話ではなく、全ての精神科医が振り返るべき問題です。
 

閉じる コメント(28)

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いつも読ませていただいています。はじめて投稿します。
op1*9*drさん。うつ病の方で、希死念慮が頻発して、と書かれていますが、希死念慮そのものも、抗うつ剤で誘発されると、添付文書にも書かれていますよね。さらに、希死念慮のある人には抗うつ剤の投与はしないようにとも書かれていますよね。
あなたがおっしゃっている薬剤というのは、それとも抗うつ薬のことではないのですか? だとしたら、どの薬剤のことを言っているのでしょう。重度のうつ病を寛かいにもっていくことができる薬剤とは、何ですか? 教えていただけるとありがたいです。私もドクターに、処方してもらいたいのです。

2010/10/31(日) 午後 11:16 [ op1wwr ] 返信する

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op1wwさん。レスポンスありがとうございます。

精神疾患で用いられる薬剤というのは、非常に個人差が大きく(例えば、パキシルやベンゾジアゼピン系薬剤での依存や離脱が近年になって国内でも問題にされ始めましたが、私は、急に中止しても、一切離脱がおきたことがないのです。そして、私は……satoshiさんには少しお話ししたことがあるのですが、抗うつ剤や、AD/HDの対症療法薬として処方されているメチルフェニデート及びバルビツレート酸誘導体の眠剤では、副作用の発現はほぼゼロですが、ベンゾジアゼピン系眠剤の種類によっては、奇異反応やアクティベーションが発現したことがあったりします)、抗うつ剤の「副作用」としての希死念慮というのは昨今に明らかになったことではなく、すでに、三環系抗うつ剤しか「抗うつ剤」が存在しないときから、すでに指摘されていたものなのです。

(続く)

2010/11/1(月) 午前 0:20 [ - ] 返信する

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(承前)

この個人差の問題、つまりいかに副作用が極力少なく、効果はより大きい、その患者に合致する薬剤を処方するか、そして、希死念慮が副作用として懸念される薬剤で、リスクとベネフィットを熟考して、その患者さんに副作用の危険はより少なく、効果はより大きい処方をするか、ということが、その精神科医の手腕が問われるもっとも大きな要素のひとつです。

ひとつだけ明らかなのは、精神医学における薬物療法は、まだまだ、歴史も浅く、発展途上であって、この表現は、薬理学でよく用いられますが、英語でいう"silver bullet"は存在しない、ということです。

(続く)

2010/11/1(月) 午前 0:22 [ - ] 返信する

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(承前)

ですから、ここ数年苦しめられた、私のうつ病にしても、古典的な三環系、四環系は、効果が発揮されるほどの量の服用では副作用がきつく、服薬アドヒアランス/コンプライアンスを維持出来ず、SSRI/SNRIもすべて当時発売されていたものは試しましたが、全くピンとこなく、幸い、去年9月に欧米に遅れること10年以上(薬効がすぐれているとの評価が欧米で高い向精神薬ほど、国内発売が遅いのはなぜでしょう?)、ようやく国内発売されたミルタザピンが私にはとてもよく効いて、副作用もこれといってなく、ほぼ寛解状態になってからも半年余り予防的に服用していて、もうそろそろ完全に止めようか、と名医の令名高い、児童精神科ドクターと話し合いの上、「初雪がふったら止めよう」(笑)ということで双方合意(笑)し、先日、いよいよ初雪が舞ったので、ドクターに電話で一応確認、すっぱりと中止の運びになったわけです。

(続く)

2010/11/1(月) 午前 0:31 [ - ] 返信する

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(承前)

ですが、上記のように、個人差が非常に大きく、ミルタザピンは、ある海外で分析された統計によると、非常に効果があるとの評価も出ていますが、副作用で服用が困難な人も多いというデータも出ていて、私には、副作用は全く発現せず、幸いにして、めざましく効いてくれましたが、別のうつ病の患者さんに効く、合う、とは限らないわけです。副作用のほうが大きくて、服用中止する患者さんは多いことでしょう。

再度。

精神医学では、"silver bullet"は存在しないのです。

2010/11/1(月) 午前 0:32 [ - ] 返信する

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追補:

もう既にお読みかもしれませんが、SSRIのひとつである、セルトラリン塩酸塩の添付文書です:
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/671450_1179046F1028_2_02.pdf

これによると、あくまで、データによると希死念慮や自殺企画のリスクが抗うつ剤投与により増加するという報告があることにより、それに十分留意してさっき述べた「リスクとベネフィット」を考慮し、投与をしっぱなしではなく、医師-患者(及び家族)の連絡を密に、十分注意・観察しながら、処方しなさいよ、ということで、決して「絶対禁忌」ではないわけで、逆に、適切な投薬をしなかったがばかりに自殺されてしまう懸念だって十分あるのです。

2010/11/1(月) 午前 0:49 [ - ] 返信する

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お前悪質な名誉毀損で損害賠償請求されるぞしらね 削除

2019/2/24(日) 午後 0:28 [ 警察 ] 返信する

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このブログ主と福田磨理子が精神病なのでしょうが

2019/3/10(日) 午前 10:42 [ meg***** ] 返信する

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精神障害者です。電磁波、超音波浴びても死にませんでした。毒入っていても死にませんでした。私も医師が悪いと思っていました。社会が悪いと思います。今は自殺者3万人が大幅に減りました。精神障害者が結婚して子供を産んで安定的に子供を育てられる社会には程遠いかも知れません。健常者でも難しいと思います。結局は自分が悪いのかもしれません。精神疾患になって通算約10年フルタイムで働きました。車を買い替えただけで終わりたくないというのが本音です。まだ自分は働けると信じてます。 削除

2019/3/12(火) 午後 6:10 [ 匿名 ] 返信する

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統合失調症を操れる様な機械があるのか? 削除

2019/4/1(月) 午前 0:31 [ 匿名 ] 返信する

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みえない拘束もあるのかな? 削除

2019/4/3(水) 午後 5:42 [ 匿名 ] 返信する

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精神科で少し働いて精神科に通院している者です。少し考えたのですが、病院には決まり事があります。それを破って精神科を辞めました。その決まり事が当事者としての自分と支援者としての自分にズレがあった様に思います。今は働いて結婚そして家庭を持つことが可能になって来ていると思います。そんな時に何故今、働けないか困っています。
支援者は当事者と恋愛は禁止です。それは支援者なら分かります。当事者ならどうでしょうか?支援者に恋して支援者を苦しめていたとしたら支援者を無くすか支援者を当事者にしてしまう可能性もあると思います。精神科は私は薬に問題があると思います。偽薬って処方と違う薬を出された方が被害者です。信頼関係か支配かだと思います。 削除

2019/4/18(木) 午後 10:39 [ 匿名 ] 返信する

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偽薬って安楽死の薬入ってたらどうなるの?
食品の中に入ってたらどうなるの?

意識がスーッと沈んで諦めの気持ちになるのかな?

赤い血の様な毒触って火傷して気付いた。
これ書きたいと思った。 削除

2019/4/21(日) 午後 3:33 [ 匿名 ] 返信する

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DSMの診断基準に悩まされてるの?
ICD10に悩まされてるの?
精神科医に悩まされてるの?
薬に悩まされてるの?
薬が先?病気が先? 削除

2019/4/23(火) 午前 0:04 [ 匿名 ] 返信する

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彼女と生活してる時、彼女を包丁で刺そうとしました。身体が勝手に動いて。殺人兵器だと思います。
精神疾患作られる。
DSM診断基準 削除

2019/5/15(水) 午後 3:53 [ 1111 ] 返信する

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薬物を使っている人が近くにいると思考電波が大きく聞こえると思います。本当に怖い。 削除

2019/5/16(木) 午後 0:14 [ 1111 ] 返信する

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赤い血の様な毒が自分の血だと分かりました。石灰を仕込まれて血が固まって吐き出でたのでしょう。 削除

2019/5/18(土) 午後 7:58 [ 匿名 ] 返信する

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四年くらい前。安楽死の薬を飲まされました。飲まされ方が違っていたので大丈夫だったと思います。意識が沈み諦めでしかありませんでした。
新しい診断基準ですか? 削除

2019/5/24(金) 午後 0:16 [ 1111 ] 返信する

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血圧の薬を飲んで気持ち悪くなっていました。それをやめさせてもらって楽になりました。少し血を吐いていました。そこまでされるのはなぜかもわからずにいます。
安楽死の薬。石灰。なぜ?新しい診断基準? 削除

2019/6/2(日) 午後 3:48 [ 匿名 ] 返信する

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統合失調症のさせられ体験精神科医のコントロール? 削除

2019/6/7(金) 午前 6:22 [ 1111 ] 返信する

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