精神科医の犯罪を問う

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http://www.amazon.co.jp/dp/4054047009
こちらのマンガ本を購入し、読みました。どのように精神科医が親や教師を啓発(洗脳?)し、子どもを精神科受診に向かわせるのかの手口がよくわかり、大変参考になりました。親の不安を取り除き、しかも、あなたのせいでないという殺し文句を用い、薬の服用に確実に同意させる手段に感心しました。ある種の完璧なセールス技術です。
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この本では「心の病気」とは、「脳の機能障害」「脳の病気」としつこいくらいに説明しています。そして、脳の病気なので薬を飲まないと回復しないと繰り返しのメッセージを発しています。
 
いつもの「神経伝達物質のバランスの乱れ」理論です。これは、精神科受診に不安を抱く日本人にとても受け入れられる概念です。心の問題に対して薬を飲むことは解決策にならないと本能的に感じている日本人でも、脳に異常があるからそれを治す薬だと言われれば、抵抗なく服用してしまいます。
 
この、精神疾患=脳という神経組織の病気(神経伝達物質のバランスの乱れ)、薬=神経組織のバランスの乱れを修正するという類の宣伝文句は、日本人を薬漬けにするためにもっとも有効だったマーケティングツールです。素晴らしいマーケティングですが、科学ではありません。なぜならば、精神科医は誰もそれが真実であることを証明していないからです。
 
もしかしたら、精神疾患と呼ばれるものと、神経伝達物質には密接な関係が存在するかもしれません。しかし、たとえそうだとしても、脳内化学物質が「原因」だとは限りません。「結果」であるかもしれません。例えば、腸に問題があり、特定の栄養素の吸収阻害や毒物/アレルギー因子の誤吸収が起きていて、それが脳内化学物質の生成や伝達に影響を与え、結果として幻聴や幻覚、あるいはうつ状態を引き起こしたとしたら、その原因は「腸」であるはずです。DSMに頼る精神科医に、そこまで原因を究明する医学的能力はないので、彼らにしたら何でもすべて「脳」が原因となっているのです。
 
また、現在開発されている向精神薬で、ある特定の神経伝達物質だけに作用する薬など存在しません。脳科学が進んだとはいえ、まだまだ脳やその機能はほとんど解明されていません。神経伝達物質にしても、お決まりのセロトニンやドーパミン以外にも無数に存在し、しかも相互作用があるなど複雑です。本来作用して欲しくない神経伝達物質や神経細胞に悪影響を及ぼす危険性があります。しかも、その危険性の全容はほとんど解明されていないため、重篤な副作用の発生機序すら不明確です。薬理学を無視した多剤大量処方となれば、ロシアンルーレットどころか、密室での銃乱射に近い乱暴な行為だと言えます。
 
これらの事実を考慮すると、向精神薬が神経伝達物質のバランスの乱れを修正するという理論は、非現実的な願望に過ぎないようです。一方、向精神薬がバランスの乱れを作り出すということは揺ぎ無い事実です。
 
バランスを修正するという点では、脳の特定部分に固執せず、食事の摂取→栄養吸収→神経伝達物質の生成、というような人体をマクロ的に捉える生理学的、栄養学的アプローチの方がよほど健全で的を射ていると言えるでしょう。SSRIにしても、これは再吸収を阻害するという不自然なトリックを用いるだけで、セロトニンの絶対量を増やすわけではありません。生理学者が、SSRI以前にセロトニンを生成するトリプトファンの摂取が必要だと力説するのは至極全うなことです。
 
さて、書籍の話に戻ります。この書籍に、面白い記述がありましたので、引用します。
 
・・・中には、精神医療全般に敵意を抱く人も現れます。
 インターネット上には、「反精神医学運動」とでもいうべきサイトも数多く存在します。その中では、薬の副作用の危険性や精神医学の不完全さが、必要以上に強調されたり、医学的にはあまり認められていない考え方が堂々と述べられています。「医者や製薬会社が、金儲けのために、正常な子どもを病気扱いする陰謀を働いている」という論調も少なくありません。
 
もしかして、当ブログのことでしょうか?まあ、そうなんでしょうね。気にかけていただきまして光栄です。残念ながら、「医者や製薬会社が、金儲けのために、正常な子どもを病気扱いする陰謀を働いている」というのは事実以外の何者でもありません。ビーダーマン博士と製薬会社の癒着問題がそれを明らかにしています。DSMと製薬会社の関係についてもご存知ですよね?業界のトップでは、このようなことが堂々と行われています。そのような業界事情を感知しない下っ端の精神科医が、うまくコマとして使われ、実行部隊として子どもへの薬漬けを進めているという構図です。うまく使われてしまっているのに、それに気付かない精神科医には、同情を禁じ得ないです。
 
もう一つ興味深い箇所がありました。
 
もしも「統合失調症が薬を飲まずに治った」というのであれば、それは精神科医が何か違う病気を「統合失調症」だと誤診していたのに過ぎません。統合失調症は、脳の機能が一部不調になる病気で、薬を飲まなければ回復しないのです。
 
ものすごく都合の良い理論ですね。ただ、一理あります。もしかしたら、精神科医が定義するところの「統合失調症」とする「疾患」は存在しないかもしれません。全て何か別の病気や症状(例:低血糖症、腸壁損傷、ビタミン欠乏症)かもしれません。少なくとも、精神科医がこれらの精神症状を引き起こし得る身体疾患を除外診断していないのは確かですので。
 
最後に、私はこの書籍を批判するからといって、妄想や幻覚に苦しむような子どもたちを放置しろと主張するのではありません。「早期支援」「早期介入」大いに結構。しかし、それが非科学的な意見を基にした精神医学的な支援であるというなら、万害あって一利なしです。子どもにとって本当に必要なのは、(精神医学の診断基準ではなく)真の身体的問題を鑑別する医学的支援、教育的支援、安全で安心できる環境、そして何よりも子どもの声を本当に受け止めてくれる家族や友人、教師、地域の人々なのです。
 
本来子どもたちを受け止めてあげるはずの人々が、精神科医から洗脳され、子どもたちの発するSOSを何でもかんでも「神経伝達物質のバランスの乱れ」と曲解し、精神科受診を促進するようなことになっては絶対に絶対にいけません。

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kebichan55、お前相当暇だな。どうせサイエントロジーだろ。
アノニマスより

2010/11/6(土) 午後 10:58 [ iichiko55 ] 返信する

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今日発達障害と診断された子どもを持つお母さんと、お話すをする機会がありました。ADHDの服薬に話が及びました。みなさん、とても不安で、迷いながら薬と医者を信じるしかない状況です。

2010/11/6(土) 午後 11:57 jii爺 返信する

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のせちゃったか・・・
やばいでしょ・・・

2010/11/7(日) 午前 0:24 [ satoshi_3210 ] 返信する

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あ、そうそう。

アノニマスの首謀者3名は化けの皮がはがされて、FBIにつかまって投獄されたと聞きましたよ。

精神科医にしても本物の犯罪者にしても、自分たちの悪事があばかれるのがそんなに困るんですかね。

2010/11/7(日) 午前 2:29 [ satoshi_3210 ] 返信する

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「セロトニン説」に関しては、「SSRIsは脳のセロトニンを著しく枯渇させる」というオランダの研究者による論文が"Neurochemistry International"誌に間もなく発表されます

「薬剤投与を維持したラットでは、17日間後のセロトニン量が対照群との比較において「脳の9領域で平均60%減少」」だそうです。

同様の研究結果はこれまでにもいくつかありましたが、SSRIsが脳内化学物質を「正常化」するわけではないエビデンスがまた一つ増えたことになります。

「医学的にはあまり認められていない考え方」・・・そっくりそのまま権威筋に返すことになりそうですね。

2010/11/7(日) 午前 3:04 [ myu ] 返信する

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精神科医の真のだましのテクニックが満載過ぎて、気持ち悪すぎです。

・早く連れてきたから回復しやすい
という主張と、
・再発を防ぐために薬を飲み続ける必要がある。

普通の人が普通に考えれば、矛盾がありすぎるという事がわかるわけですが、

「息子が精神障害だ」と思わされて恐怖に怯えさせられている親なら信じてしまうように精神科医に誘導されます。
体質とか遺伝とか、本当にばかばかしい・・・


単に息子は軽く人間関係で調子を崩しているだけでしょうし、その調子は統合失調症薬では回復しないというだけでしょう。

むしろ統合失調症薬は麻薬や覚醒剤と似た成分なので、とり続けてから薬をやめると、薬物の離脱症状が激しくでます。それが統合失調症の症状として紹介されている、妄想・幻聴、思考力の低下などに現れます。

統合失調症という病気自体が統合失調症薬というもので作られているという現実を知れば、この漫画がいかに邪悪な意図を持って作られているのかを見てとれます。

2010/11/7(日) 午後 0:33 [ satoshi_3210 ] 返信する

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宮田にとっては、こうやって患者の家族を騙し子供に統合失調症薬というかなり強い薬を処方させる事が、日常の風景なのですよね。

怖いですわ。

2010/11/7(日) 午後 0:34 [ satoshi_3210 ] 返信する

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私がひっかかった手口の全てが書かれているようですね。

だいたい、「セロトニンがどれだけの量で、どれだけ再取り込みをさせないために、これだけの量の薬が必要だ」という科学的検査は一度もなされずに投薬って、ほかの病気なら考えられないことですよね。
他の病気なら、血液検査にはじまってありとあらゆる検査をしてから診断なのに!

副作用に「自殺願望」があるっていうのを伝えないところも同じですね〜〜〜〜!

2010/11/7(日) 午後 0:59 ふぇるまーた 返信する

ひどい話ですよね。

どうやったら、この、薬物販売によって儲ける人達の嘘や

薬害の広がりをとめられるのでしょうか。

2010/11/8(月) 午前 1:05 [ satoshi_3210 ] 返信する

読売新聞で、先週から精神病の早期支援キャンペーンが始まっているそうです。

早期発見、早期治療という名目で、必要ない人にでもはやく薬を投与してしまえ、という金儲けキャンペーンですが、

今日の内容では宮田が登場していて、安易に抗うつ剤をつかうべきではない。と主張している。
とかいう噂をききました。

本当かな?

2010/11/8(月) 午前 8:57 [ satoshi_3210 ] 返信する

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読売新聞読みました。タイトルに驚きました。「誤診で投薬 未来奪う」です。そして、宮田医師と絵本の写真が掲載されていましたが、何かこの宮田医師が誤診と誤投薬で子どもの未来を奪っているようなイメージでした。どうやらこの記者はわかっているような気がします。
同時に、宮田医師がいかに嘘つきであるかが良くわかりました。例の絵本「うつ病編」では、精神科受診と服薬がいかに大切かというメッセージを伝える一方、誤診について追及されれば、「安易に抗うつ薬を使うべきではない」と言うんですね。

2010/11/8(月) 午前 10:43 [ chiko ] 返信する

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やはり、宮田医師はここのサイトを非常に気にしているのではないでしょうか?

奇遇ですが、読売記事の締めくくりも今回のブログ記事に似ていますね。「若者の心の不調をいち早く拾い上げ、支援する仕組みは大切だ。だが、診療する精神科医が「診断力」の向上を怠ったままでは、早期支援は若者の未来を奪うことになりかねない。」

常識的に考えたらそうなんですよね。現在の精神科医には、若者を早期に支援する資格などないことに皆さん早く気付いて欲しいですね。

2010/11/8(月) 午前 10:58 [ chiko ] 返信する

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http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=32958
記事ありましたね

2010/11/8(月) 午前 11:01 [ chiko ] 返信する

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記事中の宮田、西田、そして(記事中にはありませんが)岡崎らこそが、製薬企業から多額の支援を受けたオーストラリアのマクゴーリらの実践する「発病のない子供に予防的に向精神薬を投与する」という、人体実験のような「早期介入」を日本に導入した張本人。
http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2009070150.htm
(「6 この活動の根拠」をご覧ください)

実際に実験が行われた三重県の中学では、スクール・ソーシャルワーカーとして派遣されたものがめぼしい児童をピックアップし、「無料だから」と診断を受けさせたのは、除外診断を行う医師ではなく、この早期介入を支持する精神科医であり、またしっかりと「うつ病キャンペーン」の特別授業まで行っておりました。

こうした精神科医らが真の「早期支援」に取り組むには、向精神薬が精神障害・疾患を治療するという幻想を社会に蔓延させたのは、製薬企業と結託した自分たちであるという事実を国民に正しく伝えることをまず一番に行うべきでしょう。

2010/11/8(月) 午後 1:39 [ myu ] 返信する

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学齢期にある子どもに予防的に投薬することの是非等に関しては、議論の余地があるところですが、破瓜期というのはschizophrenia("統合失調症"という語は、非常に偽善的で、早や、"統失"などと差別的な感情を込めて用いられているので私は使いたくない)が好発する年ごろとして昔から知られているわけで、子どもたちを啓蒙することに異論は無いし、絵本や漫画で、優れた専門家が適切な解説をつけて、全国に広めることは、評価されてしかるべきです。

破瓜期に発病するschizophreniaは重症化することが多く、しかも医療の介入、つまり抗精神病薬の投薬が遅れるほど、予後が悪いというデータもあったと思いますし、それなら、尚更のこと。

2010/11/8(月) 午後 8:47 [ - ] 返信する

「安易に病気に結びつけるべきではない。」
と、 東京都精神医学総合研究所研究員は言う。

「統合失調症の早期発見の名のもとに、多くの子どもたちがひどい誤診、薬害を受けてきた」
と、発達障害の人たちを支援するNPO法人の理事長も言う。

「現在かかわる170人のうち、40人近くが誤診の被害者。長期の大量投薬の影響で、誤診と分かっても薬を止められなくなったり、手足のしびれなどの後遺症が残ったりする人もいる」

20%を超える人が薬物処方の被害者ですか。

2010/11/8(月) 午後 9:37 [ satoshi_3210 ] 返信する

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op1*9drさん

「破瓜期に発病するschizophreniaは重症化することが多く、しかも医療の介入、つまり抗精神病薬の投薬が遅れるほど、予後が悪いというデータ」は欧州の抗精神病薬の某メーカーが言っているでっち上げだと見ています。あなたがそうではない、根拠あるデータであるというのならぜひあなたの好きな原典を提示して下さい。あなたは欧州事情に詳しいようですから。日本語でなくてもいいのですよ。

2010/11/8(月) 午後 9:42 [ とむくるず ] 返信する

宮田くん!。宮田くんが
子供向けの絵本の啓発本を作った事で、誤処方を助長していることがばればれな記事じゃないか!

いかんよ、宮田君。

しかも、自分の本では
「睡眠導入剤や抗精神病薬の多量服薬など、恐れるに足らず」
と言っているのに、マスコミの取材内容と
まるっきり逆の答えを話すと、君が二枚舌なのもばれてしまうじゃないか。

きみみたいな嘘つきで、薬漬け治療を推進するような精神科医が、誤診を誘導するような絵本を厚生労働省の科学研究費補助金を使って製作しているなんて!!これはまずいんじゃないのかね。

事業仕分けものではないのかね。

長崎の全小学校にこの絵本をばらまいたそうだが、
速やかに回収すべきではないのかね?


宮田くん、どう責任をとるつもりかね。

2010/11/8(月) 午後 9:44 [ satoshi_3210 ] 返信する

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http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A96889DE3EAE7E3E1E5E1E2E3EBE3E3E0E2E3E285E3E1E2E2E3;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E3E2E3
http://www.yomiuri.co.jp/column/national/20101110-OYT8T00347.htm?from=navlc
上記二つの記事を見れば、何が賢明な選択なのかはわかりますよね。生命力と引き換えに一時的にパワーを高めるというとゲームか漫画の世界みたいですが、その代償は物凄く大きいのですね。一時的なドーピングに頼らざるを得ないという世の中も異常かもしれませんが、薬以外に解決策はないと短絡的に考える前に、打てる手段はいくつもあるということが正しいようですね。精神科医は決して伝えませんが。

2010/11/25(木) 午後 0:14 [ chiko ] 返信する

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「完璧なセールス技術」が使えない精神科医こそ
むしろヤブ医者ではないでしょうか?

2010/11/27(土) 午後 3:05 [ アゴハゼ君 ] 返信する

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