精神科医の犯罪を問う

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国際麻薬統制委員会(INCB)のHP上に、こんな報告書がありました。
 
ベンゾジアゼピン系の薬物に関しては、第IV章のFというセクションで触れられています。anxiolytics(抗不安薬)とsedative-hypnotics(催眠鎮静剤)の2種類に分類され、それぞれ各国、地域ごとの統計値をグラフで比較することができます。
 
単位のS-DDDとは、defined daily doses for statistical purposes(統計目的のための1日服用量)のことで、国際比較をしやすいように単位をそろえているようです。グラフ上では、人口1000人・1日当たりの服用量となっているようです。
 
たとえば、2007〜2009年の平均で、日本は抗不安薬が約24、催眠鎮静剤が45.8となっています。単位あたりの服用量では、ベルギーの方が多いです(それにしてもベルギーの伸びは変ですね。何が起きているのでしょうか?)。しかし、全体量としては桁違いになります。
 
日本全体としては、ベンゾ系の催眠鎮静剤の一年あたりの消費量は、45.8÷1000×125000000×365=約20億9千万錠となります。これはダントツでしょう。
 
イメージ 1
 
注目すべきは、報告書の40ページに"The high consumption levels observed in Japan might also reflect inappropriate prescribing patterns and associated abuse."と指摘されている点です。つまり、ベンゾ系催眠鎮静剤の量が多い理由として、不適切な処方があることを示唆しているのです。
 
多剤大量処方や、ベンゾの長期処方は、そろそろ国際的な恥さらしになってきましたよ。

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kebichan55さん

英文の88頁ものこのような資料を見つけられ、分析され、公表されている姿、本当に頭が下がります。海外の資料も直接あたらないと日本の実態の桁はずれの深刻さがわからないくらいなのかと思いました。リンクの原文も一生懸命に追いました。コメントいただければありがたいのですが、このグラフの縦軸のメモリは最大5なのですが、日本とイスラエルだけ、38.7,45.8,17.8と表記されています。この表記の意味は、実際の長さを表示すると、日本は本当はこのグラフの上のメモリをはるかに越えていて、5ではなく45.8なのですから、棒グラフの長さは10倍くらいになるのではないですか。単位あたりで見ても、他国と比べて日本は桁違いに見えます。この見方であっていませんか。

単位あたりでベルギーだけは日本より高いですが、グラフの中にイギリスが見つかりませんでした。イギリスではほとんど使われていないのでしょうか。そこまでわかりますか。

2011/7/5(火) 午後 9:05 [ fum*ki*aito ]

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「不適切な処方のありかたとそれに付随する乱用」・・・このように報告書に名指しで非難されているのは日本だけでした。

またこの報告書にはこの種の処方薬物による死亡事故が相次いで報告されていることを同委員会が注目しているとも述べられています。

さらに委員会の同ホームペジにあります向精神薬に関するページでも、こんな具合で日本は向精神薬物質の超貿易赤字国。

● As in previous years, Japan was the leading importer of flunitrazepam, accounting, with 522 kg, for over 60 per cent of annual global imports (834 kg) in 2009.

2011/7/6(水) 午前 2:29 [ myu ]

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つづき

● The main importer of pemoline in that year remained Japan (80 kg), followed by Chile. In addition to its use as a stimulant, pemoline is used for the treatment of ADD.

● Japan remained the largest importer in 2009, accounting for 55 per cent of the global total, followed by Italy,(triazolam)などなど

大手製薬企業が精神科薬の新規研究開発に着手しないことを決めていることが報道されてる英米。
一方これに危機感を抱いた日本精神科医療拡大の恥さらしは、まだまだこれから続く気配ですね。

2011/7/6(水) 午前 2:30 [ myu ]

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他国で売れ残った向精神薬を、この国で大量に売りさばきたい製薬会社の思惑と、薬を売ることが他の人を助けになると勘違いしている精神医療従事者の思いがミックスされて、こういうひどい状況が生まれますね。

多くの人が知らない間に、製薬会社の戦略によって日本がどんどん悪くさせられていきます。

まるでアヘン戦争かと。

2011/7/6(水) 午前 7:57 [ satoshi_3210 ]


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