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事件から一週間が経ちました。まだまだ情報は断片ですが、様々な「要素」が判明してきています。 ①危険ドラッグを常用していた 措置入院後も大麻や危険ドラッグを常用していたという情報があります。特に気になるのが危険ドラッグです。幻覚を見ていたという友人の証言からもわかるように、危険な幻覚剤系の成分が含まれていたと思われます。薬物の恐ろしいところは、単に副作用だけではありません。後述するように、薬物や痛みによって無意識にさせられた状態では、変な命令や思想が植え付けられてしまうことがあるのです。 ②措置入院をされ、薬物治療を受けていた 「企図」と「実行」には大きな壁があります。少なくとも、措置入院前は「実行」してませんでした。措置入院が甘いから犯罪を防げなかったという論調や分析が多い中、むしろ措置入院の経験やその治療こそが最後のひと押しにつながった可能性も考えられます。そもそも、措置入院自体が正しかったのか不明です。刑法で取り締まるべき案件を、精神医療へ丸投げした可能性もあります。 ③「ヒトラーの思想」が降りてきた ヒトラーの思想とは優生思想であり、まさにそれを体現したのがドイツの精神医学です。ヒトラーの指示というよりも、精神科医らが自発的に精神病院において障害者を大量虐殺したあの「T4作戦」を、彼は一人で実現させようと考えたのでしょう。 ④取りつかれた状態での冷静で計画的な犯行 当初、薬物の影響下で興奮状態で事件を起こした可能性を疑いましたが、報道が増えるにつれ、事件は激情に支配されて起こされたものというよりも、冷徹に計画的に起こされたという事実が明らかになってきています。まるで、植え付けられた思想の下、冷徹に集団虐殺や自爆テロを行う過激派集団や、オウム真理教を彷彿とさせられます。ここで思い起こされるのが「MKウルトラ計画」です。当時世界のトップである世界精神医学会初代会長らとCIAによる洗脳実験のことです。彼らは「薬物」「電気ショック」「痛み」を用いて人を無意識下に置き、そこに命令や思想を催眠術的に植え込んでいました。それが応用されたのがオウム真理教であり、現在世界中で多発する自爆テロの背景にも向精神薬が使われています。 他にも、容疑者が向精神薬を売っていたと友人が証言していた報道もありました。 薬物を使うにつれて性格が破たんしていき、極端な精神医学的優生思想に傾倒するようになり、精神科に強制入院させられ、薬物治療を施され、そして最終的に事件を起こしました。 彼が殺人鬼へと至った経緯をしっかりと調査することなく、措置入院の体制が甘かったという安易な分析の下、精神医療を強化することが解決策であるという誤った方向に進むことを懸念しています。 これほどにまで精神医療の本質が要素として入り込んだ事件はありません。本当に取り締まるべきものは何でしょうか?少なくとも、精神医療を強化し、危険な人々を取り締まる役割として精神科医に権限を与えてしまったら、事件を防ぐことができるどころか、ますます事件が増えるに違いありません。 |
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単に自傷、他害の危険があるだけで精神障碍者ではない人を措置入院させてしまったという点で甘いのです。措置入院のせいで犯人は、心神喪失が主張できると勘違いしてしまいました。刑法で対応できるのかは分かりませんが、精神保健指定医は、精神病ではないという理由で入院を断るべきでした。措置入院は退院ではなく入院の基準を厳しくすべきです。
2016/8/27(土) 午後 4:51 [ kuyki ]