精神科医の犯罪を問う

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秋田県で、またしても実母が我が子を殺害するという事件が起きました。子どもを持つ親としては信じられない気持ちです。

この事件は、同じ秋田県で起きた畠山鈴香被告の事件と共通点が多いということで話題になっています。やはり、というのでしょうか、こんな共通点もありました。以下は今日のNHKニュースから。

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母親 睡眠薬飲ませようとする。
この事件は、秋田県大仙市の進藤美香容疑者(31)と知り合いの高校の非常勤職員、畠山博容疑者(43)が、先月23日、進藤容疑者の長男の諒介君(4)を殴るなどしたうえ用水路に放置して殺害したとして、殺人の疑いで逮捕されたものです。警察や児童相談所になどよりますと、進藤容疑者は、おととし、まだ2歳だった諒介君に自分に処方された睡眠薬を飲ませようとしたということです。このため、児童相談所は、こうした行為が子どもに危険が及ぶ虐待だと判断し、おととし7月、親子だけで生活しないよう指示しました。しかし、進藤容疑者は、ことしの夏ごろから親子2人だけで暮らしていたということで、警察は、こうした虐待が事件につながった可能性があるとみて調べています。
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そうです。彼女も鈴香被告と同様、睡眠薬を処方されていました。おそらく悩み事でもあったのでしょう。精神科か心療内科か、あるいは他科か今のところはわかりません。ただ、睡眠薬が彼女の問題の解決に何ら役に立っていなかったことだけは明らかです。

日本では、何かあるとすぐに安定剤や睡眠薬が出されます。精神科にいけば、「とりあえず」感覚で処方されます。しかし、それにどれだけ危険性があるかなど、患者は知るはずもありません。

例えば、最も多く処方される睡眠導入剤の一つハルシオンについて、医薬品添付文書にある記述を抜粋します。
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124007F1020_2_03/


規制区分:
向精神薬
習慣性医薬品注1)
注1)注意―習慣性あり

警告
本剤の服用後に、もうろう状態があらわれることがある。また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意すること。

重要な基本的注意
1.・・・本剤を投与する場合には少量(1回0.125mg以下)から投与を開始すること。やむを得ず増量する場合は観察を十分に行いながら慎重に行うこと。ただし、0.5mgを超えないこととし、症状の改善に伴って減量に努めること。

2.・・・不眠症に対する投与は継続投与を避け、短期間にとどめること。

重大な副作用
精神症状(頻度不明)
刺激興奮、錯乱、攻撃性、夢遊病、幻覚、妄想、激越等の精神症状があらわれることがあるので、患者の状態を十分観察し、異常が認められた場合には投与を中止すること。

その他の副作用
2. 精神神経系(0.1%未満)
不安、不眠、いらいら感、協調運動失調、不快感、舌のもつれ、言語障害、見当識障害、意識混濁、耳鳴、視覚異常(霧視、散瞳、羞明、眼精疲労)、多夢、魔夢



このように医薬品添付文書でも、処方量も期間も必要最小限に抑えよう注意しています。これがどれだけ守られているのでしょうか?ただ寝付きが悪いという理由で睡眠薬を処方されていた人がどんどん悪化させられていくという事例を私はいくつも知っています。彼らは、医師の安易な処方によって作られた精神症状に対して、「統合失調症」「うつ」などという病名をつけられてしまっていました。

睡眠薬は他科でも安易に出されますが、上記のような副作用も存在します。そんなリスクを伝えてくれる医者がどこにいるのでしょうか?これについてもっと知りたいかたは、浜六郎先生の医薬ビジランスセンターの書籍でもご覧下さい。http://www.npojip.org/contents/book/mag011.html

この母親はいったいどんな治療を受けていたのでしょうか?治療によって彼女の精神状態は悪化させられていなかったのでしょうか?処方薬の副作用が、衝動的な犯行を引き起こした可能性はないのでしょうか?これらは警察、司法が明らかにするしかありません。

自分の娘も先日2歳になりました。2歳児に睡眠薬を飲ませようとするなど、通常の感覚では到底考えられないことです。残念でなりません。

梅ヶ丘病院

こんなニュースが報道されていました。
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06092803.cfm
都立梅ヶ丘病院で昨年4月に入院中の女児(8)が入浴中におぼれて死亡した事故に絡み、付き添った女性保育士(46)を停職2か月、病院長と看護科長を減給とする処分も発表した。
(2006年9月28日 読売新聞)

へ?今さら?
という処分です。

この事件は忘れられません。何せ、発達障害者支援法が施行されたその日にこの事件が起きたのですから。都立梅ヶ丘病院は、小児精神科の専門病院であり、発達障害者支援の中心とされるべき医療施設でもありました。それがこのザマです。

結局、この事件は「保育士の不注意」として、保育士が書類送検されて処理されました。納得いかないのは、発覚当初、ふてぶてしく病院関係者が都庁で謝罪会見をして以降、都民に一切事件の情報が知らされていないことです。

病院も東京都も、「被害者遺族の許可が必要なので・・・」などという理由をつけて、事故調査結果(警察とは別に、東京都が内部調査委員会を設けていた)も一切公表してきませんでした。当然、被害女児のプライバシーは最大限に尊重されなければならないでしょう。しかし、最高峰の専門病院で、なぜ、入院女児はわずか40cmの深さの浴槽に、仰向けで沈んだ状態になっていたのでしょうか?女児がてんかん発作をもっていた、転院してきてあまり日がたっていなかった、などという情報もありましたが、そのてんかんは治療の副作用で生じていたものなのか(私は、不登校を理由にこの病院に入院させられて薬漬けにされ、その結果てんかん発作がおきるようになった少年を知っています)?転院して間もないということは、体が慣れない薬の増減があったのではないか?疑問は尽きません。

この病院の院長は、特別支援教育や発達障害者支援法など、国にアドバイスを与えて制度を構築させた中心人物である。また、児童青年精神医学会の次期理事長でもある。児童精神科医のトップ1が、自身の施設で起きた事件の真相を明らかにできないようであれば、発達障害支援が健全になるはずがない。

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