精神科医の犯罪を問う

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精神医療はどんどんとその形態をよりソフトに、マイルドに変えてきています。しかし、その根底にあるものは何ら変わっていません。歴史を振り返れば、精神医療はもともと「医療」として発展したものではなく、「治安」を目的とした管理手段であることがわかります。
 
彼らが作り出してきたのは、より人間らしさを取り戻した人ではなく、より従順で無気力になった動物でした。それは現在でも変わっていません。精神医療の目指すゴールは、治癒ではなく、寛解という名の、薬物によって永続的に従順になる状態です。彼らの生活は、精神病院や、その鉄格子を単に地域全体へと広げた地域精神保健(コミュニティメンタルヘルス)によって管理された状態です。
 
主な治療手段も、隔離拘束→各種ショック療法→ロボトミー→薬物療法と変わってきていますが、いずれも乱暴な物理的手段で身体や脳を麻痺させ、より従順にさせるものです。一見して科学的根拠がありそうに見える薬物療法も、本当の脳科学からすると、まだまだ乱暴、野蛮という表現が適切です。ロボトミーを残虐で非科学的だと非難する精神科医がいますが、向精神薬の長期投与や多剤大量処方などは、それに匹敵する野蛮さです。単に形態がソフトになっただけであり、患者の苦しみはもしかしたらそれ以上かもしれません。
 
現在、精神医学会では早期介入が大流行です。早期に支援するといえば、誰もがそれを正しいと思うでしょう。早期に支援すればするほど、治る確率は高くなると直感的に判断してしまうでしょう。実際、厚生労働省も民主党もそのロジックにすっかり騙されています。優生思想や保安処分に反対してきた人々からも、目立った反対の動きは今のところないようです。
 
しかし、この早期介入という概念は、優生思想や保安処分という概念と通ずるものがあり、単にそれがソフトに形態を変えただけの話です。早期介入の第一段階にある、精神病ハイリスク群や精神病発症予定者をふるい分ける手法は、劣った遺伝子を持つ人々、遺伝性精神病質、犯罪者予備軍をあぶりだす手段と同じです。その基準となるものが、一見して根拠がありそうに見えながら、全く科学的根拠がないものです。そして、不幸にもターゲットに選定された人々は、優生思想や保安処分の被害に遭った歴史上の被害者と同じ道を歩むのです。彼らを地獄に誘う手段は、今や毒ガスや鉄格子、アイスピックではありませんが、薬物や善意の包囲網(精神科受診を地域を挙げて促進する教師、保健師、カウンセラーなどのネットワーク)です。
 
もしも精神科医が「治癒」できるのであれば、早期介入は非常に価値あるものでしょう。そうであれば私も率先して広めるでしょうが、現実は全く異なります。早期介入を推進する人々は、治癒する技術はおろか、治癒という概念すら持っていません。高血圧の薬を飲み続けるように、抗精神病薬をずっと飲み続けましょうと言う人々です。
 
精神医療の戦略は、より巧妙に、狡猾になっています。それだけに、騙されやすくなっています。しかし、それ以上に人々が賢くなればよい話です。事実を知りましょう。そして直面しましょう。

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