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雑誌「創」の2013年7月号、8月号に興味深い記事が掲載されています。昨年、マスコミを賑わせた元「オセロ」中島知子さんの洗脳騒動について、その真相が本人と関係者の口から語られています。
http://www.tsukuru.co.jp/gekkan/ 是非全文をお読みいただきたいのですが、決して他人事ではない、今の日本を象徴する危険な状況がよくわかります。 そもそもの発端は家族問題でした。中島さんからの金銭的援助が途絶えた妹が騒ぎ立て、それにマスコミが乗っかり、さらには霊感商法対策で有名な弁護士や議員らが出てきて騒動を大きくしたという構図です。同居していた占い師は洗脳のプロだと大きく騒がれ、煽りたてられた家族が彼女を精神科病院に強制入院させられました。しまいには、彼女が向精神薬でふらふらの状態でインタビューに応じたことで、「まだマインドコントロールが解けていない」などと言われるようになったそうです。 では発端は何だったのでしょうか? インタビューに応じた中島知子さんの言葉が掲載されている8月号より一部引用します。 家賃滞納については、個人的な問題でお騒がせして本当に申し訳なかったと思います。しかし私としてはあの時、どうすることもできなかったのです。いい年をしてハチャメチャなことをしたと反省していますが、体調も悪かったし、家族や仕事のことで思い悩んで追い詰められていたのです。そして、前の年から仕事も休んでいたため、家賃が払えなくなったのです。家への仕送りもできなくなり、その時手伝ってもらっていた方の年金や貯金で生活させてもらってました。 結局、彼女はマスコミに振り回された挙句、会社(松竹芸能)からも家族からも洗脳が解けていないという扱いをされ、精神病棟に強制入院させられてしまいます。 家族から搾取され、それに嫌気がさしてふさぎこんだら「洗脳されている」と騒がれ、挙句の果てに強制入院させられたということです。その過程で出てくる、興味本位のマスコミ、正義感ぶった弁護士と国会議員、そして問題ないのに強制入院を受け入れた精神科病院。彼らは一体何者でしょうか? これは完全に集団いじめの構図です。二重、三重に被害者に追い打ちをかける徹底ぶりです。いつから日本はこうなったのでしょうか?いや、精神医療を絡めて社会的に抹殺する手法自体は昔から変わりません。メディアを使って大衆を煽るという手法も昔から変わりません。 ちょっと想像してみて下さい。あなたが学校の部活仲間にいつもたかられ、仕方なくいつも晩御飯を奢っていたとします。それが嫌になって部活にいかなくなり、友人に悩みを聞いてもらって支えられていたら、部活仲間が騒ぎ立て、教師を巻き込んだ大騒動となります。友人は、陰口を吹き込んであなたを孤立させようとする極悪人だとされ、学校中から非難されます。学校とは関係のない人々までがその友人の悪口を言い、ネットで誹謗中傷します。あなたがそれに胸を痛めてその友人をかばおうとすると「洗脳されている」と言われます。それでも友人を守ろうとすると、精神科病院へ強制入院させられます。こんなことをされて耐えられる人などいますか? 自分のしている悪事がばれそうになった際、注意を他に逸らし、他人に責任をなすりつけようとして、他人のことを「狂っている」「おかしい」と必要以上に騒ぎ立てる人がいます。強制入院させられた人ではなく、強制入院をさせた人、そしてそれを決定した精神保健指定医自体がおかしいというケースがあります。 もちろん、このような強制入院は、あってはならないことです。しかし、先日発覚した大阪府立精神医療センターの事件のように、精神医療現場で実際に起きているのです。そして、資格を持った精神保健指定医なら、いつでも正しい判断をするはずだと厚生労働省は現実を見ずに今日も言い張っているのです。 |
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2013年07月29日
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