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連日のように強制不妊手術の問題が報道されています。 しかし、ほとんどの人が気付いていないでしょう。強制不妊手術こそ、現代精神医学の象徴であり、決して過去の問題ではないということに。 つまり、現在の精神医学、精神医療とは、強制不妊手術を引き起こした源流から全く変わっていないということです。 少しでも歴史を振り返ればわかることです。日本の精神医学はドイツからの直輸入です。日本の精神医学の源である東京大学精神医学教室の歴代教授は、皆ドイツに留学して本場精神医学を学んできました。 特に、三代目教授であった三宅鑛一は、旧優生保護法の前身である国民優生法の成立に大きな影響を与えました。 ちなみに、上記論文で金子準二や内村祐之が断種に反対あるいは積極的でなかったとされていますが、旧優生保護法の成立後であった1953年には、厚生省に対して「精神障害者の遺伝を防止するため優生手術の実施を促進せしむる財政措置を講ずること」と要求する陳情書をこの二人が連名で提出しています。 ナチスを利用して大量虐殺を実現させたのがドイツ精神医学です。 そして、これが日本の精神医学の土台なのです。その土台の上に実践を積み重ねても意味がないのです。精神医学に端を発する悲劇の一例が障害者大量抹殺であり、ホロコーストです。そしてその同じ延長線上に強制不妊があり、精神病院への隔離収容があり、異常に多い強制入院や身体拘束であり、多剤大量処方があるのです。 その腐った土台である精神医学の本質的な思想を取り除かない限り、本当のメンタルヘルスは実現できないのです。 |
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2018年02月22日
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