精神科医の犯罪を問う

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精神医療産業の戦略

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警告!!!!!!!!!

超有害図書が発行されます。皆さん、注意して下さい。これは精神疾患啓発出前授業につなげるための戦略です。

http://prtimes.jp/a/?f=d8812-20131119-8623.pdf
http://psycience.com/

いよいよ中学校に侵入する準備が整ってきました。

これを発行した公益財団法人 精神・神経科学振興財団とはどんな団体でしょうか?

この財団への寄附金を調べました。
イーライリリー:50万円
ファイザー:2000万円
大塚製薬:20万円
田辺三菱:1500万円
Meiji:1000万円
塩野義:150万円
MSD:1750万円
わかっている寄付金の合計で6470万円です

東京大学精神医学系には、製薬会社から合計8300万円支払われています。大塚製薬の3000万円と大日本住友製薬の4500万円が目立ちます。

さすがに、以前のような露骨な絵本(宮田雄吾著)な内容ではなく、マイルドに仕上げていますが、その意図と目的は何ら変わりません。非常に危険な予防精神医学、早期介入推進グループの一派です。
 
もうこうなったら、逆に彼らの言う「メンタルヘルス教育」に乗っかりましょう。モノアミン仮説は正しくないと正しい情報を教育しましょう。何の科学的根拠もなく、将来を左右する烙印となる診断名を気軽につけ、平気で有害な薬物治療を人体実験のように行う精神科につなげることは、子どもの未来を破壊するということを徹底的に教育しましょう。これが本当のメンタルヘルス教育です

※製薬会社による出前授業では、モノアミン仮説を使った説明がされています。
https://www.lilly.co.jp/data/static/pdf/report_kokoro.pdf

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お次は受験うつ

「うつの痛み」CMよりもバカバカしく、かつ有害な広告が最近目につくようになってきました。

http://www.shinjuku-mental.com/jyuken/

http://www.atpress.ne.jp/view/40217
 
キャッチフレーズは「受験勉強ができないのは、うつ病のせいかもしれない」らしいです。
そして、受験生の76%が「受験うつ」らしいです。

受験勉強ができないのは、そもそも勉強のやり方が間違っているからです。断言できます。そして、原因はだいたい以下のものです。

1.学び方そのものが誤っている(言葉や内容を理解しないまま詰め込み暗記をする、段階を飛び越える、実物や図画、写真を参照しないで文字だけとにらめっこしているなど)
2.生活習慣が誤っている(昼夜逆転、甘い物の摂り過ぎ、睡眠不足、運動不足、栄養不足)
3.抑圧的な環境にある(望まないのに受験させられる、過度のプレッシャーなど)

これらを解決すればよい話です。薬や、ましてや何が起こるかわからないTMS治療に頼ろうとするなど、選択できる中でも最悪の解決策です。まあ、一時的に症状をごまかして合格できるかもしれません。その子の人生の最終ゴールが「合格」であり、その後どんな人生を歩もうがどうでもいいというのでよいのであれば、是非そうしてあげて下さい。

私自身、中学受験で一時期ひどいチックになりました。非常に奇妙な動きをしていたので、今なら即精神科行きだったでしょう。親も小学校教師も理解があり、明らかな原因(受験プレッシャー)に対して適切な対応をしたため、チック症状は自然とおさまりました。病院など不要でした。

高校で一時期落ちこぼれた際、毎日夜11時に寝ようとしても朝4時まで眠れないという不眠状態が続きました。その原因は、理系に進んだものの、物理がさっぱりわからず、将来に不安を感じたからでした。その解決策はシンプルでした。一切のプライドを捨て、中学の物理も理解していないというありのままの事実に向き合い、一から自分で勉強し直しました。理解ができ、そして成績に反映されたら安心感がもたらされました。それ以降現在まで一切不眠に悩まされることはありません。

精神科に行ってこれらの問題が本当に解決すると思いますか?

勉強の問題はまず勉強で解決すべきです。「受験うつ」という発想を受けて入れてしまうこと自体、本当の問題を避けている証拠です


ちなみに、この怪しげなクリニックとタイアップし、「受験うつ」という概念を広げ、さらに受験産業を食い物しようとしている精神科医の情報はこちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53357233.html

これから、この手の宣伝がたくさん出てくるでしょう。何らかの失敗や悩みは、すべてうつ病が原因にされますよ。
「仕事ができないのは、うつ病のせいかもしれません」
「結婚ができないのは、うつ病のせいかもしれません」
「子供ができないのは、うつ病のせいかもしれません」
「旦那さんが昇進しないのは、うつ病のせいかもしれません」
「お子さんが反抗的なのは、うつ病のせいかもしれません」
「成績が悪いのは、うつ病のせいかもしれません」

これは無限に応用がききます。人の失敗や困難に伴う不安につけこみ、そして何らかの理由付けや正当化を与えてあげたらよいだけなのです。そこに科学的根拠など必要ないのです。科学を装う必要はありますが。まあ、インターネットを通したアンケートの結果くらいでも簡単に人々は騙せますから、ちょっとした装いで十分でしょう。

覚えておいて下さい。精神医療というイデオロギーは、人の不安や怖れをあおり立て、無知や無責任さにつけこむことで浸透するのです。様々な問題(個人が抱える人生の困難から、法整備の矛盾や未熟さなどの社会的問題まで)を覆い隠し、その注意を本質から逸らし、それを個人の脳の問題にすり替え、恐怖や不安を刺激し、偏見を助長させることで人々を支配してきた道具が精神医療です。陰謀論ではなく、歴史がそれを物語っています。

「精神医療が悪い」「精神医療は悪だ」という論調を展開できるかもしれませんが、精神医療に取り込まれるのは私も含めた個人及び社会の無知、無責任が原因なのです。精神医療に付け込まれる原因となった自分たちの無責任に向き合うことができない限り、精神医療批判も単なる自分たちの正当化に成り下がる危険性があります。

要するに、問題が生じたとしても、根拠もなく「精神疾患が原因だ」「脳の病気が原因だ」とささやく精神科医の戯言に一切耳を貸さず、問題が起きた本当の原因に向き合う勇気と努力が必要だということです。人はいとも簡単に自分を正当化してくれる人や物になびいてしまいます。そこを断ち切ることは困難かもしれませんが、それが結局自分を守ることになるのです。

精神医療へのストップがなく、学歴偏重社会の韓国では、受験に伴う精神科治療はもはや一つの産業になっています。「受験うつ」のようなアホな概念を受け入れたらどうなるのか、隣国に良い先進モデルがあります。薬を飲ませてでも合格させたいという風潮が、どれだけ自殺率増加に貢献しているのか調べたらよいでしょう。

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今日のYahoo!トップニュースだったので、すっかり騙された人も多いことでしょう。

「うつ病、機械による客観的診断&治療が可能に〜手軽に数値化できる唾液診断も」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131031-00010002-bjournal-bus_all
Business Journal 10月31日(木)3時29分配信

うつ病。ストレス社会の現代、誰もが知っている心の病。

しかし、多くの感染症や、ケガ、慢性疾患などと異なり、うつ病の診断方法は、医師の主観によるもので、「血液中から抑鬱物質が見つかりましたから、うつ病ですね」というものではありません。

別段これでも患者さんには大きなデメリットはないのですが、確証がないということで「所詮は心の問題」「根性不足」といった偏見があるのも事実です。

そこで近年、最後の砦だった精神医学でも、診断や治療に客観的な結果の出る測定機器が用いられるようになってきています。

うつ病の多くは、脳内で明らかに健常者とは違う脳内物質のバランスの崩れや、活性化しないはずの部位が活性化していたりするのですが、その病態を実際に見て、確証が欲しいという声に応えるように、さまざまな機材や試験薬の研究が重ねられています。

実際に数値や画像などで「病気である」という確証が得られることで、病気に対して真剣に取り組まないといけないという動機につながることもあります。

例えば、うつ病は精神科医が面談して診断するというのが一般的であり、今でもそれが主流なのですが、最近は光トポグラフィーという機械がうつ病の客観的診断の助けになると評判になっています。

●光トポグラフィーによる、うつ病の画像診断

原理は比較的単純で、うつ病患者によくある特徴を画像診断で「見える化」するというものです。

うつ病は健常者と比べると、前頭前野の血流量の変化に違いが見られます。だから血流量の変化を計ればいいということになります。この装置は、その名の通 り光を使い、その反射光で診断するのです。光を頭皮にあてても中に通らないと思われそうですが、頭蓋骨の上から近赤外線つまり光をビームにして照射すると 1%くらいが頭蓋骨を透過し、脳の表面1〜2センチくらいで光は反射して、その1%ほどが頭蓋骨を透過して出てくることがわかっており、この微量の反射光 を精密なセンサーで測定することで、光が脳を透過する間の血流量がわかるというわけです。頭蓋骨を光が透過するなんて恐ろしいと感じるかもしれませんが、 もちろん害はありません。

原理自体は書くと簡単ですが、実際はかなり高度な技術であり、機械も高額です。診断料も保険は適用できず、1万円以上かかってしまいます。また頻繁に使うというほど簡便ではないのも難点です。

また、この機械診断と共に、うつ病の治療機械も開発されています。経頭蓋磁気刺激という方法で、前頭前野の血流量を磁気刺激で改善しようというもので す。これらを組み合わせ、うつ病は光トポグラフィーで診断して、経頭蓋磁気刺激で治療するという流れが考えられます。実際に、脳に磁気刺激をして症状が改 善している患者さんも見られます。

しかし、機械の精度や信頼性は、まだ万人に対応できるほどには達していません。画像は鮮明とはいい難く、ラフな診断しかできず、漏れも多いのです。心の 病気というのは一筋縄ではいきません。実際に磁気刺激治療が全然効かない人も多く、簡単に機械診断・機械治療にシフトはできないでしょう。

●唾液から、うつ病診断が可能に?

先ほど紹介した機械を使用しての検査は高額ですが、もっと簡単なうつ病の検査方法も登場し始めています。唾液からストレスにまつわる分泌物を調べ、それを数値化するというものです。

身体ストレスの負荷が高いと、脳が非常事態警報を発して副腎皮質からコルチゾールというホルモンの分泌が促されます。そこで、採血してコルチゾールの血中濃度を計ればストレス数値としてわかりやすいが、いちいち採血するのは採るほうも採られるほうも大変です。

近年、コルチゾール血中濃度は唾液中のコルチゾールに反映されることがわかってきたので、ガムをかむような要領で唾液採取用のスポンジに唾液を染み込ませるだけで検査が可能となりました。これなら痛みも伴わないし楽です。

もう一つ、唾液でストレス状態を調べる方法があります。それはクロモグラニンAという物質を測定するのですが、この物質は副腎髄質から放出されるアドレナ リンの量と関係しています。アドレナリンは精神的ストレスの程度と関係が深い物質で、以前から注目されていましたが、アドレナリンは代謝が早く、刻々と濃 度が変化することや、採血のときの痛み刺激だけでも濃度が変化するので測定が難しく、有効な数値はなかなか出せませんでした。

しかし、唾液中のクロモグラニンAという物質は、比較的安定で副腎髄質からアドレナリンと一緒に放出されるので、アドレナリンの濃度そのものよりアドレ ナリンがどのくらい出ていたか、ある意味、興奮やストレスの蓄積状態を示し、転じてストレスの度合いを推し量りやすいのです。

そして現在、いくつかの病院で行うことができる検査として、グロモグラニンAをはじめ数種類のうつ病と因果関係のある成分を分析、数値化することができ るようになってきています。あくまでストレス状態を数値化するだけのもので、うつ病診断にそのまま使えるわけではありませんが、費用も5000円以下で、 何よりも唾液を採取するだけなので、痛みもありません。

筆者も患者さんからの要望で、確証が欲しいといったリクエストがあった際には提案することにしています。

まだ取り扱っている病院は少ないので、診断を受けたい場合は、最寄りの病院に事前に問い合わせてみるといいでしょう。

中川晶/なかがわ中之島クリニック院長


この手の詐欺が多くなってきました。「うつ病の多くは、脳内で明らかに健常者とは違う脳内物質のバランスの崩れや、活性化しないはずの部位が活性化していたりする」と述べていますが、その根拠はどこにあるのですか?「多く」とはどれだけの割合ですか?既にいくつもの研究で否定されている「脳内物質のバランスの崩れ」という概念を持ち出す意図は何でしょうか?

うつ病の客観的診断など不可能です。なぜならば、誰もうつ病の正しい定義や疾病概念を述べることができないからです。仮に、脳内の血流量やセロトニンの濃度の測定が正確にできたとしましょう。しかし、血流量の低下=うつ病、セロトニンの不足=うつ病と誰も証明していない段階で、どうやって客観的に正確な診断などできるでしょうか?

体温計は体温を正確に測定するでしょう。しかし、体温計が診断するわけではありません。もしも、高熱が出るという原因がインフルエンザのみであれば、体温計によってインフルエンザと診断できます。しかし、現実には高熱が出る原因は様々です。高熱という指標は、インフルエンザを疑う可能性にはなりますが、確定するわけではありません。

さらに付け加えると、「インフルエンザに伴う高熱」と「うつ病に伴う特定物質の分泌異常」とは全く異なる話です。なぜならば、インフルエンザは実際に病気として証明されているからです。インフルエンザに伴って高熱が出るメカニズムもわかっています。ところが、うつ病は誰もそれを病気として証明したこともなく、その発症メカニズムも何らわかっていません。うつ病と、特定物質の分泌異常が関連するのかすら本当にはわかっていません。

したがって、分泌異常を測定したからといって、それがうつ病なる病気につながる保証などどこにもないのです。スクリーニング的に用いるとしても、それがどの程度の感度や特異度なのか、誰も正しく評価できないのです。そんな段階なのに「客観的な診断」という表現は、詐欺そのものです。

この詐欺のトリ
ックがわかりました?子どもだましというよりは、既に多くの大人が騙されているので、大人だましのトリックですね。

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最近、血液検査や光トポグラフィーを使って精神疾患を客観的に診断できるという迷信が流行しています。多くの人々は、関連する研究や成果を伝える報道によって完全に勘違いさせられています。私のところにも、今は画像診断などで精神疾患も科学的に診断できるのですよね?と質問がよく来るのですが、それは100%嘘だと返答しています。その理由を説明していきます。

まずはこちらをご覧下さい。統合失調症に対する早期介入の研究を進めてきた東大精神科は、このような研究を発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130913-00000038-mycomj-sci
東京大学医学部附属病院(東大病院)は9月6日、「プロトン核磁気共鳴スペクトロスコピー」という方法を用いて、統合失調症にかかる危険が高い状態にある群、発症後の間もない時期にある群、慢性化している群の、脳内化学物質の濃度を調べたところ、慢性化群のみ、脳の「内側前頭前野」の「グルタミン酸-グルタミン総和」と「Nアセチルアスパラギン酸」の濃度低下が認められたと発表した。

勘の良い人ならすぐに疑問が浮かんだことでしょう。日本で統合失調症と診断され、慢性化している患者で、はたして向精神薬を飲まされていない人などいるのだろうか?慢性化している群とは、向精神薬で散々脳の中をいじくり回された群のことではないだろうか?と。

やはり、言い訳のように付け加えていました。「今回の研究の参加者は統合失調症の治療薬を内服中の患者が中心となっていたことより、治療薬の影響について考慮しながら注意深く解析が行われた。しかし、これらの結果が治療薬の影響から完全に離れ、統合失調症そのものの影響を反映しているかどうかについては確定できないという限界がある。」ということです。

脳に直接作用する向精神薬と、統合失調症と言われる症状と、どちらの方がより脳に影響を与えるのか。普通に考えたらわかることです。

日本で早期介入を進める精神科医らは、精神疾患を放置することがいかに脳に悪影響をもたらすかをしきりに説きますが、長期的な向精神薬服用とどちらの方が脳に悪影響があるのでしょうか?

そして本題です。
同じく東大精神科の笠井教授の研究です
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=84210&cx_text=06&from=yoltop
東大病院など国内7医療機関が光トポグラフィー検査で行った大規模研究(精神疾患の人673人、健常者1007人)によると、臨床診断でうつ病の診断基準が明確に当てはまった人の75%、同じく双極性障害の77%、統合失調症の90%で正確に鑑別ができた。

このような数字に騙され、光トポグラフィーが客観的に精神疾患を正しく判定することができると勘違いしてしまう人がほとんどでしょう。

実は、少し考えたらわかることです。

①そもそも、精神疾患の正確な定義、線引き、診断手法が一切存在しない
ということは、臨床診断が正しいかどうか、光トポグラフィー検査の判定が正しいかどうかすらそもそも評価できないのです。だから、この一致率は診断の正しさを表す数値ではありません。たとえば、DSMを用いてうつ病の診断をする場合、精神科医同士でも診断の一致率はそれなりに高くなりますが、それが診断の絶対的な正確さを示すものではありません。

わかりやすい例を挙げます。女性の「美しさ」とは絶対的なものではありません。主観での評価です。男性間で「美しい」と評価が一致する率はそれなりに高いかもしれませんが、それが絶対的な美しさを保証するものではありません。あるプログラムを作り、女性の美しさを機械で判定するという試みをしたところ、人間が美しいと評価したものと約75%が一致したとします。その試みは興味深いかもしれませんが、それは美しさの測定の絶対的な正しさを示すものではありません。機械による判定を、人間の主観的な評価とそれなりに一致させることができたというだけの話です。

②測定されているのは、あくまで「症状」つまり結果であり、病原ではない
例えば「発熱」は症状です。体温計は「高熱」「微熱」「平熱」を判定してくれますが、その原因を特定するわけではありません。決定的な診断ツールにはならないということです。

③その症状ですら、治療に使われた向精神薬の影響という可能性がある
これが重要なポイントになります。先ほど紹介した、同じ笠井教授の研究と全く一緒です。病気ではなく向精神薬の影響こそが違いを作り出している可能性があります。正常な人が抗うつ薬を飲み続けたら、「うつ病」とされている患者が示す脳画像と同じパターンを示すかもしれません。

したがって、血液検査でうつ病を正しく診断できる、光トポグラフィーで精神疾患を正しく診断できる、音声分析でうつ病を客観的に正しく診断できるなどという主張は100%嘘です。

付け加えるならば、もしも向精神薬の影響ではない具体的な脳の異常(※単なるパフォーマンスの低下や、通常範囲内の分布の偏りではなく、物理的に損傷や欠損などが認められるもの)を正しく判定することができ、そしてその異常が病気の原因であると特定できたとしたら、それは精神科ではなく、脳外科、神経内科等で取り扱うべき問題になります。それはそれで歓迎します。

脳科学、脳研究は確かに発展してきています。様々な測定機器も開発されてきました。それに伴い、精神病理学もさぞかし発展しただろうと皆考えるでしょう。しかし、いくら最新の機器を導入しようが、結局それが何かを解明するわけでもなく、単に非論理的な主張やアプローチの上に科学的装いをほどこしているだけです。そして、一般市民は報道を通してそれを科学だと誤認し、精神科医に誤った期待を寄せるのです。

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本来、予防医学的アプローチは高騰する医療費を抑制する切り札になるはずでした。ところが、目的は簡単にすり替えられます。「病気になる前に病気にならない体作りをする」という発想は、「病気になる前に予兆を見つけ出し、早期に医療機関にかかる」ということになります。

「早期に治療をすることで重症化を防ぎ、結果として医療費を抑制することができる」という主張を、市民や行政、議員は簡単に受け入れてしまい、
健康になって医療から遠ざかることよりも、わずかなことで医療に近付くということが価値のあるものだと考えてしまいがちです。

お金(強制的に徴収される保険料や税金)が使われるとしても、それが健康を作り出すものであれば納得できるでしょう。健康はお金では買えないと言われますが、本当に健康作りに投資されるならば非常に価値があるでしょう。しかし、逆にそれが病気を作ることに使われたらいかがでしょうか?

そこで、今日のニュースです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130912-00000519-san-soci
「未病産業」を提案 国家戦略特区で神奈川県など

産経新聞 9月12日(木)11時57分配信

安倍晋三政権が進める成長戦略の柱である「国家戦略特区」に、神奈川県と横浜、川崎両市は11日、健康・医療分野の産業創出を目指す「経済成長プラン」を提案した。従来の「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」で取り組んできた病気と闘う最先端医療の産業化に加え、医療機関を受診する手前の「未病」段階を対象とする市場の開拓を打ち出している。

「未病産業」として、機能性食品や運動による健康維持支援のほか、大腸がんなどの予兆をキャッチできる分析機器を備えたトイレ▽うつなどのリスクを自己申告ではなく音声分析で客観的に把握できる技術▽漢方薬の原料となる生薬の植物工場−といった事業をラインアップ。薬事法の規制緩和や健康・医療の個人情報を取り扱うルール整備などを求めている。

黒岩祐治知事は「超高齢化社会のニーズに応えるための産業化。『未病』の考え方を前面に出し、生活の現場に最先端のモニタリングシステムを入れて病気にならなくする」と述べた。

国家戦略特区は、従来の自治体が提案した地域を指定する総合特区と異なり、首相主導で規制緩和を推進する。採否は10月中旬に決定される。

もしもこの「国家戦略」が、「病気にならなくする」ものであれば、本当に国の成長を促す結果になるでしょう。しかし、「うつなどのリスクを自己申告ではなく音声分析で客観的に把握できる技術」というものが挙がっている時点で、これがどのような結果になるのかすぐに想像がつきます。

精神疾患以外のアプローチは効果があるかもしれません。しかし、精神疾患の「未病」の産業化などは、究極の「疾患喧伝」「病気作り」です。まさに、悩める健康人を病人にするためのものです。なぜならば、うつ病の予兆など正確に判定できるはずがないからです。

そもそも、うつ病という概念そのものがあいまいであり、精神科医が主張するような「脳の病気」であることなど誰も証明したことがなく、客観的な定義や診断手法が存在しません。ですから、うつなどのリスクを客観的に「正しく」把握できる技術など存在するはずがないのです。その検査手法が正しく対象者を拾い上げたり、あるいは誤って拾い上げたりする可能性を示す「感度」「特異度」を評価する以前の話です。

精神疾患の未病を産業化することにより、精神医療産業は成長するかもしれませんが、働ける能力のある納税者を病人にし、しばしば悪化させて傷病手当、自立支援医療費、医療扶助などを受給(利用)する立場にするのであれば、国家の成長など望めません。生存すら危うくなります。

ちなみに、これがお手本となる精神医療産業の世界戦略です。

http://www.shimotsuke.co.jp/prwire/2013/09/11/201309114520

◎精神保健サービスの意識、利用を高めるアイデア募集

AsiaNet 54204
共同JBN 1036 (2013.9.11)

【ニューヨーク2013年9月11日PRN=共同JBN】
*パートナーが低リソース環境のうつ病や不安に対するコミュニティー主体の包括的な精神保健サービスの要求と利用を促すアイデアを求めている。

Scientists Without Bordersはジョンソン・エンド・ジョンソンと協力して11日、発展途上国の患者の間のうつ病や不安障害に対する精神保健サービスの意識と利用を高めるアイデアを求めて、賞金1万ドルの画期的な公開チャレンジ計画を発表した。このチャレンジは31日間有効で、今年の10月10日の世界精神保健デーに締め切られる。

精神障害は世界の症例のほぼ3分の2を引き起こしている低中所得国(LMIC)で、深刻な公衆衛生上の結果をもたらしている。LMICやその他低リソース環境において、精神障害は多くの問題で悪化している。これらは意識や教育の欠如とともにコミュニティーと個人双方の悪い兆候などである。

さらに、精神保健ケアに対する世界的投資が極めて欠如している。精神障害は心疾患あるいはがんよりもはるかに重く非伝染性疾患の世界的負担の原因になっており(注1)、圧倒的多数の国が精神障害に保健予算の2%近くを割り当てている(注2)。精神保健障害の中でも、単極性うつ病(注3)は世界人口の推定5%、もしくは3億5000万人がかかっている最も一般的で体力を消耗する疾患の1つである。不安障害はすべての臨床的うつ病症例のほぼ半数で診断されている(注4)。

政府、ヘルスケア提唱者、政策決定者側のさまざまな努力にもかかわらず、患者やその家族の間に適切な精神保健サービスに対する意識と要求および提供されているそのようなサービスの利用が進んでいない状態が、国や地域レベルの双方で続いている。

従って、今回のチャレンジは特に、うつ病と不安障害にかかっている15−44歳の個人の間で、診断と治療に得られる証拠の基づくサービスの利用を大きく高める可能性を持つ大胆かつ斬新なアイデアを求める。アイデアは低リソース環境で実行に移すため、文化的に適しふさわしいものでなくてはならない。

Scientists Without Bordersプログラムアソシエートのシェネル・ボナビト氏は「われわれはジョンソン・エンド・ジョンソン、InnoCentiveと提携して、LMIC諸国のうつ病と不安障害の診断、治療に対する精神保健サービスへの意識と利用を高めるソリューションを求めて、公開の革新的モデル作りに応募してもらうため3者協力することに興奮している」と語った。

ジョンソン・エンド・ジョンソン傘下企業Janssen Research & Development, LLC神経科学治療責任者であるフセイニ・マンジ医博は「精神疾患に苦しむ世界の発展途上地域の人々を支援する大きなニーズがある。われわれはさまざまな世界的問題を解決しようとする人々のこのような努力を支援して、人々を教育し、精神疾患に対するケアを求めることができ、効果的治療で希望を持ってもらえるよう支援する新しい方策を見いだすことを誇りに思う」と語った。このプロジェクトは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの系列のヤンセンファーマ(Janssen Pharmaceutical Companies)が2011年に開始したHealthy Minds Initiativeに関連している。同イニシアチブは基礎的発見、臨床解釈、マルチセクター・コラボレーションを通じて脳障害との戦い前進を加速し、人々に脳障害について教育を支援し、それら障害に関係を持つ兆候を減らす努力をする。(以下略)

この戦略が理解できるでしょうか?

製薬会社資本で、精神科医らが発展途上国で精神医療産業を開拓するいうことです。日本で「うつは心の風邪」という戦略が見事にはまったように、発展途上国に切り込むアイディアを欲しているのです。

先進国では精神疾患という概念や向精神薬の虚構が暴かれ、もはや儲かる市場ではなくなってきました。日本も伸びが鈍ってきたので、次のターゲットは発展途上国です。

ちなみに、日本でもこのようなNPOがあります。
http://www.sumh.org/

なぜか製薬会社が多額の寄付をしています。たとえばファイザーは昨年30万円寄付してます。

精神医療産業のグローバリズムとは、
無知につけこんだ市場開拓と言えるでしょう。市民がうるさく騒がない日本は、まだ利用価値のある市場です。しかもわざわざ政府がありがたい国家戦略を打ち出してくれたのですから。

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