精神科医の犯罪を問う

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うつ病患者の減少

共同通信がこのようなニュースを出しています。


うつ病など初の減少 患者95万人
 
厚生労働省が27日公表した2011年患者調査では、うつ病を含む「気分障害」の推計患者数が95万8千人となり、現在の形での統計がある1996年以降、初めて減少した。
 
 気分障害で入院したり、医療機関を外来で受診したりした患者数は96年が43万3千人、99年も44万1千人とほぼ横ばいだったが、02年は71万1千人に急増。前回の08年調査では104万1千人で、初めて100万人を超えていた。
 
2012/11/27 21:11   【共同通信】


どうやら、患者調査の結果が公表されたようです。12月上旬と聞いていましたが、少し早く発表されたようですね。正確には、うつ病患者が減ったのではなく、うつ病と診断された人が減ったのです。
 
ようやく、ようやく、ずっと右肩上がりであったうつ病キャンペーンが頭打ちとなったようです。抗うつ薬の売上も伸び悩んでいます。やはり、真実が明らかにされてきたからでしょう。
 
もちろん、肥大した精神医療産業がこれで済ませるはずがありません。すでに虚構が暴かれてきたうつ病以外の領域も開拓し続けています。統合失調症の早期介入、発達障害の早期発見などはその最たるものです。これは、癌細胞が増殖するがごとく、日本そのものがつぶれるまで肥大化し続けるでしょう。
 
とはいえ、これに対して立ち向かう人々もいます。すでにあちこちで紹介されているようですが、このようなイベントが開かれるようです。はたして精神医療産業の暴走は止めることができるのでしょうか?傍観者であり続けることもできますが、立ち向かうこともできます。とりあえず参加することから始めてみませんか?
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激増し続ける身体拘束

精神病院における身体拘束の激増が止まりません。平成20年の精神保健福祉資料調査が公表され、その深刻な事態が発覚しました。

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参考にした情報:
http://www.ncnp.go.jp/nimh/keikaku/vision/pdf/data_h20/h20_630_all.pdf

同じテーマを取り上げた前回の記事:
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/51276782.html

増え方が尋常ではありません。単に増加しているのではなく、その増加が加速しているのです。一体何が起きているのでしょうか?

その疑問に対する答えとして、精神科病棟に入れられる認知症患者が増えたからだという説があります。

確かに、最近は認知症の高齢者の精神病棟入院について議論が起きています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000almx.html

この話題を取り上げた記事も目立ちます
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=44834
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45200
http://mainichi.jp/select/science/news/20111004ddm013100010000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0927/TKY201109270599.html
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072601000974.html

認知症高齢者を精神病院に入院させるべきではないというのは大体の同意事項となってきています。精神科での人権侵害、薬漬けという話題にはあまり反応しない行政やマスコミも、この話題には反応が良いのです。まあ当然かもしれません。いくら精神科でひどいことが起きても所詮は他人事でしたが、この話題になると「明日は我が身」だからでしょう。

超高齢化社会に突入するに当たり、自分がいつ介護を必要とする状態になるかわかりません。そんな時に「施設に空きがなくて困っていらっしゃる方に朗報です。精神病院ならすぐに入れます。手薄い看護と薬漬けが特色です。他の介護施設では問題になるような身体拘束も簡単にできます。毎日寝て暮らせます。もちろんそのま永久に眠っていただいても大丈夫です。今すぐお手続き下さい。」という選択肢が存在していたらぞっとしますよね?

それにしても、日本の拘束率や拘束期間の長さは異常です。国際的な比較データがありましたので、それをご覧になると異常さが理解できるでしょう。
http://www.e-rapport.jp/team/action/sample/sample09/01.html

誰かこの問題を取り上げないかな、と思っていたら、第23回日本生命倫理学会でこのテーマが取り上げられていました。
http://jab2011.up.seesaa.net/image/E38397E383ADE382B0E383A9E383A00902E8A882E6ADA3E78988.pdf

いいことです。どんどん社会的問題として認知されるよう願います。

さて、以上はあくまでも「物理的」拘束の話です。「化学的」拘束、つまりは過剰投薬による行動制限についてはまだ実態が明らかになっていないのです。恐らく、いえいえ確実に、日本は「化学的」拘束の実績もとびぬけて世界一でしょう。

そして、これらの異常な拘束こそが、物理的に患者の命を奪っているものです。精神科医は、根拠や正当性がなくても他人の行動を制限、抑圧、コントロールすることが可能です。精神科医にこれらの権限を与えていることがそもそもの問題です。最終的に法で規制するしかありません。

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国際麻薬統制委員会(INCB)のHP上に、こんな報告書がありました。
 
ベンゾジアゼピン系の薬物に関しては、第IV章のFというセクションで触れられています。anxiolytics(抗不安薬)とsedative-hypnotics(催眠鎮静剤)の2種類に分類され、それぞれ各国、地域ごとの統計値をグラフで比較することができます。
 
単位のS-DDDとは、defined daily doses for statistical purposes(統計目的のための1日服用量)のことで、国際比較をしやすいように単位をそろえているようです。グラフ上では、人口1000人・1日当たりの服用量となっているようです。
 
たとえば、2007〜2009年の平均で、日本は抗不安薬が約24、催眠鎮静剤が45.8となっています。単位あたりの服用量では、ベルギーの方が多いです(それにしてもベルギーの伸びは変ですね。何が起きているのでしょうか?)。しかし、全体量としては桁違いになります。
 
日本全体としては、ベンゾ系の催眠鎮静剤の一年あたりの消費量は、45.8÷1000×125000000×365=約20億9千万錠となります。これはダントツでしょう。
 
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注目すべきは、報告書の40ページに"The high consumption levels observed in Japan might also reflect inappropriate prescribing patterns and associated abuse."と指摘されている点です。つまり、ベンゾ系催眠鎮静剤の量が多い理由として、不適切な処方があることを示唆しているのです。
 
多剤大量処方や、ベンゾの長期処方は、そろそろ国際的な恥さらしになってきましたよ。

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双極性障害の時代

これからは双極性障害の時代です。
 
なぜでしょうか?
 
単に薬が認可されたから。
いや、本当にただそれだけですよ。
 
薬が認可されていないのにキャンペーンをやっても何のメリットもないですからね。
 
7月1日には、グラクソスミスクラインのラミクタール(一般名:ラモトリギン)が、双極性障害の気分エピソードの再燃、再発抑制の追加効能を取得したようです。これで、イーライリリーに一歩遅れていた双極性障害のマーケティングに切り込んでいくでしょう。
 
さて、うつ病分野に関し、イーライリリーはプロザックの日本参入を断念し、パキシルを売り出すグラクソスミスクラインの独り勝ちを許していました。
 
しかし、あえて棲み分けをし、アンチスティグマキャンペーンで統合失調症分野に切り込み、順当にジプレキサの売り上げを伸ばしてきました。さらには、サインバルタによってうつ病分野への切り札を取得し、ADHD分野では、すさまじい広告キャンペーン(今やインターネットで広告を見ない日がありません)によって市場拡大を狙っています。そして、統合失調症分野と双極性障害分野では他の追随を許さない、独走体制になりつつあります。
 
さて、これから日本はどのようになっていくのでしょうか?うつ病キャンペーン→双極性障害キャンペーンという流れは、先行する欧米市場から十分に予測できたことでした。ただ、日本は欧米とは異なる要素があります。それは、過去の問題が未解決だということです。
 
欧米見られる、バルビツレート→ベンゾジアゼピン→SSRI→新型統合失調症治療薬という流れは、それぞれの転換期に薬の問題点が社会的にしっかりと暴かれたことによる必然的な流れでした。日本では、それぞれのサイクルが未完了です。つまり、いまだに外来でラボナやベゲタミンが出され、ベンゾジアゼピンは「安全」「依存性はない」と嘘の情報で塗り固められて乱処方され、SSRIの十分にその問題点が知れ渡っていません。
 
そんな状態で次々とマーケティングの大きな流れが来ているのです。それに加えてオーストラリア式の早期介入と英国式のアウトリーチという、最悪の勢力が流れ込んできています。この流れに、現場の精神科医も振り回されていますが、当然一番の被害者は患者です。
 
本当に恐ろしいことが起きようとしています。以下の統計をご覧になり、冷静に何が起きているのかを分析し、手を打たないといけません。
 
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統計まとめ

この20年で日本はすっかり変わってしまいました。
しかしここまで急激に悪化している理由は何でしょうか?
 
色々な人がその理由を述べています。
「教育が・・・」
「食生活が・・・」
「核家族化が・・・」
「少子高齢化が・・・」
「ストレス社会が・・・」
「不景気が・・・」
 
どれも一理あるでしょうが、この社会の急激な悪化の理由を十分に説明できるものではないようです。
 
私は、10年以上精神医療とその社会に及ぼす影響について分析、観察するうちに、ある恐ろしい事実に気付いてしまいました。それは、日本独自の隔離収容薬漬け精神医療に、欧米式のMBM(マーケティングに基づいた医療)型精神医療がミックスされることで、国家を破壊するほどにまで凶悪化した精神医療が生み出されたということです。
 
多剤大量処方という日本独自の慣習は、そもそも過沈静のための技術です。死亡のリスクよりも沈静が最優先される世界なのです。本来であれば「裏社会」の技術でしたが、欧米式のMBMが入り込むことでそれが表に出てきてしまったのです。
 
あとは皆さんもご存知の通りです。初診時には「不眠」くらいの問題しかなかった人が、大量の薬を出され、依存し、副作用でおかしくさせられ、最終的には「統合失調症」「双極性障害」とレッテルを貼られ、一生薬が必要だと言われ、仕事をできなくさせられ、福祉の世話を受け、絶望し、死に至るという「王道」が出来上がりました。しかも、将来国を担うはずだった優秀な若者が特にターゲットにされています。
 
事態がどれだけ深刻であるのかをご理解いただくため、統計を示します。統計データが存在しないもの、あるいは見つけられなかった箇所は空白になっていますが、比較しやすくするため、横軸は大体1990〜2010年あたりに設定しています。
 
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これらの数値は何を物語るのでしょうか?皆さんも是非考えてみて下さい。

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