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ついに精神医療被害連絡会のホームページが立ち上がったそうです。
私のブログなどよりよくまとまってわかりやすいです。是非一度ご覧下さい。
やっと物事が動いてきました。精神医療という日本社会最大のタブーに切り込む準備が整い始めています。何十万、何百万の命を奪い、さらにその何十倍もの人生を台無しにしてきた精神医療。一患者、一個人ではどうにもならない相手です。しかし、多くの人々の力を結集することで、戦局は大きく変わろうとしています。特に、この精神医療被害連絡会の設立は、大きな転換点となることを確信しています。
被害者にしかできないことがあります。遺族にしかできないことがあります。医者にしかできないことがあります。弁護士にしかできないことがあります。同じく、私にしかできないことがあります。それぞれ立場が異なる人々が、同じ目的に向けて足並みをそろえたら、どれだけすごいことができるでしょうか。それは歴史を変えるほどの力です。
つい最近も、さらっと画期的なニュースが報道されていました。佐賀県弁護士会が、精神科入院者に対する常設の無料相談窓口を設置し、弁護士が出張相談や代理援助を実施するということでした。福岡県弁護士会が始めたとされる、精神保健当番弁護士制度が、ようやく他県にも広がってきたということです。
当たり前のことが当たり前とされる世界。守られるべき人が守られ、裁かれるべき人が裁かれる世界。それが私の願いです。精神科医が憲法を越えて他人の人権を奪う権利はありません。医療という名目があれば人を殺しても傷つけてもよいはずがありません。
精神科医による犯罪被害、医療被害について、是非こちらに報告して下さい。内部告発も大歓迎です。今まで、多くの勇気ある声が集まり、結果として精神医療施設の摘発や、精神科医の逮捕に結びついています。特に、東京郊外にあるあのメンタルクリニックの被害報告・内部告発は急募です。
(※返信が来ないという方、違うメールアドレスから送信してみて下さい。誤ってブロックされて届いていない可能性があります)
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イベント案内
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今年は色々と変化がある年でした。一番の収穫は、多くの人々が精神医療の真実に気付いてきたことです。ようやく世間が問題意識を持ち始めたと実感しています。このブログが始まった頃は、私の主張などは少数派どころか異端中の異端でした。独り言に近い、せいぜい学級新聞程度の影響力しかない主張でした。
今でも圧倒的少数派であることは変わりませんが、もはや独りではないと実感しています。ネット上には、私なんかよりもよほど鋭く、精神医療の問題を追及する人々が何人も現れています。もうそろそろ引退しようかとも考えましたが、まだまだそういう訳にはいかないようです。
世間が松平健夫人の自殺で大騒ぎしているころ、私にとってはもっと衝撃的な事件が起きていました。それは、兵庫県加古川市で、15歳の中学生が焼身自殺を遂げたということです。ある程度その地域のことを知っている私からすると、いくつもの疑問符が付きまとう事件です。なぜ焼身自殺という、最も苦しい手段で自ら命を絶つほど少年は追い詰められてしまったのでしょうか?
昨年もイジメを受けていた中学生が路上で焼身自殺をした事件がありましたが、今回気になったのはイジメではなく、その少年がパニック障害で通院中であったという事実です。この少年は一体どんな治療を受けていたのでしょうか?そして、その治療について(特に投薬治療の場合、処方される薬物について)、本人や両親がどれだけ医師から説明を受け、理解していたのでしょうか?「自殺の原因はパニック障害でした」などと片を付けられる前に、そのあたりを徹底的に調べていただきたいと願います。
子どもや若者が希望を失い、自ら命を絶つ国に未来はありません。何が彼らを追い詰めているのでしょうか?
基本的には「無責任」です。このブログでは、患者の命や健康に責任を持たない精神医療の無責任について取り上げてきました。しかし、精神科医に恨みをぶつけるだけで解決する問題でしょうか?実は、精神医療との関わりにおける、我々の無責任こそが問題です。
人生には困難やトラブルはつきものです。直面できない問題があった場合、自分で考えることを止めてしまうことがあります。自分にはわからないので、他人に丸投げするというものです。時には、自分の人生における決定権を全て放棄し、他人に何でも決定してもらうという人もいます。そこに悲劇が生まれるのです。
精神科医は心の専門家であるという甘い言葉は、自ら考える能力を社会から奪ってしまいました。人生の責任を放棄し、得体の知れぬ専門家に押し付けてしまったのです。一般的に、専門家に助けを求めることは悪いことではありません。しかし、その専門家について知ろうともせず、決断を全て委ねるという無責任さこそが、悲劇の元凶なのです。
ただ、その「心の専門家」について知ろうとしようとも、情報が全くなかったのも事実です。一昔前の患者は、医薬品添付文書すら見ることができませんでした。情報が意図的に隠蔽されている中、真実に出会える機会はほとんどありません。しかし、今は違います。調べようと思えば調べることができます。情報を基に自分で判断することもできます。
今まで、精神医療は意図して人々の無知や無責任さにつけこみ、市場を拡大してきました。未来を担うはずの子どもや若者に、そのしわ寄せがきているのです。これを食い止めるためには、まず知ることです。真実を知らせることによって、社会の責任を取り戻すことができます。
今年の集大成として、今一度精神医療と社会の関わりについて見直し、それによって子どもや若者の命を守ろうとするイベントが開かれます。是非皆さんもご参加下さい。
人権週間特別シンポジウム
子ども・若者の未来を守ろう
〜レッテルや薬に頼らない真のメンタルヘルスを考える〜
20代、30代の若者の自殺が急増しています
なぜ若者は自ら命を絶つのか?
国や遺族団体の調査で明らかになった意外な事実・・・
精神科で治療中の若者が、処方された薬で自殺している
日時:2010年12月4日(土)13:00〜15:30(12時30分開場)
会場:星陵会館ホール東京都千代田区永田町2-16-2
入場無料 定員:400名(当日受付可)
主催:市民の人権擁護の会日本支部
プログラム
第1部:基調講演
演題「食事崩壊と心の病―精神医学に栄養なく、栄養学は精神疾患に無関心―」
演者:大澤博さん(岩手大学名誉教授)
第2部:パネルディスカッション
テーマ「若者が希望を持てる社会とは?真のメンタルヘルス対策を考える」
コーディネーター:小倉謙(市民の人権擁護の会日本支部世話役)
パネリスト:田中幸子さん(全国自死遺族連絡会世話人)
中川聡さん(精神科処方を考える会世話人)
嶋田和子さん(ジャーナリスト)
菊地一也さん(うつ病治療専門内科医)
若者が希望を持てない、閉塞した日本社会―様々な社会の問題や矛盾は、個人の「心の問題」にすり替えられ、その解決策は精神科の受診促進とされています。「心の問題」を解決するはずだった精神医療に対する過剰な期待、幻想、依存、情報不足が多くの悲劇をもたらしています。我々は何を知り、何をすべきなのか?この問題に前線で向き合う方々を招き、それぞれの立場から講演、討論、提言を行います。
主催:市民の人権擁護の会日本支部
〒170-0004東京都豊島区北大塚2-11-7-7F
Tel/Fax: 03-3576-1741
E-mail: info@cchrjapan.org ※追記
NHKもこの2年でどんどんと真実に近付きつつあります。こちらも是非ご覧下さい。
NHK 追跡!AtoZ
11月27日 土曜 午後10時15分〜10時44分
「不眠」や「うつ」などの治療に使われる向精神薬。ストレス社会を背景に、より身近なものになっている。しかし今、この向精神薬が乱用され、危険な状態に陥るケースが急増している。その一方で、病院でしか手に入らないはずの向精神薬が市民の間で密売されていることも分かってきた。 今年9月、30代の女性が、大量の向精神薬を売りさばく目的で隠し持っていたとして逮捕された。女性は、ネットを通じて全国の顧客に売りさばいていたと見られる。大量の薬をどうやって仕入れたのか?誰が何のために高値で薬を求めるのか? また、薬物依存治療の専門病院では、向精神薬の乱用者が増え続けている。その多くは病院で薬の処方を受けているうちに依存が進む「処方薬依存」の患者だという。病院の医師は「普通のOLや会社員といった人たちがちょっとしたきっかけで依存に陥るケースが目立つ」と語る。 さらに取材を進めると、処方薬依存の患者の乱用の背景には病院での処方そのものに問題があるケースも見えてきた。 身近な薬にいったい何が?急速に広がる向精神薬の乱用の実態を追跡する。 |
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普通の人々を薬漬けにする精神医療産業に対して、私たちがどんな手を打つことができるかを発表することにしていましたが、遅くなってしまいました。連日の徹夜からようやく解放されましたので、とりあえず続きを書きます。 実は、とんでもないドキュメンタリーDVDが発表されました。それは、精神医療産業の巧みな販売戦略、詐欺的手口を徹底的に暴いています。個人的には「向精神薬の臨床試験」と題された第5章の内容がショックでした。 このDVDは、これから日本で「双極性障害」「社会(交)不安障害」「全般性不安障害」「ADHD」を売り込もうとしている精神科医や製薬会社にとって大きな脅威となるでしょう。また、ずさんな診断と投薬で患者を騙してきた精神科医にとっても恐ろしいDVDとなるでしょう。 とりあえず私がごちゃごちゃ説明するよりも、ご覧になった方が早いでしょう。興味ある方は、是非ご自身の目で確かめて下さい。こちらで入手できるようです。 http://cchrjapan.org/20091105news 多くの人々が、支援になると信じて精神医療産業のキャンペーン(静岡県の睡眠キャンペーン、うつ病啓発授業、三重県の精神科早期介入事業など)を推進しています。しかし、このDVDを見ると、それに対する考えは完全に変わるでしょう。このような情報がもっと広く知らされることが鍵です。情報を知り、自分や周囲の人々を守りましょう。
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コメント欄でも紹介がありましたが、抗うつ薬の問題について、今度は民放がドキュメンタリー番組を放送するようです。 http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/ 抗うつ薬の罠(わな)〜副作用1400日の闘い〜2009年10月26日放送〜 抗うつ薬を服用する鄭慶樹さん うつ病などの精神疾患の患者は300万人を超える。 在日3世の鄭慶樹さんもその一人。4年前、27歳の時に鄭さんは歌手を志して上京したが、父親の会社の倒産と自身への焦りから不眠症になった。医者に行くとうつ病と診断された。抗うつ薬を飲むうちに量がふえ、症状が重くなり、自殺も考えるようになった。母親が息子の異常に気付いて、実家の京都に連れてかえったが、一進一退を繰り返している。 4年以上に渡る鄭さんの闘いに密着し抗うつ薬の副作用の恐怖を訴える。 制作:朝日放送系列局によって放送時間が異なります。すでに関西では土曜日に放送されたようです。詳しい放送時間はこちらを参考にして下さい。 http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/contents/broadcast/index.html 深夜放送で視聴率はそんなに高くないでしょうが、反響次第で再放送など十分にありえるでしょう。確か、テレメンタリーで反響があったものは、テレビ朝日系列の夕方のニュースの特集でもそのまま使われるようです。放送をご覧になった方、見逃した方は、番組へ感想や要望など送ってみてはいかがでしょうか。
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今年2月22日に放送されたNHKスペシャル「うつ病治療常識が変わる」と6月1日に放送されたNHKクローズアップ現代「抗うつ薬の死角」の内容がまとめられ、書籍化されたようです。 本屋で見つけて手にしたのですが、カバーの折り返しに書かれていた文面が印象的でした。引用します。 抗うつ薬の投与を最優先に考えてきたうつ病治療の常識が、今、大きく変わろうとしている。その最前線を伝えたい。そんな思いで私たちは、取材を始めた。去年(08年)2月のことである。それから1年、取材を通して明らかになったのは、多くの現場では今なお"不適切"な治療が、ごく当たり前のように続けられているという実態だった。この番組が大きな反響を生んだのは、「実態」を伝えたからでしょう。精神科医が教科書に書いてあるようなことをただ話すだけの従来の報道は、患者のリアリティーからあまりにも解離したフィクションだったのです。 書籍を読んでみると、どうやら取材班はもう少し踏み込んだ取材をしていたようです。踏み込み過ぎて本番ではカットされたのでしょう。どのようにして海外で抗うつ薬が問題になったのかが丁寧に取材されていました。 注文をつけたいところも多々ありますが、専門家は常に正しいと思い込んでいた日本人の目を覚まさせたという点で、放送及び書籍化は大きな意義があったと思います。
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