精神科医の犯罪を問う

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精神科医と製薬会社のつながり

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ついに情報を入手しました。

雅子妃殿下の主治医として知られる大野裕氏は、慶應義塾大学保健管理センターで2011年5月まで教授を務めていました。私立大学の教授ということで、今まで製薬会社との金銭関係の情報は明らかにされることがありませんでした。しかし、2011年6月より国立精神・神経医療研究センターの認知行動療法センター長に就任したことで、ようやく国民も情報を掴むことができるようになりました。

そして、大野氏は「こころの健康基本法」の法制化運動をコントロールしている人物です。議員連盟の中枢に入り込み、法案骨子作成にも深く関わっています。そして、本来であれば「精神障害の診断・統計マニュアル」と翻訳すべきDSMを「精神疾患の診断・統計マニュアル」と意図的に誤訳し、日本の精神医学会に混乱を与えた人物でもあります(この翻訳の問題は、「新潮45」2012年7月号でも指摘されています)。

では、その入手した情報をまとめましたのでご覧下さい。

国立精神神経医療研究センター 認知行動療法センター長 大野裕氏
贈与等報告書より





支払日 贈与等又は報酬の支払いの基因となった事実 支払いをした事業者 内容 金額(円)
H23.7.8 第4回多摩難治性うつ病研究会「難治性うつ病と認知行動療法」(6/24講演1時間、質疑応答15分) ファイザー 講演料 222,222
H23.7.15 ジェイゾロフト発売5周年記念講演会「うつ病と認知行動療法」(7/2講演1.25時間、質疑応答30分) ファイザー 講演料 222,222
H23.7.29 第13回いわて不安・抑うつ研究会「プライマリケアにおける認知行動療法(仮)」(7/1講演1時間) Meiji Seikaファルマ 講演料 111,111
H23.8.5 第8回日本うつ病学会ランチョンセミナー5「現代のうつ病を解剖する−うつ病治療のトータルマネージメント2011−」(7/2座長1時間) グラクソ・スミスクライン 座長 111,111
H23.8.5 第40回日本女性心身医学会学術集会ランチョンセミナー1「更年期女性のうつに対する治療ストラテジー」(7/23座長50分) Meiji Seikaファルマ 座長 111,111
H23.8.10 第11回日本外来精神医療学会ランチョンセミナー(7/17座長1時間) ファイザー 座長 111,111
H23.10.31 宇和島医師会学術講演会「うつ病関連テーマ(仮)」(10/7講演・質疑応答1.25時間) ファイザー 講演料 222,222
H23.11.19 レクサプロ新発売講演会「うつ病の認知療法」(11/19講演1時間) 持田製薬/田辺三菱製薬/吉富薬品 講演料 111,111
H23.11.30 第13回感情・行動・認知(ABC)研究会「認知行動療法の実際」(10/8講演30分) Meiji Seikaファルマ 講演料 111,111
H23.11.30 南大阪精神科研修医センター「うつ病の認知行動療法」(11/11講演45分) アステラス 講演料 166,666
H23.11.30 第12回精神科リハ・東京フロンティア「デイケアの現状と今後 CBTの役割」(仮)(11/30講演1時間) 吉冨薬品 講演料 111,111
H23.12.28 第7回山陰難治性精神神経疾患治療研究会「認知行動療法の実際と考え方」(12/10講演1時間) ヤンセンファーマ 講演料 111,111
H24.1.10 第35回日本自殺予防学会総会 ランチョンセミナーでの座長(12/16座長1時間) ファイザー 座長 111,111
H24.3.4 精神医学アドバンスフォーラム「気分障害・うつ病」(3/4講演40分) エーザイ 講演料 111,111
H24.3.9 京都認知行動療法フォーラム2012「うつ病の認知療法マニュアルと今後の展望」(2/25講演1時間) アステラス 講演料 111,111









合計:2,055,553円

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やはり色々な製薬会社とお付き合いがありました。特にファイザーからはセンター長就任以降の約3ヶ月の間に777,777円を受け取っています。

しかし皆さん、ここで不思議に思うでしょう。薬物療法のシェアを奪いかねない認知行動療法の第一人者に対し、なぜ製薬会社が金を出すのかと。

その答えはここを読めばわかるでしょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/52799864.html

例を挙げるとこういうことです。牛丼屋の隣にパスタ屋がオープンしたとしたら、一見すると競合するパスタ屋が牛丼屋の売り上げを奪うように思えるかもしれません。しかし、牛丼もパスタも選べるというセットでその一角がプロモーションされることで、双方に客入りが増えるという現象が起きます。しかも、その牛丼屋もパスタ屋も同じ系列企業であったというオマケ付きです。

結局、認知行動療法の普及というのは、製薬資本をバックに異常拡大する薬物療法や過剰な医療化という流れに対して決して歯止めをかけるわけではありません。むしろ、巧みにそれを促進する手段となっているのです。それを見破る一つのヒントが、今回明らかになった大野氏と製薬会社の関係に見出すことができます。
SAPIOの記事がネットに出ていました。

製薬会社から謝礼の医師に民主三宅雪子氏「常識とずれてる」
2011.12.06 16:00

ずさんな診療、安易な向精神薬の処方を行なう医師。多剤大量処方という日本の精神医療の悪弊。そして小児への向精神薬の投与。日本の精神医療はさまざまな問題を抱える。10月25日に衆議院の「青少年問題に関する特別委員会」でも向精神薬の問題が取り上げられ、大きな波紋を呼んでいる。ここでは、日本の精神医療界のトップたちと、製薬メーカーの“不適切な関係”についてメスを入れる。医療ジャーナリスト伊藤隼也氏が報告する。

* * *
うつ病治療の第一人者とされる日本うつ病学会理事の野村総一郎氏は、「市民の人権擁護の会」が行なった情報公開請求によって明らかになったところによると、2008年4月から2009年9月までの約1年半の間に「謝金」「講演料」などの名目で製薬会社などから約72万円を受け取っている。金銭の授受に関して野村氏に取材を申し込んだが、本稿締め切りまでに回答はなかった。

さらに巨額の金銭を受け取っているのが、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター理事長の樋口輝彦氏だ。同氏は内閣府自殺対策推進会議の座長も務める、いわば日本の自殺対策のトップであり、うつ病の早期発見と早期治療を一貫して訴えている。

同じく前出の「市民の人権擁護の会」が行なった情報公開請求によって判明したのは、樋口氏が2010年5月から2011年6月末までのわずか1年あまりの間に製薬会社などから講演の謝礼や原稿の監修などの名目で合計370万円超の金額を受け取っていた事実だ。ちなみに昨年の樋口氏の理事長としての報酬は約 1839万円にも達する。

確かに個々の謝礼は講演や監修そのものに対する謝礼として支払われている。しかし、責任ある立場であり、その発言や論文に影響力がある医師が、直接の利害関係がある製薬会社から多額の金銭を得ている事実は看過できない。李下に冠を正さず、である。

本誌の取材に樋口氏はこう答えた。

「当センターの役職員倫理規程に基づき承認されている医療関係者を主な対象にした学術的な内容の講演などであり、問題ないと考えています」

差し迫る問題を政治はどう考えるか。10月25日、衆議院の青少年問題に関する特別委員会で、小児への向精神薬の投与について問題視した、民主党の三宅雪子議員はこう言う。

「私自身は、政治家だった祖父から、直接の利害関係者とは距離を置くよう訓示を受けている。独立行政法人国立精神・神経医療研究センターの理事長であり、内閣府の自殺対策推進会議の座長という公の立場で、300万円を超える謝金を利害関係者である製薬会社から受け取るということは世間の常識とずれている。他の医師や学者の信頼性を損なう話で残念だ」

信頼性を回復するには医師と製薬会社の不適切な関係を断ち切ることが大前提となる。

ビーダーマン博士騒動などで揺れた米国では10年3月、すべての製薬会社と医療機器会社を対象に医師や病院に10ドル以上の支払いをした場合は、市民が閲覧できるデータベース上に公表することを課す「サンシャイン法」が成立し、2013年から施行される。日本でも同様の法律が求められる。

※SAPIO2011年12月7日号

具体的な贈与記録は以下を参照にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/52578987.html

ここで気付いたことがあります。彼の講演や研究内容が非常に多岐に渡るということです。特定の新薬の治験から、うつ病、双極性障害、統合失調症、慢性疾痛まで広くカバーしています。

製薬会社や精神科医のよくある言い訳は、専門的知識を持った精神科医が限られているので、特定の精神科医に集中してしまうのはやむをえない。先生も個人の利益ではなく、その専門的知識を啓蒙するという公益性を考慮して受諾いただいている、というものです。

では逆に質問したいのですが、樋口氏はこれだけ多岐に渡る分野で全て専門性を担保できているのでしょうか?はたして、これらの講演が樋口氏にしかできない専門的な内容なのでしょうか?

もちろん、部下の研究を上司が把握し、上司が発表するということはどこの世界でも普通にあるでしょう。しかし、この講演や監修、学会発表の分野の多様性と頻度を見ると、とても全ての研究内容を監督・把握しているとは思えません。

片手間程度、つまり専門性や責任など何もないという態度ではないとしたら、欧米で大流行していたゴーストライターでもいない限り、物理的に不可能な話だと思うのですがいかがでしょう?製薬会社の担当者が既に書き上げた論文やガイドライン、スクリプトに沿って話す・・・という感じでしょうか?ご存知の方、教えて下さい。

責任も伴わないで名前だけ貸しているとしたら、それこそ大問題です。本当にその精神科医が全身全霊を込めて研究し、その人物以外に専門的知識を持っている人がいないという分野の話であれば、国家公務員であろうがナショナルセンターの責任者であろうが、大学教授であろうが、製薬会社と共に講演や研修をしてもまだ筋が通ります。しかし、ここまでの頻度でやられたらその筋は通りませんよね。

実は、彼は非常に参考になる本を監訳しています。この本は、いかに日本で行われている多剤大量処方が薬理学の基礎に反しているのかをしっかりと証明してくれています。
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=63006

でも、彼がその書籍の内容を本当に理解していたのであれば、製薬会社に媚を売ってせっせとアルバイト(接待?)に勤しむ暇はないはずです。多剤大量処方の危険性を薬理学的に把握した以上、新薬を売り込むことよりも、多剤大量処方の危険性を啓蒙することが公益性に適うからです。

精神科医が最初にするべきことは、「失敗」を認め、現在まで続いている負の歴史に目を向け、その誤った実践の被害者に謝罪・補償することです。例えば、うつ病治療一つをとっても、そのアプローチの誤りを早急に認めることです。新型うつ病とか双極性障害だとか言い訳し、さらにマーケティングを広げることなど言語道断です。

同様に、隔離収容・多剤大量処方・人権無視の現状を作り出した原因を見ることなく、アウトリーチや単剤処方に活路を見出すような悪あがきは止めましょう。

被害者ば莫大な人数です。単なる健康被害にとどまらず、様々な社会問題を引き起こしています。原発で事故を起こしながら、何らの謝罪も反省も補償もないまま、さらに原子力開発に予算を充てたら皆さん、普通黙っていられないですよね。正直、今起きているのはそのレベルの話です。精神疾患を5大疾病にし、議員連盟まで作ってそれをしようとしているのですよ。そろそろ目を覚ましましょう。
NHK(教育)がこんなキャンペーンを繰り広げています。
 
そして、昨日と今日とは、「若者のこころの病 第5弾」として、双極性障害が取り上げられています。さすがはNHK教育です。あれだけ多くの被害を出したうつ病キャンペーンを牽引した責任も問われぬまま、次は双極性障害キャンペーンの急先鋒となっています。しかも今回は若者がターゲットです。
 
でも民放と違って製薬会社がスポンサーではないからNHKの放送は中立なんでしょ?
 
もしもそんなたわ言をおほざきになっていらっしゃる方をお見かけしましたら、以下の情報を見せてさしあげましょう。
主催はNHK厚生文化事業団ですが、協賛が日本イーライリリー株式会社となっています。
 
もちろん、その製薬会社が作る双極性障害のページは、NHKのホームページからリンクされています。
 
協賛とは、自社のPRを目的に、その展示・イベントに協賛金を拠出する者を指します。協賛企業は、資金を提供するかわりにその展示・イベントを自社のPRや顧客・流通サービスに活用します。要するにスポンサー様なのです。そして、そのスポンサー様のお金で開催されたイベントは、なんとそのままNHK教育テレビで放送されているのです。抜群の費用対効果でしょう。
 
ちなみに、上記イベントに出演する名古屋大学尾崎紀夫氏について、製薬会社との関係を情報公開で調べてみました。残念なことに、金額は黒塗りされているためにわかりません。しかし、これだけの製薬会社と関係があります。
 
支払日内容支払いをした事業など名目
H.18.7.22セロクエル発売5周年記念講演会 座長アステラス製薬株式会社謝金
H.18.7.29第9回 東北臨床精神薬理研究会 講師ファイザー株式会社講演料
H.18.8.18糖尿病併発患者に対するエビリファイ使用に関するアドバイザリー会議大塚製薬株式会社講演料
H.18.8.19学術講演会ファイザー株式会社講演料
H.18.8.25講演「統合失調症における認知機能障害について」三菱ウェルファーマ株式会社講演料
H.18.9.23講演「ドパミンパーシャルアゴニスト研究発表」大塚製薬株式会社講演料
H.18.9.28「エビリファイ発売記念講演会」での特別講演の座長大塚製薬株式会社謝金
H.18.9.21特別講演「双極性障害を念頭においた気分障害の診断と治療」協和発酵工業株式会社講演料
H.18.10.5第15回房総精神科研究会学術講演会にて講演 大塚製薬株式会社講演料
H.18.10.7リスパダール学術講演会にて講演ヤンセンファーマ株式会社講演料
H.18.10.14講演「心疾患の予後に影響を与えるうつ病の診断と治療」グラクソスミスクライン講演料
H.18.10.26第16回日本臨床精神神経薬理学会でのイブニングセミナー座長旭化成ファーマ株式会社謝金
H.18.10.28第26回日本精神科診断学会ランチョンセミナー座長グラクソスミスクライン講演料
H.18.12.5第3回 愛知病態脳研究会 総合司会グラクソスミスクライン謝金
H.19. 2.3第2回SAD研究会 座長アステラス製薬、明治製菓株式会社、ソルベイ製薬株式会社謝金
H.19. 2.17研究テーマへの指導、助言など三菱ウェルファーマ株式会社謝金
H.19. 2.166th CADP 講演日本イーライリリー株式会社講演料
H.19. 3.4学術講演会における講演ヤンセンファーマ株式会社講演料
H.19. 3.10講演「不眠・せん妄の対応:転倒の危険性を考慮して」アステラス製薬株式会社講演料
H.19. 3.13講演「認知機能からみた統合失調症と気分障害」ランチョンセミナー大日本住友製薬株式会社講演料
H.19. 4.5非定型抗精神病薬の適正使用に関する基本指針の策定日本イーライリリー株式会社謝金
H.19. 5.9講演「境界性人格障害に対する薬物療法など」の座長明治製菓株式会社謝金
H.19. 5.19講演「統合失調症のゲノム解析:現況と今後の方向性」大日本住友製薬株式会社講演料
H.19. 5.26講演「うつ病診断における一般医と精神科医の連携」塩野義製薬株式会社講演料
H.19. 5.31第9回東海PPSTセミナーで挨拶ヤンセンファーマ株式会社謝金
H.19. 6.1ジプレキサフォーラム 講演「気分障害、不安障害に対する治療戦略」日本イーライリリー株式会社講演料
H.19. 6.14講演「統合失調症患者のニーズを踏まえた診療」吉富薬品株式会社講演料
H.19. 6.16愛知県精神科学術講演会における座長大日本住友製薬株式会社謝金
H.19. 6.26エビリファイ学術講演会 特別講演座長大塚製薬株式会社謝金
H.19. 6.30「日常診療に役立つ精神疾患レクチャー」でうつ病の講演グラクソスミスクライン講演料
H.19. 7.13「抗うつ薬に対する科学的な検討」についての助言明治製菓株式会社謝金
H.19. 7.14講演「プライマリーケアにおけるうつ病の診断と治療」グラクソスミスクライン講演料
H.19. 7.21ヤンセンファーマCNSフォーラム2007における座長ヤンセンファーマ株式会社謝金
H.19. 8.17講演「パロキチセンの臨床経験と使用に当たり留意すべき点」グラクソスミスクライン講演料
H.19. 9.8第2回新規向精神薬セミナーにおいて座長アステラス製薬株式会社謝金
H.19. 9.27ジェイゾロフト発売1周年記念学術講演会 講演「身体疾患に伴ううつ病の診療:症例をまじえて」ファイザー株式会社講演料
H.19.10.3第17回日本臨床精神神経薬理学会ランチョンセミナーでの座長ヤンセンファーマ株式会社謝金
H.19.10.26社内専門セミナーにおける講師アステラス製薬株式会社謝金
H.19.10.31「うつ病ハンドブック」の取材及び監修ファイザー株式会社謝金
H.19.11.15「第48回中国・四国精神神経学会、第31回中国・四国精神保健学会ランチョンセミナー」講演「統合失調症治療に患者が求めるもの」大塚製薬株式会社講演料
H.19.11.24講演「気分障害と不安障害の治療:最近の症例を通して」日本イーライリリー株式会社講演料
H.19.11.30「臨床家が知っておきたい繰・うつ診療の最新知識」の座長協和発酵工業株式会社謝金
H.19.11.30講演「身体疾患を持ったうつ病患者の社会復帰など」旭化成ファーマ株式会社講演料
H.19.12.22「うつ病リワーク推進研究会」世話人会出席明治製菓株式会社謝金
H.20. 1.18開発品の海外データに関する評価及び指導ヤンセンファーマ株式会社謝金
H.20. 1.19特別講演「不眠はどうして起こるのか 睡眠障害への対応」アステラス製薬株式会社講演料
H.20. 1.24エビリファイ学術講演会 特別講演「統合失調症患者が治療に望むもの」大塚製薬株式会社講演料
H.20. 2. 7第5回愛知病態脳研究会で総合司会グラクソスミスクライン謝金
H.20. 2.15第6回岡山・不安抑うつ研究会特別講演「パニック障害の治療:不安と共に生きる」グラクソスミスクライン講演料
H.20. 2.16「うつ病と睡眠療法・薬物療法」における特別講演ファイザー株式会社講演料
H.20. 2.22社内向け専門セミナーにおける講師アステラス製薬株式会社謝金
H.20. 3.8講演「鬱病に伴う境界性パーソナリティ障害患者との共通理解:精神分析学から脳科学への架橋の成果を活かして」エーザイ株式会社、ファイザー株式会社謝金
H.20. 3.9第3回東海精神科領域卒後セミナーでの司会、演者グラクソスミスクライン、吉富薬品株式会社謝金
H.20. 3.29講演「我が国のうつ病医療ー現状と展望ー」明治製菓株式会社講演料
 
 
なぜか平成20年度以降の情報はありませんでした。独立行政法人国立大学それぞれの倫理規程により報告が義務付けられている役職員の立場から外れたのでしょうか?よくわかりません。
 
もう一つわかっているのは、彼がうつ病リワーク研究会という、HPを一目見るだけでも製薬会社との深い関係が容易に理解できる団体の世話人をしているということです。
 
もしも彼らが「事実」を語るのであれば、私は何も文句を言いません。しかし、製薬会社とマスコミがタイアップし、精神科医の嘘を大々的に広げるキャンペーンによって、今まで散々多くの人々が人生を台無しにされてきました。またその過ちを繰り返すのでしょうか?
 
真実に気付いた人が声を上げ、大衆の意識を変えることでしか、精神医療産業にロックオンされた子どもたちの未来を変えられません。
少し見にくいかもしれませんが、樋口氏の贈与報告をまとめました。この金額を見て、どう思うでしょうか?専門的知識を有している第一人者なのでこれくらいは当たり前だと思うでしょうか?もしそのように思うとしたら、利益相反問題に対する取り組みが進んでいる国際的な現状から見て、その感覚は正常でしょうか?

評価はさておき、まずは以下に「事実」を示します。この事実を元に、各自ご判断いただきたいと思います。


支払日 内容 支払いをした事業など 金額
H.22.5.13 北海道リワーク勉強会第3回総会・講演会「うつ病診療の入口と出口〜早期診断と社会復帰を中心に」 演者  明治製菓株式会社 60,000
H.22.5.20 第25回福岡県心身医療研究会「うつ病診断の問題点と客観指標の必要性」 講演 明治製菓株式会社 40,000
H.22.6.4 CNS SYMPOSIUM 2010 「情報環境から健康脳へのアプローチ」講演座長 ファイザー製薬株式会社 40,000
H.22.6.23 第2回多摩難治性うつ病研究会「難治性うつ病の臨床」講演 ファイザー製薬株式会社 40,000
H.22.6.26 第1回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 ランチョンセミナー1 講演 ファイザー製薬株式会社 40,000
H.22.6.30 「精神科医・心療内科医のことば〜働く人のこころのノート〜」「勤労者とうつ病 ご家族の視点から」テーマ下の取材 日本経済新聞社          ファイザー製薬株式会社 55,555
H.22.7.23 Meijiうつ・不安障害治療フォーラム パネルディスカッション 座長  明治製菓株式会社 111,111
H.22.8.25 精神科エキスパートフォーラム 抗うつ薬の併用療法を考える 座長 シェリング・プラウ株式会社 111,111
H.22.8.31 ラミクタール双極性障害アドバイザリミーティング 助言 検討 グラクソ・スミスクライン株式会社 100,000
H.22.9.15 パニック障害セミナー2010 座長 グラクソ・スミスクライン株式会社 40,000
H.22.9.24 鳥取県東部うつ病懇話会「うつ病の薬物治療ー新規抗うつ薬の期待ー」講演 シェリング・プラウ株式会社     万有製薬株式会社 111,111
H.22.10.8 第32回日本生物学的精神医学会 セミナー座長 旭化成ファーマ株式会社 44,444
H.22.10.29 今後の精神科医療を語る会講演会 座長 大日本住友製薬株式会社 70,000
H.22.11.10 第8回JANDA研究会 うつ病の背景に併存するSADの可能性を考える 座長 グラクソ・スミスクライン株式会社 80,000
H.22.11.15 Lundbeck Magazine2011に係る取材及び写真撮影 ルンドベック・ジャパン株式会社 120,000
H.22.11.20 「第9回Bipolar Disorder研究会」双極性障害の治療向上のため、最新の話題提供を行う(座長・世話人会) 協和発酵キリン株式会社 40,000
H.22.11.29 酒田地区医師会学術講演会〜自殺予防対策推進の為に〜「うつ病の診断と治療〜一般医へのメッセージ」講演 ファイザー製薬株式会社 111,111
H.22.11.30 TOKYO CNS Symposium 双極性障害の最新情報の提供及び適正使用情報の提供 座長 日本イーライリリー株式会社 44,444
H.22.12.3 デンマーク主要新聞社4社ジャーナリストによる取材 日本における精神科治療の現状と今後の展望 ルンドベック・ジャパン株式会社 40,000
H.22.12.3 ZYPREXA 学術講演会 双極性障害の最新情報の提供及び適正使用情報の提供 座長 日本イーライリリー株式会社 44,444
H.22.12.10 札幌臨床精神薬理研究会「なぜ向精神薬の治験はうまくいかないのか?」講演 MSD株式会社 111,111
H.22.12.11 九州デュロキチセン学術講演会「広がる選択肢 新しいSNRIからうつ病とどのように向き合うか」講演 塩野義製薬株式会社 111,111
H.22.12.13 「抗うつ剤の臨床試験の成功に向けて」研究会への指導等 ファイザー製薬株式会社 111,111
H.22.12.24 双極性障害アドバイザリミーティング「双極性障害の薬物療法に関する検討」助言 グラクソ・スミスクライン株式会社 80,000
H.22.12.28 「第2回茨城県うつ病フォーラム」「うつ病の診断と治療〜その現状と展望〜」 MSD株式会社 111,111
H.23.1.7 第5回うつ医療推進サミット-記録集 原稿の高閲及び監修 ファイザー製薬株式会社 33,333
H.23.1.7 SCH900274 第Ⅲ相試験 中間研究会 統合失調症のエピソードについて 講師   MSD株式会社 111,111
H.23.1.29 インヴェガ錠発売記念講演会 本邦初の徐放性経口抗精神病薬への期待〜PET所見を中心に〜」座長 ヤンセンファーマ株式会社 111,111
H.23.2.4 「現在のうつ医療に対する課題に関するビデオ」取材など ファイザー製薬株式会社 111,111
H.23.2.5 「アリピプラゾール補助療法の大うつ病性障害に対する試験」中間報告会 特別講演での座長 大塚製薬株式会社 66,666
H.23.2.7 第18回日本産業ストレス学会 ランチョンセミナー「増加するうつ病 広がるうつ病-求められる客観的指標」講演 グラクソ・スミスクライン株式会社 40,000
H.23.2.10 慢性疾痛治療教育プログラムに関するアドバイザリーミーティング討議への参加 ヤンセンファーマ株式会社 111,111
H.23.2.10 慢性疾痛治療教育プログラムに関する資材監修 ヤンセンファーマ株式会社 111,111
H.23.2.18 メディカルトリビューン「うつ病の診断と治療」取材など ファイザー製薬株式会社 111,111
H.23.2.25 心理教育・家族教室ネットワーク第14回研究集会「わが国のうつ・自殺対策」講演 大塚製薬株式会社 100,000
H.23.3.18 イーライリリー精神科メディアフォーラム 報道関係者への精神疾患・治療に関する適正な情報提供 日本イーライリリー株式会社 77,777
H.23.4.11 「うつ病のメカニズム」などの取材 ファイザー製薬株式会社 111,111
H.23.5.13 慢性疾痛治療教育プログラムに関する資材監修 ヤンセンファーマ株式会社 111,111
H.23.5.28 第26回 社団法人大阪精神科診療所協会総会・学術研究会特別講演 旭化成ファーマ株式会社 111,111
H.23.5.31 第33回日本生物学的精神医学会年会 共催セミナー「双極性障害の生物学的研究〜最近の進歩」座長 グラクソ・スミスクライン株式会社 60,000
H.23.6.20 RG1678 AdvisoryBoardMeeting 会議への出席 中外製薬株式会社 111,111
H.23.6.22 インタビュー動画「SSRI/SNRIを中心とした抗うつ薬の適正使用に関する提言」の撮影 Meiji Seika ファルマ株式会社 111,111
H.23.6.29 CNS学術講演会における座長   日本イーライリリー株式会社 111,111
H.23.6.29 うつと不安の情報誌D-Plus 臨時増刊号 発刊のご挨拶 ファイザー製薬株式会社 30,000
H.23.6.30 実地医家のための会例会「うつ病と自殺について」講演 グラクソ・スミスクライン株式会社 100,000


合計金額
3,708,883

国立精神・神経センターは、平成22年4月から独立行政法人化され、国立精神・神経医療研究センターとなりました。

以前から不思議に感じていたのですが、国家公務員であり、しかも国立研究施設のトップという立場にある精神科医が、なぜ利害関係者である製薬企業から堂々と個人的な謝金を受け取れていたのでしょうか?
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50264926.html

現在は独立行政法人化されたものの、ナショナルセンターとしての公共性を考えると、公益性、公平性、中立性及び透明性を確保することが求められています。その責任者であるセンター総長も、国家公務員という立場ではなくなったとはいえ、より一層利益相反問題には慎重になるべき立場にあります。
※一応こんな利益相反対策はしているようですが。
http://www.ncnp.go.jp/committee/management.html

それで、情報公開してみました。

詳細は後ほどまとめますが、平成22年5月〜23年6月に、樋口氏が製薬会社から受け取っていた金銭(主に講演に関する謝金)は以下の通りです。
・ファイザー:794,443円
・グラクソスミスクライン:500,000円
・ヤンセンファーマ:444,444円
・MSD:333,333円
・Meiji Seika ファルマ:322,222円
・イーライリリー:277,776円
・シェリングプラウ:222,222円
・大塚:166,666円
・ルンドベック:160,000円
・旭化成ファルマ:155,555円
・塩野義:111,111円
・中外:111,111円
・大日本住友:70,000円
・協和発酵キリン:40,000円

合計額は実に3,708,883円です。

独立行政法人化されるや、このペースです。しかし、不思議なことに、独法化以前にも製薬会社の主催/共催/協賛での講演は多かったのですが、それに関する情報はありませんでした。これは、申告漏れでしょうか?あるいはずっと無報酬のボランティアだったのでしょうか?

他にも腑に落ちないことがあります。以前、東京都に情報公開したことがありました。都立松沢病院院長の岡崎氏や、旧都立梅ケ丘病院院長の市川氏について調べたところ、製薬会社関係からの金銭授受の記録が一切ありませんでした。東京都の人事関係に確認したところ、職員の規程により、利害関係者である製薬会社から金銭を受け取ることができないということでした。

そこで、さらに具体的に確認してみました。とある九州で開催されていた学会でのランチョンセミナー(製薬会社共催)に、岡崎氏が座長として参加していたので、そこで謝金や交通費、宿泊費などは発生していないのか尋ねました。すると、東京都の回答では、全て自己負担だということでした。

一方、同じ学会で講演していた樋口氏には、しっかりと謝金が支払われていました。恐らく、交通費や宿泊費も出ていることでしょう。実際、別の精神科医に対する情報公開で得た資料では、交通費や宿泊費はほとんど製薬会社持ちでした。

同じような公的立場にある精神科医が、かたや交通費や宿泊費10万円弱を自腹で払い、地方の学会まで足を運び、無報酬で講演をする一方、全て製薬会社持ちでやってきては個人的な謝金までGetする精神科医もいるということです。不思議ですよね?

これは東京都都が厳しすぎるのでしょうか?それとも、利益相反という主題に、センターが甘過ぎるのでしょうか?

問題は、製薬会社から表金だけでもほぼ一年で400万弱の金銭を受け取っている樋口氏が、精神保健に関する重要な政策にことごとく関わっているということです。

現在、彼は自殺対策推進会議の座長を務めています。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/meibo.html

自殺を減少させるという国民全体の利益に反して、効果の検証もされることなく、製薬会社や精神医療関係者の利益につながるような睡眠キャンペーンが展開されています。

もしも、たとえ製薬会社と精神科医に金銭的つながりがあったとしても、結果として自殺者が減り、精神的問題で悩む国民が減り、国民全体のメンタルヘルスが向上しているのであれば、私は多少のことには目をつぶります。良い仕事をしている人に、それに見合った報酬を出すこと自体には問題ありません。しかし、薬物治療に偏重した精神医療から国民は恩恵を受けているのですか?利益があったのは、特定産業と特定の精神科医だけじゃないですか?

ちょうど面白そうな本が出たようです。
http://www.nippyo.co.jp/book/5699.html

まだ読んでいませんが、非常に興味深い内容です。鋭い批判が期待できそうな人から、言い訳キャンペーンを展開しそうな怪しげな人まで入り混じっていますが、全体としてどんな具合にまとまったのでしょうか?読んでみる価値はあるかと思います。

いずれにせよ、特定業者から個人的利益を得ている特定の精神科医により、国民の利益に反する形で政策が誘導されているという現状を何とかしないといけません。

情報公開で色々と面白いことがわかりました。この問題を追及したいマスコミ関係者の皆様、また内部事情について詳しくご存知の方、是非ご連絡下さい。
kebichan55@yahoo.co.jp

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