精神科医の犯罪を問う

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発達障害

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発達障害に関する誤解

今、維新の会による条例案が物議を醸しています。
http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html#4

ここでこの条例案についての賛否は論じません。関心があるのは、「わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する」という項目に対する人々の反応です。

昔からそうですが、子育てで発達障害は治る、食事改善でADHDは治る、添加物がADHDの原因、などという論調に対して物凄く反応する人々がいます。いわく、発達障害は先天的な脳の障害であるから、そのような原因探しは不毛であるばかりか親を追い詰めることになるというものです。

ここに大きな誤解と混乱を見ることができます。

そもそも、発達障害とはなんぞや?

誰もその正しい答えを持っていないのです。定義すら誰も言えないのです。教育現場と医学現場でも定義が異なります。しかもその定義が正しいのかすら誰も知らないのです。混乱は必至です。

精神科医は発達障害のことを、先天的な脳の機能障害であると言います。そして、愛情不足によって発達障害になることはないと断じています。では、逆に精神科医に問い詰めたいことがあります。

今、「発達障害」と診断されている子どもが、100%先天的な脳障害だと証明できるのですか?
愛情不足や生活環境によって発達障害様の行動を呈している子どもたちはしっかりとその診断から除外されているのですか?

これに対して自信を持って答えられる精神科医など誰もいません。

発達障害は、精神科医が勝手に定めた行動のチェックリストによって判別されます。これらのチェックリストに当てはまる行動が、もしかしたら本当に脳の先天的な異常によって引き起こされているものもあるかもしれません。しかし、それ以外の要因で引き起こされているものをどうやって除外しているのでしょうか?

シンプルな論理はこうです。
①「発達障害」と呼ばれる行動を示す人々の中には、以下の人々が含まれる
A.先天的な脳の異常
B.愛情不足、虐待など子育ての問題
C.その他人間関係の問題
D.電磁波、シックハウス、低周波音などの環境汚染
E.服用している薬の副作用
F.食生活の問題(ジャンクフード、添加物、砂糖の取り過ぎなど)
G.栄養吸収を阻害する何らかの身体的要因(腸の問題など)
H.アレルギー
I.血糖値の異常
J.甲状腺の問題
K.中耳炎
L.化学物質過敏症
M.その他の身体的要因
N.教育上の問題(理解できない言葉、理解の段階の飛び越しなど)
その他にも列挙したらきりがない

②精神科医が「発達障害」と言う場合、Aのみを想定しているが、Aとそれ以外を判別する診断技術がない。したがって、発達障害と診断されている人々の中には、A以外も相当数含まれる(もしかしたらAは存在せず、B以下の集合体の可能性すらある)。そもそも発達障害はAであるという科学的根拠すらない。

③子育ての工夫、環境の改善、食生活の改善、身体的問題の治療などにより、「発達障害」と診断されていた子どもたちが良くなる、治るという事例が観察される。

④その成果を発表すると、精神科医やその信奉者から、「そもそも発達障害とは先天的な脳の障害だからそんなことはあり得ない、うんたらかんたら・・・」と尋常ではない非難を浴びる

結論:発達障害の定義、概念自体が虚構であり、それによって多くの人々が振り回されている

誤解のないように言っておきますが、発達障害など存在しないので発達障害など甘えだと切り捨てたいわけではありません。支援が必要な人は存在します。しかし、それには発達障害という精神医学的概念など不要ということです。教育問題による問題行動であれば教育的なアプローチを、環境的要因があれば環境改善を、身体的要因があるのなら適切な(精神医学的ではない)医学的アプローチを、対人問題を抱えるのであれば対人スキルやコミュニケーションスキルの教育で対応すればいいだけの話です。わざわざ将来に影響するようなスティグマを与える必要もありません。

そもそも、行動から病名を診断するという精神医学的アプローチが誤りであり、それによって不必要に「発達障害」にさせられている人々が多く存在すること自体が悲劇です。ましてや、先天的な脳の障害という誤った診立てにより、本当の原因に対するアプローチではなく、単に環境に順応させるための投薬をされているという異常な事態に誰も気付かないことがおかしいのです。

発達障害という不安産業は、周囲の目を気にする日本という社会で空前のブームを引き起こしています。二次障害を防ぐため、本人の自己肯定力を高めるため、などと一見もっともらしい言葉を使い、子どもたちは投薬させられています。でもそれって本当に本人のためですか?

誤診の可能性がある(本当は100%?)のに、そのような除外診断的アプローチは一切バイパスし、子どもの健康や発達に重大な影響を及ぼす劇薬を、あたかも本人のためのように飲ませるというのは虐待以外の何物でもないと思えるのですがいかがでしょうか?

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あってはならないこと

恐れていたことが起きています。

三歳児健診→発達障害者支援センター→精神科受診→向精神薬投与という筋書き通りのプロセスのことです。

発達障害者支援法の理念など最初から守られるはずがないと理解していましたが、いざ現実を見せられると改めて憤りを感じます。

発達が遅れているとか、落ち着きがないとか、寝付きが悪いとか、そんな些細なことを三歳児健診で指摘し、親を不安にさせて発達障害者支援センター等に送り込み、即精神科受診へとつなぐというやり方です。

そして、恐ろしいことに「広汎性発達障害」などという診断に対して、3歳児に抗精神病薬が投与されているのです!!!!!!!

私が知っている実例では、いきなりリスパダールとエビリファイの併用ということでした(3歳ですよ!!)

その医療機関では、小学校1年生に対して、リスパダール+エビリファイ+ストラテラ+インヴェガとか、信じ難い処方がされています。

さらに恐ろしいことは、その医療機関の院長が、岡山県で権威中の権威であるという事実です。児童相談所、発達障害者支援センター、県や市の審議会など、児童福祉や教育のあらゆる分野に影響力があります。さらには、県レベルにとどまらず、こういったところにまで名前を連ねています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkou/bunka1/dai1/1gijiyousi.html

岡山県の母親、子どもたちが本当に心配です。

それに加えて、先日紹介したあの恐ろしい「医療ネグレクトにより児童の生命・身体に重大な影響のある場合の対応について」という通知がもうすぐにでも効力を発することになるのです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023yot-att/2r98520000023yu5.pdf

つまり、3歳児に抗精神病薬を投与するような精神科医に不信感を抱いた母親がその治療を拒否しようものなら、児童相談所が乗り出し、「医療ネグレクト」と認定して親権を剥奪するという事態が起こり得るということなのです。正しい選択をした親が虐待者にされてしまうのです。

3歳児に抗精神病薬を平気で投与し、親にはリスクの説明もしないという精神科医の「権威」が日本に存在しています。本当に児童虐待をしているのは誰でしょうか?

岡山県で被害に遭われている方、是非ご連絡下さい。「権威」の実態を暴かないといけません。このモデルを全国的に許したら、完全に日本は「詰み」です。ただでさえ少子高齢化で子どもたちが貴重な時代です。

自国の経済問題を解消させ、相手国を破綻させる手段としてアヘンが使われた時代がありました。日本は歴史に学ばなければなりません。トヨタ叩き、不自然な円高、TPPなどの経済的抑圧と並行した精神医療包囲網と向精神薬大量消費・・・ここで手を打たないと、比喩ではなく本当に日本は終わります。

kebichan55@yahoo.co.jp

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こんなニュースが共同通信から配信されていました。


子どもの寝不足、脳に影響 発達障害研、ラットで証明

 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所(同県春日井市)は21日、乳幼児期の不規則な睡眠が原因で脳内の脳由来神経栄養因子(BDNF)というタンパク質の分泌リズムが崩れ、脳の発達に支障が出ることをラットの実験で証明したと発表した。
 仙波りつ子共同研究員は「ヒトでも乳幼児期に早寝早起きの規則正しい生活をしないと、脳に障害を起こす危険性がある」と指摘している。
 また、自閉症の人にみられる遺伝子の異常を人工的に再現したマウス(ラットより小型)でも同様の現象を確認。自閉症は脳の発達障害の一種のため、自閉症の子どもの睡眠バランスを薬物で改善することなどで、症状を緩和できる可能性もあるという。
2011/06/21 20:10   【共同通信】


ラット実験がはたして「証明」になるのか大きな疑問ですが、睡眠が脳の発達に影響を与えるということは確かにあり得ることでしょう。これだけで終われば、この研究にも大きな意義があったかもしれません。
 
しかし、あまりにも不可解なのは、マウス実験です。その実験手法や自閉症との関連付けに、そもそもの問題がありそうですが、どう解釈したら「自閉症の子どもの睡眠バランスを薬物で改善することなどで、症状を緩和できる」となるのか全くもって理解不能です。論理の飛躍があり過ぎてびっくりします。
 
ただ、これが論文で述べられているのか、一研究員が取材に対して思いつき程度に述べているのか、記事だけだとよくわかりません。できれば論文そのものを読みたかったのですが、とりあえずよりソースに近い情報がありました。
 
自閉症児への薬うんぬんも書かれていたのですが、「自閉症モデルマウス」なるものが気になりました。自閉症は原因がまだ解明されていません。遺伝子の異常が自閉症を引き起こすことも証明されていません。そもそも、人工的に遺伝子の異常を引き起こした状態は、自閉症様の症状を引き起こすかもしれませんが、それは外見だけ似た全く別物かもしれません。従って、自閉症モデル自体に大きな疑問があると言わざるを得ません。
 
この話で思い出されたのが、実験精神医学です。実験精神医学で特に有名なのは、LSDを使用した研究です。LSDを飲んで引き起こされる症状は、精神分裂病に似ている→じゃあLSDを飲ませて研究すれば、精神分裂病の解明ができるんじゃね?という発想による研究でした。
 
睡眠が脳の発達に影響する→自閉症児には薬を飲ませて睡眠をコントロールしたらいいんじゃね?という発想は、実験精神医学にも通じる、非常に乱暴かつ飛躍した発想でしょう。そこに至るためには、少なくとも以下のステップはクリアしないといけないからです。
1.人間の脳がマウスの脳と同じような働きをするのか
2.自閉症モデルは本当に正しいのか
3.薬による睡眠は、自然な睡眠と同列に扱ってよいのか
4.薬が本当に睡眠バランスを整えるのか
5.睡眠リズムの乱れによる脳の発達阻害と、薬の服用による弊害とどちらがリスクが高いのか
6.薬以外の非侵襲的手法で睡眠リズムを整えるという努力を怠り、すぐ薬と考える正当な理由はあるのか
 
最近は、遺伝子やら脳の血流やらで精神疾患を解明しようとする動きが目立っています。仮設を立て、それを証明するための実験や観察を行うというプロセス自体は否定するつもりはありませんが、この手の研究は、なぜか「新薬開発の可能性」に結び付けられることが常です。
 
この研究も、睡眠の大切さを伝える結果になれば素晴らしいのですが、子どもに向精神薬を投与するための正当化や脅しに使われてしまうととても危険です。前回紹介した事例はまさにそれです。睡眠リズムを整えないと大変なことになると脅され、2歳から向精神薬の投与が始まったのです。
 
薬を使って子どもの思考や行動、生活リズムを無理やり変えてしまおうとする発想こそが危険です。
 
精神科での被害について引き続き報告をお待ちしております。
 

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「発達障害」の幼児に向精神薬処方、専門医の3割に
2011年3月10日2:00
 
 自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)といった「発達障害」がある小学校入学前の幼い子供に、精神安定剤や睡眠薬などの「向精神薬」を処方している専門医が3割に上ることが9日、厚生労働省研究班の調査で分かった。小学校低学年(1〜2年)まで含めると専門医の半数を超えた。子供を対象にした向精神薬処方の実態が明らかになるのは初めて。
 
 調査した国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)小児神経科の中川栄二医長は「神経伝達物質やホルモンの分泌に直接作用する薬もあるのに、幼いころから飲み続けた場合の精神や身体の成長への影響が検証されていない。知識の乏しい医師が処方する例もある」と懸念。製薬会社などと協力して安全性を早急に調査し、治療の指針を確立する必要があるとしている。
 
 昨秋、全国の小児神経専門医と日本児童青年精神医学会認定医計1155人を対象にアンケートを実施。回答した618人のうち、小学校入学前の子供に処方しているのは175人(28%)。小学校低学年まで含めると339人(55%)、高校生まで合わせると451人(73%)となった。
 
 治療の対象としている子供の症状(複数回答)は「興奮」が88%、「睡眠障害」78%、「衝動性」77%、「多動」73%、「自傷他害」67%。
 
 使用している向精神薬(複数回答)は、衝動的な行動や興奮を静める薬「リスペリドン」(88%)、注意力や集中力を高めるADHD治療薬「メチルフェニデート」(67%)、睡眠薬(59%)などだった。〔共同〕


子どもの薬漬けの実態は今まで明らかにされてきませんでした。3歳児に向精神薬が投与されたりするなど、ちらほらと断片の情報は入ってくるのですが、その全体像はわかりませんでした。予想はされていましたが、相当幼い子どもたちにまで向精神薬が投与されているようです。
 
さて、子どもを散々向精神薬漬けにしてきたアメリカはどうなっているのでしょうか?


“Brain shrinkage seen in those taking antipsychotic medications”
『抗精神病薬服用者に見られる脳の委縮』
Melissa Healy, Los Angeles Times
February 7, 2011
メリッサ・ヒーリー (Melissa Healy) - ロサンゼルス・タイムズ紙
2011年2月7日

 米国で急速に増加している抗精神病薬の投与が患者の脳の委縮に関連していることが新たな研究から判明し、こうした処方薬に対する新たな疑問がもたれている。
 
 この研究は14年にわたって行われ、新たに統合失調症と診断された患者の脳を定期的にスキャンし、全体積と脳の主構成部位を測定。調査を行ったアイオワ大学カーバー医学校 (University of Iowa’s Carver College of Medicine) の研究者らは、こうしたスキャンをそれぞれの被験者に年2回から5回行い、精神病患者、特に妄想的な思考、幻覚および認知障害のある統合失調症患者の脳が、正常な精神状態にある人に比べて小さいことが長期間認められる原因を追究。
 
 最も脳質量の減少が大きかったのは、「集中的」に抗精神病薬の薬物治療を受けた患者、つまり最も長期的かつ最大用量の投薬を受けた患者であることが判明。精神症状の重症度、違法薬物、アルコールなどの乱用度よりも抗精神病薬による薬物治療の「集中度」のほうが、はるかに強力な脳質量減少の予測因子であることを研究者は発見した。
 
 容積の減少は脳の随所に見られ、脳の異種領域や左右脳半球間の伝達経路を形成する結合"白質"、また脳葉のほとんどを構成する脳細胞の密集した塊である灰白質でも起きていた。
 
抗精神病薬の使用がますます若年化し、また不安やうつなど、今までは抗うつ薬が第一選択薬にはならなかったような幅広い精神科のトラブルに対して抗精神病薬が処方されることが増えている中、今回、「総合精神医学文書」に発表されたこの研究は真っ向から衝突するもの。
 
 「非定型」と呼ばれる新世代抗精神病薬の強力なマーケティングにより、抗精神病薬に分類されるこれら薬剤は米国の処方薬市場でベストセラーになっており、ヘルスケアと製薬市場の動向調査を行うIMS Healthによれば、2009年だけでも3003億ドルの売り上げをたたき出している。
 
より広い疾患に対する抗精神病薬処方の増加は、さらに多くの患者をこうした薬物に曝すことにつながる一方で、抗精神病薬は極度の代謝変化や体重増加にも関連するとされている。IMS Healthは、2009年に米国で非定型抗精神病薬が処方された件数が5200万件に上るとし、この種の薬が今日処方されている精神病治療薬の大部分を占めている。
 
 「抗精神病薬の使用が特に高齢者や子供にまで広がり、激増していることを考えれば、抗精神病薬による脳組織の減少の可能性を詳細に調べることは、精神疾患のある多くの患者のリスク・ベネフィット比を評価するうえで重要な意味を持つ」と、研究者らは語る。
(翻訳はいつものサイトから引用しました。いつもありがとうございます。問題あれば削除いたします)


早期介入を押し進める日本の精神科医の主張と比べて下さい。
 
子ども・青少年への向精神薬長期投与に対して、このような精神科医ははたして責任をとれるのでしょうか?

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読売新聞では、精神疾患の早期支援というテーマで連載記事が先週金曜日から始まっています。当然、精神医療産業のキャンペーンの一環ですが、評価できるのは、初めて今日の記事で早期介入の問題点を指摘した点です。早期介入に関しては、不思議なことに、今までどこのマスコミも好印象の捉え方しかしていなかったので、恐らく大手マスコミでは初めてのことではないでしょうか。
 
今日の記事のタイトルは「誤診で投薬 未来を奪う」です。例の絵本が写真で紹介されていたので、またまた早期介入推進キャンペーンかとうんざりしましたが、内容を見ると単純にそういうわけではありませんでした。
 
まだまだ甘いのですが、早期支援・早期介入の名の下、子どもたちの未来が奪われる危険性を実例を挙げて説明しています。誤診とわかっても、既に投与されてしまった抗精神病薬を止めることができないとは、恐ろしい話です。精神科医が言う「飲み続ける必要がある薬」とは、飲み始める必要がなかったのに、一旦飲んでしまうと止めると危険になる薬なのでしょうか?
 
全部で5回の連載なのですが、今後はどのように展開していくのかが気になります。意見がある方は是非医療情報部に連絡してみてはいかがでしょうか
FAX:03-3217-8985 メール:iryou@yomiuri.com
さて、もう一つ情報です。BBCが作成した、子どもへの向精神薬投薬問題に関するドキュメンタリーが、NHKのBS−1で放送されるそうです。海外のドキュメンタリーですが、そろそろ日本でも他人事ではない状況になってきましたので、参考になると思います。

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