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1面<前回から5%急増>
日本経済新聞社の飲食業調査によると、外食企業の32%が2009年度に値下げを計画していることがわかった。節約志向による外食離れと昨年後半からの原材料価格下落を背景に、昨年同時期の前回調査の5%から大幅に上昇した。前回は原材料高騰で値上げを計画する比率が58%にのぼったが、今回は6%にとどまった。客をつなぎ留めるため値下げに軸足を移す動きが加速している。
調査は外食主要528社に4月下旬までに実施、316社から回答を得た。09年度に値下げ(期間限定や一部商品を含む)を計画している企業の比率を業態別に見ると、ファミリーレストランの54%(前回10%)を筆頭に、パブ・居酒屋・バー・料亭の39%(同12%)が続いた。レストラン(同2%)、ファストフード(同4%)、回転ずし(同0%)は各29%だった。
前回調査で値下げを計画していたのはわずかだったが、今回の調査で08年度に実際に値下げしたのは25%。昨秋からの景気悪化を受け、計画外の値下げを迫られた格好だ。
10面<2008年度:飲食業売上高、マクドナルド首位>
・すかいらーくを抜く
2008年度の飲食業調査(第35回)の企業別売上高ランキングは、日本マクドナルドホールディングスが首位だった。連結売上高を前年度から2.9%伸ばし、00年度以来、8年ぶりにすかいらーくを逆転した。店舗数はほぼ横ばいだったが、24時間営業店の拡大や単価の高い大型バーガーの投入などが奏功した。
売上高は企業の連結または単独決算の数字を採用した。子会社が運営する店舗の売上高やFC(フランチャイズチェーン)店からのロイヤルティー収入を含んでいる。
ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは不採算店の閉鎖などで連結売上高が前年度比4.1%減り、2位に転落した。
また、直営店(子会社を除く)とFC店の売上高を単純合算した「店舗売上高」で見ると、日本マクドナルドは前年度比4.9%増の5183億円。27年連続で首位を守り、外食企業として初めて5000億円の大台に乗せた。店舗売上高の2位も、すかいらーく(2673億円)だった。
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