近鉄バファローズ 191冊のスクラップブック

昭和63年からのスクラップブック17年間の一部をご覧下さい

平成2年

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日生コンビ、内匠はスンナリ、大島は急転内定。近鉄のドラフト3位・内匠政博(24)、
同5位・大島公一(25)が7日、大阪府吹田市の日本生命野球部寮で近鉄との契約交渉
に臨み、いずれも契約金7500万円、年俸1000万円で内定した。この二人に対し、
鈴木新監督もサイパン・キャンプ参加を明らかにし、大きな期待を寄せていた。

♪近鉄バファローズ191冊のスクラップブック 昭和63年〜

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ヘトヘトだった。9回のマウンド。阿波野は2つの三振を奪ったが、四球とヒットで
1・2塁。最後の打者・高沢のマウンド横の小飛球を追うことができない。
石井に任した。球審のゲームセットの声。大きくフーとため息をついた。

久しぶりにグラウンドでナインと勝利の握手を交わした。実に一昨年7月10日の
ロッテ戦(川崎)以来の完投勝利。元エース左腕が復活、いや完全復活を果した。
「疲れた。バテバテでしたよ。打線の援護もあったし、バックもよく守ってくれました。
とにかく完投できてよかった」。ぐっしょりと汗で濡れたアンダーシャツが力投を
物語っていた。3回までに被安打4.2回には初芝にタイムリーを打たれて同点とされた。
だが、味方打線がどんどん点をプレゼントしてくれる。心強かった。
打者を攻めることしか考えなかった。気がついてみれば勝利の雄叫びを聞いていた。

3年前の奇跡のVの立役者がこの2年間、イメージした通りのピッチングができない。
野茂が入団したという精神的な圧力。肩・ヒジを壊したという体力面。
様々な敵と戦わなければならなかった。前回の日本ハム戦で8回4失点完投負け。
手ごたえはつかんでいた。だからこそ、オールスター調整中、50mダッシュ20本の
下半身強化トレーニングに挑んだ。自ら体力の限界と戦いながら、気を抜けない
5秒台のノルマを自分意課してた。クリアできた自信。そして7月に入ってから
飲み続けている中国人参の粉末でスタミナもバッチリだった。「完全復活?もう
2,3試合見てから。打線の援護もあったけど
阿波野は本当によかった。肩・ヒジの不安も全くなくなったしね」。

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仰木監督の執念もあと一歩及ばなかった。先発したルーキー・高村がまさかの
3回3失点KO降板。それでも宿敵・西武相手に諦めるわけがない。ベンチ入りした
8投手のうち木下を除く7人までをマウンドへ送り出した。あの手、この手の継投策
で総力戦。しかし1点が、わずかにあと1点が届かなかった。
「2点足りんかったということだ。それだけ。高村はもう少し大胆に攻めて欲しかった。
継投はもちろん予想外のことに決まっとるだろう」。勝ち負けにかかわらず、いつも行われる
ベンチ裏での監督会見もなし。
帰りのバスまでの長い・長い階段を上りながら話した。ときおり白い歯をこぼしたが、
悔しくて悔しくて一時でも早く報道陣の前から姿を消し、帰りのバスに乗り込みたかったのだ。
まさに仰木監督の口癖のとおり、“シノギの術”を使ったゲームとなった。2番手は
元エース・阿波野。代打・野々垣を空振り三振に仕留めた。「最初からワンポイントでした」
というように予定通り佐野へスイッチ。4回表にリードの中犠飛で2点差としたところで
監督の頭の中には総動員の継投策が出来上がっていたのだ。「ボクの1点が大きかったですね」
と佐野が悔しそうにしたが、それはあくまで結果論。先発ローテーション投手の入来や
猛牛投手陣の誇る中継ぎ陣を送り、最後は負けているシーンで守護神・赤堀までつぎ
込んで打倒・レオに必死の形相になった。ただ、石井―潮崎を攻めきれなかっただけだ。
それで西武に1ゲーム差とジワリと一歩詰め寄られた。忍び寄る王者。
だが、最後にチームリーダー・大石が言った。「皆、意識している。当たり前のこと、
次だよ、次。あしたは・・・」。前半戦の天王山で黒星発進。だが、あす1日は
エース・野茂が先発する。満を持して調整もバッチリ。
3試合連続完封のパリーグタイ記録がかかる。

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目には目を、歯には歯を。そしてホームランにはホームランで対抗だ。
超特大ブライアントの140m弾、3試合連続の5号2ランが乱戦を決めた。
両軍合わせて18安打、13点のノーガード戦。
そのうち11点がホームランによるものだ。しかし、ブライアントの一発は
それまで出た号砲をすべてかすませてしまう。とにかく他人をビックリ
させるには事欠かないB砲。それでも、この日のアーチは誰しも口を
アングリだ。「打った瞬間、いい気持ちになった」という“恍惚弾”が
出たのは6回、5−5で同点の場面だった。ロッテ伊良部の高めの速球を強振、
霧雨をさいた打球は右中間スタンド後方のネット最上部へゴンと突き刺さった。
あわや場外の特大アーチだ。
しかし、この程度の事で驚いてはいけない。B砲の凄さは開幕6戦で5号
というハイペースに加え、これまで打ったヒットがオール本塁打と言う離れ業。
本塁打率10割は球界広しといえどもこの男だけだろう。
B砲も「オレだって(短打を)打ちたいよ」と言うが、「こんな効果的な一発」
(仰木監督)なら、このまま怪記録を続行して欲しい。しかも追いつ追われつの
キングレース。この日4号の西武・清原にも、また1本差をつける貴重なものだ。
そのB砲が勝負を決めた大砲なら、このゲーム前半の主役砲は何と言っても石井だ。
自己プロ初体験のグランドスラム満塁2号が弾けてしまった。
「ホームランになるとは・・・」と本人もビックリ。

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大石第二朗は25日球団事務所で契約更改を行い、24%アップの8400万円でサインした。
近鉄球団では史上初の8000万円プレーヤーの誕生。
大石は来年1月19日、郷里の静岡で「ギルビ・スポーツ」というスポーツ店をオープンする
予定で、来季は一億円プレーヤーへの挑戦となる。

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