真空管の小さなオーロラ

時々更新しますので宜しくお願いします。

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6P-HF1

今日は昨日の晴天からガラッと変わって1日中雨降りでした。
明日も雨の様で1週間のスタートが天気が悪いと気が滅入ります。
 
今回は手持ちのヴィンテージ?スピーカーユニットを紹介します。
何回かに渡って紹介しますので乞うご期待?です(笑)。
まずは〜
イメージ 1
ASHIDAVOX 6P-HF1です。最初からすごいのが登場です。
(と、思います)
イメージ 2
この幻のロクハン、世界最高峰のロクハンと言われた6P-HF1・・・。
・・・なるほど、取り扱い説明書には〜〜
                                              

イメージ 6
“ウルトラ フルレンジHi-Fiスピーカー”とあります。
“ウルトラ”!!  “ウルトラ”ですよ(笑)。

このユニットは昭和55年頃  電気屋さんのガラスケースの中に
陳列されていたのを見た事がありました。でも、当時 高校生の僕は
「アルミダイキャストフレームでロールエッジでマグネットが大きいユニット」
低音が出る高級機と考えておりましたので、古いラジオなんかに付いていそうな
この貧乏臭いユニットには目もくれませんでした。
イメージ 3
エッジの部分が分かりますか?薄くなっているでしょ?。
古くなって薄くなったのではありません。
このユニットの特徴はMRコーンという名前のコーン紙を使用しております。
取扱説明書には“MRコーン”の素晴らしさが「これでもか!」と
言う位紹介されております。

さて、先日 結婚式の席でアシダ音響の御曹司とお話出来る機会がありました。
僕よりも20歳位若い彼にデジカメのこの写真を見せましたら

彼は・・・「これは、美濃和紙なんですよ」・・・・。
・・・「ユニットの再発の要望がありますが金型は何とかなっても
  (紙を漉く)職人がいません」・・・・・。
と言っておりました。職人はとっくの昔に他界されていて、
手漉きで生産していたと思われるこのMRコーン、
中心から徐々に薄くなってエッジの部分は光が透けて来る位に
薄く仕上げる・・・まさしく職人技です。

僕は淡い希望を抱きながら、彼に「会社にデッドストックがありませんか?
聞きましたが「残念ながらございませんとの返事が返ってきました。
まあ、当然と言えば当然の返事に僅かな望みはいとも簡単に打ち砕かれました。

ところで・・・
MRコーンの“M”は美濃のM?でしょうか?
職人のイニシャルでしょうか?
それとも物理的特性か何かの かしら文字をとったものなのでしょうか?
すっきりしたいのでご存知の方がいらっしゃれば教えて下さいませんか?

・・・後から思ったんですが、アシダ音響の若旦那に聞いておけば良かった。

イメージ 4
先程までのユニットの写真は時々試聴するユニットで、
この元箱写真は“NOS品”です。イメージ 5
取扱説明書、取付ネジ、全て揃っているオリジナルNOS品です。

・・・・写真撮影したので乾燥剤を入れてまた大切に保管します。

“コーヒーと音楽クレシェンド”さんのホムペに6P-HF1の音が紹介されていますが
全くその通りと思います。
僕はP-610指定箱に取り付けて聴いたりしますがこのプアーなユニットから本当に信じられない雄大な低音が出て来るのです。16cm口径とは思えないスケールです。
ただし、アタック感やスピード感という再生音を望んではいけません。
超軽量コーン紙ならではの反応の良い音ですが、耳に突き刺す様な刺激的な音は
出しません。しかし、輪郭がボケていると言うわけでもありません。
低音も高音も音色的に現在のユニットとは全く別の音を奏でるスピーカーユニットで、ゆったりとした優しい音はリラックスして音楽にのめり込めます。
アメリカでも欧州でもない“純日本”的な音とでも言いましょうか。

クレシェンドさんの230ℓ密閉箱とは行きませんが、今後せめて
150ℓ位の箱を作って鳴らしてみたいです。

ASHIDAVOX スピーカーの性能を根本から改革したMRコーン

コーン型スピーカーではコーンの設計が最も重要です。
それはスピーカーの周波数特性や歪特性、更に能率の良否にも
コーンの性質が大きく影響します。
就中、Hi-Fiスピーカーの性能や音質を支配する決定的要素は、
コーンの材質と物理的性質によります。従来スピーカーを選定する
第一の条件とされておりました磁束密度はスピーカーの設計上、
コーンの物理的性能から生まれる諸条件によって決定される、
むしろ二次元的な条件なのであります。
このような観点から、コーンの材質と製法を根本的に改革し
完成したのがMRコーンであります。
MRコーンはスピーカーの周波数特性、過渡特性及び歪率において、
いまだかつて求めても得られなかった全く理想的なコーンとして、
従来のHi-Fiスピーカーの性能を一段と高めた画期的なものです。

(1)MRコーンの質量は同口径のスピーカーのコーンと比較して
         1/2以下の質量です。
(2)MRコーンの繊維構造は機械的振動に対して非常に強靭で
         剛性に富んでいます。
(3)MRコーンの形状はエッヂのQが振動部のQより低くなって
         いますから、従来の様にエッヂにビスコロイドなどを
         塗布する必要がなく、硬化に依る経年変化やゴミの付着
         による特性劣化の心配がありません。
 
 V.Cインピーダンス 4Ω・8Ω・16Ω     
 空隙磁束密度     7.600gauss
 再生周波数帯域  30Hz−15.000Hz  
 公称入力     3W
 周波数偏差      ±5db                       
 最大許容入力       6W
 最低共振周波数  65Hz ±5Hz      
(フラット入力)出力音圧レベル     97db/W         
 取付寸法       158㎜
 振動系実効質量  2.9g             
 バッフル開口孔径   130㎜
 MRコーン質量        1.3g           
 重量                     0.75kg
 
イメージ 7
 以上、取り扱い説明書からでした。
 to be continued
 
 
 

閉じる コメント(27)

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> iso*sob*さん

6P-HF1のエッジは振幅に耐えられないと思うほど

極薄ですよね。ひび割れ、破れは

必然的なものなのでしょう。6P-HF1の説明書には

コーン紙の貼替え金額が明記してありますが

不可能な現在、愛しさを込めて

補修するしかありません

2016/10/2(日) 午前 8:57 [ kei94211 ]

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季節外れのコメントです。現在76歳で終活中です。五体満足に暮らしていますが、娘二人も独立して私のささやかな趣味のがらくたも風前のともしびです。大正の終わりに生まれた電気趣味の人に組み立てて頂いた真空管ラジオの箱の中に窮屈に閉じ込められていたものを外して、保管してあります。近いうちに探してみます。モノのラジオなのに、二個入れてありました。

2017/6/9(金) 午後 5:48 [ aon*m*24 ]

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aon*m*24 さま、コメントありがとうございました!

私、昭和37年生まれで、まだまだ終活には程遠いです。

コメントの内容から想像するに、まだまだお元気そうで

嬉しく思いました。 保管されていると思われる

“ASHIDAVOX 6P-HF1”・・拝見したいです。

是非、UPの程、お願い致します。

2017/6/9(金) 午後 7:43 [ kei94211 ]

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> aon*m*24さん aonami24.exblog.jpでしょうか?

2017/6/10(土) 午前 6:18 [ kei94211 ]

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> kei94211さん
ハイ! そうです。只今ぼちぼちです。息切れがしています。カメラもパソコンも買い替え時期をすぎていますが、自分に相応しいと格闘しながらつかっています。

2017/6/10(土) 午前 9:05 [ man**194*jpjp ]

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> man**194*jpjpさん、コメントありがとうございました。

2017/6/10(土) 午前 10:22 [ kei94211 ]

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> kei94211さん
探し出しました。私の所有するものは時代ももう少し古いようですので、MRコ−ンになる前ではないでしょうか? マグネツトカバーの印字の色も違いますので。

2017/6/10(土) 午後 7:07 [ aonami24 ]

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aonami24さま。拝見致しました。6P-HF1には

4Ω、8Ω、16Ωとインピーダンス違いのモデルがあります。

又、鉄板プレスフレームも塗装されたモノと未塗装(素地)の

モノがあった様です。

4Ωモデルのマグネットカバーにされてる印字のプレートが黄色

なのかは私には分かりません。何せ見た事があるのは

8Ωだけだし所有してるのも8Ωですから・・。

それからアシダには昔かなりのSPユニットがあった様ですが

“MRコーン”をうたい文句に誕生したのは 6P-HF1と

20cm口径の 8P-HF1だけだと思います。

所有されてる6P-HF1はセンターキャップがありませんが

切り取られたのか剥がれ落ちたのかどうなんでしょう?

2017/6/10(土) 午後 8:50 [ kei94211 ]

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> kei94211さん
色々有難うございました。私のは4Ωですので黄色という事と理解しておきます。センターキャップは気が付きませんでした。切り取りはしておりませんので、はがれおちたのかもしれません。段ボールの中を探してみます。

2017/6/10(土) 午後 10:27 [ man**194*jpjp ]

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> man**194*jpjpさん

“6P-HF1”は昭和55年の販売価格が\2.150-とあります。

松下の“ゲンコツ”(EAS20PW09)が\3.900-、三菱のP-610Aが

\2.800-、この頃にまとめ買いして置けば良かったと

今は思いますが、当時はこのユニットに全く興味がありませ

んでした。 現在、国内での現存数はかなり少ないと思わ

れます。Yオクでも滅多に出て来ませんが、出品されると中

古品にもかかわらずあっと言う間に販売当時の5倍位の

値段に上がります。 センターキャップは剥がれ落ちたの

でしょう、探して接着して大切にされて下さい。

2017/6/11(日) 午前 6:47 [ kei94211 ]

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> kei94211さん
有難うございました。

2017/6/11(日) 午前 7:43 [ man**194*jpjp ]

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今から50年前、高校生の時に聴いていました。サブロクのベニヤ合板を半分に切って取り付け、部屋の両隅の鴨居に下向けに載せて、トリオの真空管アンプとパイオニアのリムドライブのプレイヤーにマイクロのMMカートリッジで当時出たばかりの英DECCAのアナログLPなどを聴いていました。あの音はもう出ません!

2018/1/14(日) 午後 0:30 [ 竹内 愼 ]

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竹内様。 訪問、ならびにコメントありがとうございました。

僕、50年前は保育園でした。父が買って来た

ポータブルプレーヤーで ウルトラマンやおばけのQ太郎のドーナツ盤を

聴いてました。

2018/1/14(日) 午後 2:01 [ kei94211 ]

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にっぱーさま。

訪問ならびに ナイスぽちっ!ありがとうございました。

2018/1/23(火) 午後 8:09 [ kei94211 ]

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セッポンさま。

訪問ならびに ナイスぽちっ!ありがとうございました。

2018/7/3(火) 午後 6:36 [ kei94211 ]

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6p-hf1の黄色ネームプレート16Ωを1ユニットを譲ってもらいました。60年代初頭はまだまだステレオに買い換えるより、モノラルでしたので、1個のみは理解できます。今のアンプは超弩級の1950代の球式です。ここは真空管42の出番かと考えます。しかしトランスが問題です。タンゴの808が愛想が合うかも、もう1個と共に楽しみが増えました。

2018/7/17(火) 午後 0:42 [ shi***** ]

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shi*****さま、訪問とコメントありがとうございます。

42どころか、45も50も聴いた事がありません。

TANGOも、もう有りませんけど shi*****さまは

808搭載の42Ampを計画されているのですね。

2018/7/17(火) 午後 8:39 [ kei94211 ]

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> kei94211さん
42アンプでは非力を感じ、WE349A出力のWE132Aタイプアンプ、出力トランスはファインメットで聴いています。嫌な音がせずなかなかよろしい。低い音も明解で、PIM16Aとはかなり性格が違う事を確認し、デジタルの嫌な音も何とか聞け、もう1個欲しいです。> kei94211さん

2018/8/4(土) 午後 5:45 [ 渋谷 ]

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渋谷さま。

前回コメントを頂いた方でしょうか?

だとしたら、6P-HF1の16Ωがもう1個欲しいと言う事

でしょうか?

2018/8/5(日) 午前 5:54 [ kei94211 ]

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前回コメントしたものです。6p-hf1の16オームは1個しか所有していませんので、できればコーン紙のザラッとした初期タイプの16オームが欲しいです。今持っているのは磁石が弱っているのか、出力音圧レベルが低くなっています。

2018/8/5(日) 午前 10:49 [ 渋谷 ]


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