横山秀夫

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「看守眼」

ついに横山さんも残り一つ。

実に横山さんらしくない作品だった気がする。
(良い意味で)暑苦しい男の人が出て来ないし。

以下、それぞれの一言メモ。

『看守眼』
表題作だけあって個人的には本作の中で一番。
一時間の刑事ドラマの原作に採用されてそう。
この定年間近の看守を中心に残りの短編も書いて欲しかった。

『自伝』
ここから横山さんらしくなくなる。
この話は折原一さんの短編集の中にあっても違和感がないと思う。
折原さんの作品も好きなので、そういう意味ではこの話も結構お気に入り。

『口癖』
救われない話。横山さんの作品に出てくる女性って不幸な人が多いなぁ。

『午前五時の侵入者』
最後に娘と携帯電話の購入について話をするところだけ印象に残っている。

『静かな家』
パラ読みであんまり覚えていない。。。

『秘書課の男』
警察ものではないけど、ラストで横山さんらしさが戻ってきた。
らしさが戻ってきた分、何処かで(陰の季節辺り?)で同じような話を読んだ気が。。。

現在発刊されている横山作品はこれで全てかな。
これで新作待ちになってしまうかと思うと寂しくもある。

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「影踏み」

横山さんの未読作品は残り2冊(だと思う)。

一話完結の短編集だけど主人公は一緒、という連作物。
主人公はノビカベの異名を持つ真壁修一。
真壁は深夜寝静まった民家に忍び込んで盗みを働くプロ。
その彼は一度捕まっている設定で、出所するところから物語は始まる。

今まで読んできた横山さんの作品と異なるところが弟・啓二の存在。
啓二は幼少の頃に母親の無理心中に巻き込まれて死んでいるのだが、
修一の心の中に住んでいて修一と啓二は会話をすることが出来る。
現実的に考えると単なる二重人格だけどそういった表現はなく、
警察のリアルな部分を描いてる他の作品とは一線を画す作品だと思う。

好きなエピソードは「使徒」。
ベタベタの展開だけど、修一はただの小悪党ではないな、と一番思ったエピソード。

ずっと同じ作家の作品を読んでると1,2冊は『これはイマイチ…』という作品があるのだが、
横山さんの作品は私には合っているようでハズレがない。

あと一冊(多分「看守眼」)で終わってしまうので、そろそろ新作を期待。

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「臨場」

横山さんも残りわずか。

臨場ってのは事件現場に臨み、初動捜査に当たること。
ってことで、本作の主人公は終身検視官・倉石。
組織に群れない一匹狼なんですげー格好いい!

警察内部のいざこざもあるけど、本作ではお互いが足を引っ張るって感じはなく
倉石は周りのやっかみを意にも介さず。

直前に読んだ横山作品が「震度0」でこっちがいがみ合いばっかりやったから
本作はとても爽快な気持ちで読めた。

お気に入りは『赤い名刺』、『鉢植えの女』、『餞』。

『赤い名刺』で登場した市之瀬が『鉢植えの女』で栄転。
『鉢植えの女』でのラストで普段ぶっきらぼうな倉石の人の良さが見れて良かった。

『餞』も同様。定年を迎える小松崎に対しての餞が良いね。

こんな上司がいたら私も倉石校長と仰ぎます(^^)

久々に気持ちの良い作品やった。
あまりメジャーな作品やないけど、個人的には横山作品の中では上位にランクインするかも。

残りは「影踏み」と「看守眼」。(他にないよな…?)

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「震度0」

横山さんの未読作品も残り少なくなっていた。

警務課長の不破失踪事件発生をきっかけに
県警本部長、警務部長、刑事部長といった面々が
己の保身、出世のためにいがみ合い、争う姿を描いた作品。

本当にイヤな人達ばっかりやった。

唯一、警備部長の堀川だけが良い奴。
けど、前半は震災の方に注力していたため
メイン事件の方では後半まで影が薄かったので
いきなりの正義感発揮ぶりにびっくり。

裏では妻達の微妙な駆け引きが繰り広げられたりと
誰にも感情移入することはできんかったけど
端から見ている分には面白い作品やった。

疑問点として
・阪神・淡路大震災を扱う必要があった?架空の話でも良かったのでは?
・警察署の見取り図は何か意味があった?

さて、横山さんは何が残っている?

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警察ものではないけど、久々に熱い男達の話。

物語は主人公が「ワースト・オブ・ワースト」と呼ばれる衝立岩に挑むパートと、
日航機墜落事故のデスクとして奮闘するパートに分かれる。

「第三の時効」に代表される作品で警察の裏側を見せてくれた横山さんが、
本作品では新聞社の裏側を見せてくれる。

しかも取り扱う事件は1985年に実際に起きた日航機墜落事故。
熱い展開が待っていないハズがない!

『お前はここまで真剣に自分の仕事に向き合っているか?』
と問われた気がした。

一方の山登りパートは、衝立岩攻略の緊迫した中で『家族』についても描いている。
主人公の悠木も息子の淳も、憐太郎もみんな不器用なんやから…。

本作品は確かドラマ化されてるはず。すげー見たい!

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