歌野晶午

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アンチ・ハッピーエンドミステリ。この惹句に導かれて手にとってみた。
東野圭吾さんの「〜笑小説」シリーズがブラックなら、こっちはダークといったところ。

以下、気になった作品だけ一言メモ。

『おねえちゃん』
初っ端から救いがないねぇ。残りの十篇に期待を持たせてくれるという意味で一票。

『サクラチル』
不幸話だけ集めていると思ってたのであっさり引っかかった。歌野さん油断ならん。

『死面』
死面の件の犯人は容易に想像つくも、これまたラストでやられた。
誰に語らせとんねん。そりゃ訪ねられんわ(笑)

『殺人休暇』
不幸話というより怖い話。余韻が残る。
今回の中で「世にも奇妙な話でやりそう作品」一位。

『永遠の契り』
何の思い入れもないが「ミステリ要素なんかないただの不幸話やん!」と突っ込んでしまったので。

『尊厳、死』
そしてラストでまたやられる。。。学習能力なし(--;)

歌野節炸裂でなかなか良い感じの短編集だと思う。(不幸話を「なかなか良い感じ」って…)

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ブラックな作品だと聞きつけて借りてみた。著者の言葉は、
『物語はあくまで日常でしかし精神は本格。ようこそ、裏本格の世界へ』

以下、それぞれの感想メモ。
※若干ネタバレあり!

『盗聴』
青年は盗聴をやめてしまうんや。深みにはまってボロボロになるのを期待していたのに。
それにしてもこの山手線の話はどっかで聞いたことある。確か歌野さんの…。

『逃亡者 大河内清秀』
ラスト、大河内はやったったのか?

『猫部屋の亡者』
短編集を読むと良く書く感想だが「世にも奇妙な物語」にありそうな話。
ホラーと思いきや伏線ありのミステリー。良作。

『記憶の囚人』
よくある精神病もの。予想の範疇だった。

『美神崩壊』
怖いね、女の人は。修ちゃん、警察に駆け込め!

『プラットフォームのカオス』
須藤先生にも災いが降りかかって欲しかったな。

『正月十一日、鏡殺し』
こういう救われない話は心が萎える。。。
ラストにこれを持ってきているところが一番ブラックだと思った。

最初の『盗聴』を読んだ時点では意外に軽めと思ってたけど、
後半にいくにつれて段々と後味の悪い作品で心地悪さを楽しめた。

これは今予約している「ハッピーエンドにさよならを」への布石。
アンチ・ハッピーエンドミステリーと銘打たれた作品なのでこちらも楽しみ。

過去の読んだ作品のメモ。歌野さん二作目。

「そして名探偵は生まれた」、「生存者、一名」、「館という名の楽園で」
の三作品からなる短編(中編?)集。

以下、空白箇所はネタバレ感想のため文字反転しているので注意!

三作品の中では「そして名探偵は生まれた」が良かったかな。
密室トリックも叙述トリックもなかなかの内容。
語り手=犯人ってのはありきたりやけどね(--;)

「生存者、一名」は前から読んで見たかったんやけど、まずまず。
絶賛されている感想をどっかで読んでたんで、期待しすぎてた分が割り引かれた。
誰か一人生き残る、という命題に対する一つの回答。
もうこれを他の人は真似できないって意味では傑作なのかな。
※過去に同じトリックの作品があったらごめんなさい。読む作家さんが偏ってるもんで…。

「館という名の楽園で」は綾辻行人さんの館シリーズっぽく少し古めかしい感じ。

「女王様と私」

過去に読んだ作品のメモから、歌野さんの作品を2つほど。

東野圭吾さん以外のハードカバーは滅多に買わんのやけど、
歌野晶午さんは「葉桜の季節に〜」が面白かったので買ってみた。

家で読むつもりが電車の中で読むことに。
カバーを付けて貰ってなかったんで、タイトルが見えると。。。

以下、空白箇所はネタバレ感想のため文字反転しているので注意!

序盤から中盤までは面白かった。
序盤は、主人公(オタク)が妹と話しているようで実は人形やったり、
変な男に絡まれたと思ったら実は小学生の女の子やったり。
すぐに作中でネタバレされる引っ掛けが随所にあって。

中盤は、事件に巻き込まれて、その犯人に仕立て上げられてしまって、
さあいよいよ盛り上がってきた!って感じやったんやけど…。

結局、妄想って。。。
そんなん何でもアリやないっすか。ちょっとガックシ。

その妄想やった、って所が驚く所なんかなぁ?
妄想の中でのトリックは整形。これもそんなに上手く騙せるもんかね?

読んでる間は面白かっただけに、オチがちょっと…かな。
しかし、この作者このネタ好きやね。「世界の終わり、あるいは始まり」とか凄いもんな(^^;)

本屋の新刊コーナーで見つけてつい買ってしまった。
タイトルはあまり惹きつけるものではなかったけど、裏表紙のあらすじで衝動買い。

ネットでビデオチャットをやっている5人は推理ゲームの出題をしあっている。
ただ、ここで語られるのが現実に発生している、しかも出題者の手で実行済み…。
って感じ。まあ簡単に言うとバカミスですな(^^)

ここから若干ネタバレの感想。
5人がそれぞれ出題者=実行犯になって問題を出題、
という形式なんで謎解きは盛り沢山。
ミッシングリンク、密室トリック、アリバイ崩し。
多少無理があったり、どこかで聞いたことあったりやけど、
どれも他の4人と共に謎解きを楽しめたんで良かったかなと。

これだと短編集でも良さそうなもんやけど、長編ならではの仕掛けもあり。
それが5人の素性。ビデオチャットはやってるけどそれぞれ変装したり、
画像をぼかししたりしてるのでお互いの素顔は知らず、
それは地の文にも出てこないので、性別・年齢は読者にも分からない。
それが話の中で少しずつばれてくる人がいたり、
ある事件によって驚くべき素性が明らかになったり。

とにかく謎解きも含めて小ネタ盛り沢山の作品で、
投げっぱなしジャーマンのような突き放したラストも含めて、
感動も何もないけどミステリとしては面白かった。

ただ、作者も冒頭で書いてあるように
最近はこういう事件が起きても不思議やないんで、
これを見てやってみようと思う人がいないことを願います。
有害図書指定されてこういう作品が見れなくなるのはイヤなんで…。

ちなみにタイトルに「王手飛車取り」ってあるけど将棋の話は一切なし。
ただ、作中で密室とアリバイを推理物の飛車角に例えているんで、
そこに引っ掛けたものかと。何が「王手飛車取り」かはわかりませんが。。。

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