舞城王太郎

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「煙か土か食い物」

舞城王太郎って人は全くなんて作品を描くんだ。句読点はほとんどない。同じく改行もほとんどない。言葉は汚い。冒頭から拒否反応を示す文章が続く。なのに読むのを止められない。小さい頃に不良に憧れるのと同じ感じだろうか。悪いやつだとわかっているのについていく。気づいたら本を開いている。連続主婦殴打生き埋め事件。母親が事件に巻き込まれてしまった奈津川四郎。メインは四郎によるこの事件の謎解き。ルンババ12も登場したり。ただやっぱり最も強烈なのは途中で語られる次男二郎の生い立ち。中だるみしそうな程の分量。残酷な展開。なのにやっぱり止まらない。なんなんだこの不思議な魅力は。意味不明なタイトルが実は深い意味を持っていたり。暴力の人であった父親にも子供を思う気持ちがあったり。こんなクレイジーな作品の癖に感動までさせやがって。好き嫌いは大きく分かれるだろう。その時の気分によっても変わるだろう。私も手放しで好きだなんて言いたくない。認めたくない。でもこれだけは確か。舞城王太郎作品は読み始めたら止まらない。

真似して改行なしで書いてみましたが、やっぱり舞城さんの様にはならないですな。。。

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十五歳の僕と十四歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。
中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。
僕らの冒険はそこから始まる。地元の高校に進学し大学受験―
そんな十代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。
(要旨「BOOK」より)

これは読もうと思ったきっかけがわからないが、
どこかで感想を見かけて読んでみようと考えたのだろう。

初っ端からクセありすぎ。
その日の気分によって好き嫌いがわかれそうなくらい。

いきなりルンババって言われても何のことやら。
人と見せかけて実は犬、とか落ちを考えたりもした。

ようやく慣れきたところで主人公が妙な姉妹と出会う。
強烈なインパクトを持つこの姉妹と出会ってから物語が動き始める。
ここからはサクサク。

タイトルの通り密室事件な訳やけど事件の解決もサクサク。
ルンババが名探偵でちょいちょいっと解決しよる。

で、また事件が起きたと思ったらまたちょいちょいと。
すげー展開が早くて謎解きの物語を読んでいる感じはほとんどない。

ルンババがサクッと解決するとはいえ、密室のトリック自体は少々凝っている。
『外で餓死している人も密室で殺されている』
という一見矛盾している密室のトリックは大技(力技?)炸裂だし。

他の作家さんならもっと引っ張って本が分厚くするのになぁ(^^;)
これが舞城さん流なのかな。

タイトルに密室とついていたが、終わってみると青春ものだった。

ルンババの姉の死、という悲しいテーマも盛り込まれていて、
姉の死から始まった物語がラストで帰結する。

最初はクセがあるなーと思ってたのに、
いつの間にか主人公とルンババの妙なテンションにはまっていた。

舞城さん、もう一冊くらい読んでみるか。(しばらく後に…)

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