眉間の皺 ケータイ投稿記事

先日、僕にとっての演劇の母校、JOKO演劇学校において、"卒業生対象の歌唱集中講座”があり、参加してきました。

三日間の、歌の集中レッスン。

講師は、僕がJOKOの学生の時に、担当してくださっていた柏熊康江さん。

発声練習から始まり、
日本の唱歌、「はつなつ」「河原菜種」を歌ったり、
男女デュエットのミュージカルナンバーを歌ったり。

僕は中でも、「Ombra mai fu 」というヘンデル作曲のオペラの中の曲を、イタリア語で唄うのがとても好きになりました。
外国の、世界的に有名で、今でも残っている曲は、メロディーや歌詞のスケールが、本当に広くて雄大だと思います。
唄っていて、イタリア語の口当たりはおぼつかないけど、イメージの広がりが優美です。


僕はJOKOの学生時代、演技のレッスンで、シェイクスピアの独白をやっているとき、講師の方に、
「眉間に皺を、取りたいんだよねぇ。」
と、何度も言われました。
その当時は、自分でも、眉間に皺を寄せている自覚もなかったし、
また、
なんで皺を寄せては良くないのかも分かりませんでした。

それが、今回の歌唱集中講座で、分かったような気がします。
目の奥の柔らかさが大切です。
前のめりで狭い方向ではなく、広がりをもって身体の後ろから、前へ、伸びやかに行く方向が、有効です。

それには、眉間に皺が寄る方向ではない、ということです。

あの当時、シェイクスピア独白を、僕は力で、前に押し出すことで、頑張ってやっていたのだと思います。

何年も経って、演技のレッスンでの疑問が、歌唱のレッスンで、腑に落ちるということがある、とても面白い事です。
JOKO演劇学校ならではの利点であると思います。




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劇団昴サード・ステージ公演『幻の国』稽古が進んでいます。
現在は読み合わせの段階。みなで机を囲んで、座り、台本に書かれていることを声に出します。
ところが今日、演出の日澤さんの仰った言葉、
「最終的には立ち稽古で(台本の中の、紙に書かれた文字を)、血肉にしていく」
という表現がありました。僕はとても気に入りました。
紙に書かれた文字を、言葉にしていく、立体化していく、
いろんな表現がありますが、
この、血肉にしていく、血の通った言葉にしていくという表現は、僕にとって実感の持てる目標になりました。

願わくば、1989年の、東ドイツ国民の血が通った言葉になるよう、いろんな方面から役に近づいて行きたいと思います。

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助走期間 ケータイ投稿記事

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先日、久しぶりに新幹線に乗りました。
東京から束の間の脱出。
そして、久しぶりに広い空を眺めたなぁ〜、なんて感慨深かったです(笑)
雄大な雲たちを見ていると、心が洗われていきますね…。
毎日、山の稜線を見て、満点の星空を見渡していた高校時代がいとおしくもなります。





この一週間は、いよいよ始まる、様々なもの、こと、に関しての、助走期間でした。


こういう期間だからこそ思い付くのでしょうか。

「なーんか…、何にもしないってことを、していないなぁ…。」


もしも一ヶ月間、なーーんにも仕事をせずに、南の島かなんかで過ごしたら…。

どんな風に思うのでしょう。
何を考えるのでしょう。


そんなことをふと夢みながらも、生活はひしひしと、のし掛かって来ます。
何かが、足りない感覚。
漠然とした物足りなさを持ちながら、進んで行くしかないのかも知れませんね…。

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オススメ舞台! ケータイ投稿記事

圧巻、でした!
とても凄い舞台を観ました。

新宿の花園神社での、テント芝居。
椿組2017年夏・花園神社野外劇
「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」
を観てきました。


僕は毎年夏に行われる、この椿組さんの野外劇が大好きです。
毎年面白いのですが、今年は更にパワーアップして面白いです。

出演者の熱量が凄いです。
音楽の生演奏、素敵です。
キャストもスタッフも、そしてお客も入り乱れて、みんなで野外劇を楽しもうという気質が溢れています。

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上演前、休憩中に、缶ビールやソフトドリンクを売ってます。飲みながら観れます。
団扇を配付してます。

観客席の熱気もなかなかです。
いろんな、人間の発する匂いがします。夏の野外劇の醍醐味ですね…。

上演中、外の音もたくさん聞こえて来ます。
明治通りを走るトラックの音、バイクの音。
救急車のサイレン。
上空からはヘリコプター。
神社の、参拝の鈴を鳴らす音。
役者の立つステージは、神社の地面です。地べた芝居です。
こういった、今、まさにこの瞬間でした起こり得ないライブ、という感じが、たまらなく良いです…!
江戸のお話なのに、2017年の新宿の音がする、そのギャップが良いのです。

今年も残念ながら(?)良い天気でした。雨、嵐の日の椿組を是非観たいです。


23日(日)まで、毎夜19時から開演しています。
場所は新宿花園神社。
当日券も、整理番号つきで出ているとの事です。

劇団の先輩の加賀谷崇文さんが出演しています。
昴サードステージ「暗いところで待ち合わせ」「ブルー」を書かれた、秋之桜子さんの脚本です。山像かおりさんとして出演もされています。

是非、オススメです!


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椿組2017年夏・花園神社野外劇
作:秋之桜子
演出:松本祐子(文学座)
プロデューサー:外波山文明
協賛:西瓜糖
「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」
●2017年7月12日(水)〜23日(日)12回公演。
 毎夜7時開演(開場30分前)
●新宿花園神社境内特設ステージ[客席テント有り]
●木戸銭
◎指定席:4500円(完売)
◎前売自由席:4000円 当日自由席:4300円(日時指定・整理番号付き)
◎学生・養成所割引き:3500円(自由席・証明書必要)
◎中高校生:2500円(自由席)

1)携帯メール:tubakigumi.1350@ezweb.ne.jp
2)PC用こりっち予約ページ:https://ticket.corich.jp/apply/82033/
  携帯用こりっち予約ページ:http://ticket.corich.jp/apply/82033/

[役者]
田渕正博/木下藤次郎/鳥越勇作/趙徳安
井上カオリ/岡村多加江/浜野まどか/今井夢子/瀬山英里子/山中淳恵

福本伸一(ラッパ屋) /津村知与支(モダンスイマーズ)/谷山知宏(花組芝居)/伊藤新
(ダミアン)/佐久間淳也/佐藤銀平(サスペンデッズ)/阪本篤(温泉ドラゴン)/加賀谷崇文(劇団昴)/鈴木幸二/水谷悟/斉藤健(チャコールモンキー)/宮澤和之(文学座)/高田賢(Theatre MUIBO ?)/濱仲太(ナイスコンプレックス)/中山和久/外波
山流太(彗星inc.)

山像かおり/奥山美代子(文学座)/ 駒塚由衣/水野あや
中島愛子(張ち切れパンダ)/川口雅子/碧さやか/ジョニー(劇団天動虫)

辻親八/下元史朗/外波山文明

生演奏:寺田英一/大河内新太

江戸時代に実際に起こった史実とフィクションをごちゃまぜにして、秋之桜子が念願の
花園神社の地に描く、歌あり踊りあり喧嘩ありの時代劇ファンタジー!!

桜咲く世のお待ちかね
夜更けて赤子がなめられて
三羽のカラスが、言うことにゃ
ドドンコ、ドン、ドン!鬼が来た!

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新たな始まり、迫る ケータイ投稿記事

東京は、毎日暑いです。
ムシムシします…


そんな中、ふと思い立ち、荒川の河川敷の道を、自転車で走りました。

江戸川区の葛西橋から、足立区の鹿浜橋まで、川沿いを、一時間半くらいかけて走りました。

信号待ちすることもない、ひたすらに真っ直ぐな道。
そこを、焦ることなく、自分のペースで、風を受けて走るのは、なんとも開放的でした…!

河の向こう岸には高速道路が見え、たくさんのトラックが連なって走っているのが見えました。
蟻のように見えました。

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河川敷には、野球場やサッカー場がいくつもあります。
公園や、緑の原っぱもあります。
三メートル位の高さの、すすきの群生もあります。
土手には雑草がたくさん生えています。
場所によって、生える雑草の種類が違っています。
雑草は、地球の環境保全システムなのだと感じます。


だいたい15キロメートル位の距離を走りました。
自転車素人の僕には結構な距離です。
でも初めて走ったので、高揚感が後押ししてくれました。
また、荒川にはたくさんの橋が架かっています。
一つの橋に辿り着いたら、次の橋を目指して走りました。
15キロって、結構な距離だけれど、一本一本の橋を目印に走っていると、結構あっという間に感じました。

炎天下の中、走ったので日に当たり続けた首筋や腕はヒリヒリしました。
汗もたくさん頬をつたいました。
でも走り終えたあとは爽快でした。

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走っている最中、いろいろなことが頭に浮かんできます。
ほとんどは、とりとめもない事です。
でも時に、前回の公演「アルジャーノン〜」で、手の届かなかったこと、足りなかったことが、反省のように頭を駆け巡ります。

ああ。
ふう〜。
また、一から出直しだ…(遠い目)。

てな感じです。



来週から、9月公演の稽古が始まります。
劇団昴サード・ステージ公演『幻の国』。
1989年、ベルリンの壁崩壊が間近に迫る、東ドイツを舞台にしたお話です。
このシチュエーションだけでもドキドキです…!

気持ちを新たに、改たに、挑みます。

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劇団昴公演「アルジャーノンに花束を」が、全10ステージ、終演しました。
毎ステージ、俳優座劇場は、ほぼ満席でたくさんのお客様に観劇して頂くことが出来ました。
お客様には、感謝の念に絶えません。

今回、僕は劇団昴公演では初めて主人公の役を演じました。
終演後、たくさんの方々にからお声がけを頂き、差し入れを頂き、お花を頂き、お手紙やメールでの感想を頂きました。
こんなにも多くの方から讃えの言葉を頂くことが今までなかったので、とまどいました。
与えて頂いた嬉しい言葉の数々を、僕はどう対処して良いのか分からなかったのです。
しかしながら、少し心を整理してみると、よのなかgive&takeであるな、と思いました。
なので、一つ一つのありがたいお言葉や行動には、一つ一つお返しの言葉と行動を差し上げていこうと思います。

そして、今現在の、このお客様との距離間を大切にしていきたいと思います。
お客様の、声が僕にも届く。
お客様が下さることに、僕も応えることができる。
この距離間は、ありがたいです。
大事にしていこうと思います。

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忘れちゃいけないな、と思うことがあります。
今回、僕が演じたチャーリー・ゴードンという役は、僕だけが創ったものではないということです。
チャーリーが、知能の増大によって変化して行く様子は、チャーリーの周りを取り巻く人々が創ってくれていました。
それはアリス・キニアンであり、ドナーズベーカリーの人達であり、研究所の面々であり、ゴードン一家であり、画家のフェイ、ウインズロウ先生、がチャーリー・ゴードンを生かしてくれました。

また、
チャーリーの変化とともに変わっていく衣装、照明。
ある象徴としての扉を含めた舞台装置。
チャーリーが弾くピアノの曲、その音色。
ダンスホールでの人々の交錯。
キャストの生活感を表す小道具。
それらスタッフワークをまとめて下さる舞台監督の井上卓さん。

そして、昴舞台「アルジャーノンに花束を」の世界を構築し、町屋チャーリーを導いてくださった演出・脚色の菊地准さん。

本当にたくさんの人達の手で、今回のチャーリー・ゴードンが出来上がりました。
正直に言えば、僕は皆さんが創ってくれたチャーリーに、乗せて貰っていたような感覚です。
そして、あんまりうまくは乗れなかった時も、多々あった思います。
そこは僕の俳優として、人間としての幼さだと思います。
今日からの課題です。

ご来場下さったお客様、本当にありがとうございました。
支えて下さったスタッフの方々、劇団員の方々、制作の方々、ひとりひとりに感謝の花束を送りたい気持ちです。



追伸。
終演後にサインを求めて下さったお客様、ありがとうございました。
サインというより、署名みたいなことになり、すみません…。
サイン、考えてみます!

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