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le 20 mai 2010

最終投稿から実に4年半ぶり・・・
たぶん、もう見ている人はいないと思うけれど、もしいたら、放っておいてごめんなさい。
 
もう東京に帰ってきた私にとって、友人たちに留学生活の様子を伝えるこのブログの役目はとうに終わっている。私自身、存在すら忘れかけていた。
 
久しぶりに見返してみると、今の立ち位置との違い、環境の違い、価値観の違いを痛感。そんなに変わっていたのね。それが確認できただけでも意味あり。
 
もしかしたら、これからもたまに呟いてみるかも。
 
 

le 5 oct. 2006 : Salle Pleyel

10月に入って、急に気温が下がった。日もどんどん短くなるし、雨も多くなってきたし、長く暗い冬に向かってまっしぐら・・・

と同時に、音楽の季節到来。真夏の強い日差しを浴びて、屋外での演奏を聴いたりするのもヨーロッパならではでなかなかいいけれども、それはどちらかというと雰囲気を楽しむという感じで、音楽そのもを聴くのは、やっぱりこういう寒いときが断然いい。薄手のコートとマフラーに身を包んで、ちょっと早足にコンサートホールへ向かう、窓を閉め切って、温かいミルクティーを片手にCDをかける・・・

昨夜は、この秋に改装再開したばかりのSalle Pleyelでパリ管の演奏を聴いた。実はプレイエルは初めてで、たしかにきれいだったけれど、どこがどう変わったのかはさっぱり分からなかった。でもとにかく音響がよいホールで、10ユーロの最後列の席だったのだけれど(でもたまたまど真ん中だった!)、十分に音が心に響いてきた。皆さんご承知なのか、2e Balconはほぼ埋まっていたのに、高いOrchestreの席はガラガラ。演奏者にとってはちょっとやりにくかったのでは。

昨日のもう一つのお目当ては佐渡裕さんの指揮。彼の指揮を見るのも実は初めて。どういう音楽を作る人なのか、さっぱり知らなかったけれども、なかなか凄い人。とても端正で丁寧、しかも最後まで音楽の流れが切れない、すばらしい演奏だった。モーツァルトの33番なんて、私が聴きなれていたものよりもずっとよかったし、ショスターコヴィチの5番など、それはもう圧巻。日本人でフランス人の集団に溶け込み、さらに統括することがどれほど大変なことか!まずそれだけでも凄いけれども、その上でこんなにいい音楽を創ることができるなんて・・・

それに、パリ管はうまいなあと改めて感心。先日、ミュジシアン・デュ・ルーヴルがいいと書いたけれど、それとは全然違う良さ。何より技術レベルが高い。弦なんて、ほとんど一つの響きにしか聞こえないほどよくまとまっているし、管は息がぶれたり、音が半端に出たりすることがまずない。パーカスも、十分な迫力を加えていて、かつ煩すぎることがない。なんだか前に聴いたときよりもさらに良かった気がする。

パリ管は今シーズン、フランスの現存作曲家Dutilleuxの曲を積極的にプログラムに取り入れていて、昨日も1曲演奏された。フランスではかなり人気らしく、Dutilleux本人が来場していたことも手伝ってか、演奏後はブラボーの嵐だった。

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あるお店で食べて美味しかったので、真似して作ってみたサラダ。すっかりお気に入りになって、事あるごとに作っている。ワインにもよく合うので、先日、ワイン通の友人宅でも作ったら大好評!でも、日本でこれと同じものを作ろうと思ったら、相当コストがかかりそう・・・(笑)

le 6 oct. 2006 : Pain perdu

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今日は久しぶりに昼間、家にいたので、いわゆる「フレンチトースト」を作った。フランス語ではPain perdu(パン・ペルデュ=ダメになったパン)といって、硬くなったバゲットの有効利用のための一品。ちょうど冷ご飯を使って雑炊とかピラフとかを作るのと同じ発想ですね。

le 1er octobre 2006 : Minkowski

バーゼルから戻ったその日に、今シーズン初のコンサートへ。マルク・ミンコフスキ指揮、ミュジシアン・デュ・ルーヴル演奏、ハイドンのロンドンセット(99,100,101番)。昨シーズン、オペラで聴き惚れて以来、すっかりミンコフスキのファンになってしまい、最近はもっぱら2006年に出たばかりのモーツァルトのCDを聴き込んでいた。

最初の99番の演奏は、正直、まだこなれていないかなと思える所もあって、あまり心動かされなかったけれども、101番では曲調柄もあってか、何かが吹っ切れたように気持ちの良い演奏になり、最後の100番はもうノリノリ、ミンコフスキ+ルーヴルの良さがよく出ていたと思う。緩急と強弱のコントラストをはっきりさせつつも、とても率なく、上品にまとまっていて、耳に自然に入ってくる(急に大きな音にびっくりしたりすることがない)。そしてしばしば用いられる、鋭くシャープな切れのある弦。実際に演奏者の姿を見ながら、ああ、これこれ、と納得。ミンコフスキが演奏者を育ててる感じがよく分かる。

でも何より感激したのは、アンコール1曲目(なんと2曲あったのです!)、モーツァルトの40番第1楽章!!!CDで聴いて、これは歴史に残る演奏だと感動した、まさにその曲を生で聴くことができるなんて・・・最初のワン・フレーズから、もう胸がいっぱい。CDで聴いていたよりも、「緩」の部分が心持ち抑えてある感じ。全体にテンポが速めなのだけれども、それがシャープでちょっぴり洒落た印象を与えつつ、しかし決して上滑りしない、芯のしっかりした重みと品がある。きっと、モーツァルトの時代にはそぐわない演奏でしょう。でも、これだけ演奏されつくされてきたといってもよい曲に、現代人の感覚で、しかも品位を失うことなく、こんな風にあたらしい解釈を与えることができるなんて・・・やっぱり、これは歴史的名演です。

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