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Graduation SSTR

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こんばんは。けーごです。

修士論文を提出し、修士論文の審査である公聴会の発表を終えました。これで、大学院の博士前期課程をすべて終えました。修了の合否は来週に発表されます。まだ学会が残っていますが、一区切りつきました。

そこで、修了旅行の第一弾に、SSTRをしました。
研究室の同期は、ぼくの影響でバイクに乗り始めました。同期は、就職とフェアレディZの納車に伴い、バイクを降ります。ある日、「千里浜に行きたい」と言い出しました。「千里浜?千里浜に行くならSSTRでしょう。国道41号か国道156号がいいな。じゃ、千代崎に集合で」

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ルートは、SSTR 2017(リンク)を参考にしました。前回は、下道のみ・国道156号の全線走破の縛りで走りました。今回は、同期がいるので、国道156号のおいしい区間だけを走り、あとは最短で千里浜へ向かうようにしました。


2019年2月23日
03:30 滋賀県草津市
紀伊闘走(リンク)以来のツーリングです。夜中に出る緊張感も久しぶりに味わいます。
走行距離も23000kmになり、燃焼室の汚れがないか気になってきました。そこで、今回はハイオクを入れて燃焼室の洗浄を試みました。また、ハイオクを入れて低回転域のトルクや燃費に変化があるのか確かめました。レギュラーとハイオクの価格差をカバーするほど燃費が良くなるのでしょうか。圧縮比の高いエンジンなので気になるところです。

夜中の国道1号はいつも走りやすいですね。曇りで月光は暗かったものの、暖かい道中でした。


04:50 ファミリーマート鈴鹿神戸三丁目店
日の出まで鈴鹿で少し休憩。時間を合わせて、千代崎海岸まで向かいました。


05:30 千代崎海岸
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千代崎に着くとき、ポールにパニアを当ててしまいました。パニアはプラスチックなので、あっけなく割れてしまいました。仕方がないので、遅れて着いた同期にガムテープを買ってもらい、その場で修復しました。情けない。物理的に盛り上がってきました。

06:38 千代崎海岸
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パニアを直して、なんとか出発です。波乱の幕開けです。果たして無事に着けるのでしょうか?


09:00 東海北陸道 川島PA
東名阪 四日市〜四日市東で事故により通行止めでした。それに伴い、国道23号を北上して、みえ川越ICから乗ることにしました。名古屋高速 一宮ICで、同期の通行券が風に飛ばされてしまいました。防音壁に貼りついたので、焦って取りに行くと、スタンドが十分に出ていなくてバイクを転倒させてしまいました。
ETCレーンは渋滞していたので、間を縫って急いで助けに行くと、本人は「WHY?」みたいな顔をしていました。ずいぶん余裕だね。
ミラーを調整して、本線へ進みだすと、クラッチの遊びが少ないと言い出しました。川島で休憩して、調整しなおし、出発です。


10:00 道の駅美濃にわか茶屋
東海北陸道 美濃〜美並で、トンネルでの事故により通行止めでした。それに伴い、美濃ICの出口で渋滞しているそうでした。これでは困るので、関ICで降りて、関市街から国道156号を避けるように北上しました。どうしても国道に合流するところは裏道を縫って、なんとか道の駅まで出ました。

道の駅を過ぎてもとんでもない渋滞でした。この渋滞を抜けるには3年かかりそうです。これではとても千里浜に間に合いそうにないので、板取川沿いに国道256号を走って郡上八幡まで迂回することにしました。交通量も少なく、快適に迂回できました。


11:40 道の駅古今伝授の里やまと
昼食を摂ります。飛騨牛ハヤシライスをいただき、満足しました。

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道中、大日岳がそびえ立つようになりました。冠雪の大日岳を初めて見たので、相当に感動しました。記念に写真を撮って、これからあの尾根を越えます。


13:00 道の駅白山文化の里長滝
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長滝に着きました。道の駅長滝や長良川鉄道 白山長滝駅の近くには、長滝白山神社があります。長滝白山神社は、白山信仰に基づく神社で、美濃から白山へ続く禅定道(修験道)の入口です。道の駅のスタンプも、長良川・白山・太陽のシンプルな絵柄でした。いいですね。


13:20 道の駅大日岳
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沿道に残雪が増えてきました。路面温度は高いので凍結していなくてなによりでした。分水嶺を越え、ようやく日本海側になったことを踏まえると、かなり押していそうです。焦る気持ちもそこそこに、堅実に走りました。

雪が増えてくると、すれ違う車に笑われる様子も増えてきました。そりゃそうだ。スキー場の前を通ると「あいつらマジか!?」と凝視されました。あまりにスキー場が繁盛していて、ぼくらも呆れて笑ってしまいました。あんなにスキー場で雪と遊んでる一方でぼくらはバイクに乗ってるのはシュールな図でした。


13:50 御母衣ダム
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積雪1mの中、気温も1℃を指していました。かなり寒いです。雪化粧をした御母衣ダムは新鮮でした。雪解けをしていないこともあり、ダム湖の水位はかなり低かったです。ミニキャニオンのようでした。


14:40 道の駅白川郷
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相当苦しい時間になりました。白川郷から千里浜まであと90km。日没まで3時間とはいえ、17時までには着きたい。どうかな。同期がモモの付け根に疲労を感じ、ぼくは眠気のピークでした。正念場です。がんばろう。


16:20 道の駅福光
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五箇山から国道156号と別れ、国道304号を走りました。初めての道でしたが、快走でした。城端線がこんな山手まで伸びていることに驚きました。あと40kmになり、なんとか千里浜には日没前に着けそうです。


金沢森本JCTからはバイパスを走り、いよいよのと里山海道に乗りました。最後の力走です。白尾JCTの景色はいつも感動します。ちょうど、SENAのスピーカーから、U2の"Where the streets have no name"が流れてきて、思わず涙してしまいました。

I'll go there with you. It's all I can do.

素晴らしい時間でした。


17:08 千里浜
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間に合いました。ああ、着いた。綺麗だ。

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今回も大きな達成感を得ました。ああ、ぼくらはやったぞ。

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非力ながらここまで走り切れただけ、ライダーの卒業式としては十分です。よくやった!


千代崎→千里浜:356.8 km, 10:30:00


18:00 石黒旅館
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今回は旅館に泊まりました。値段の割にアメニティが十分でありませんでしたが、夕飯がおいしかったです。金沢に住む後輩が遊びに来てくれました。給料を車に費やして充実しているそうです。また会おう。


2月24日
09:20 石黒旅館
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さあ、今日もご安全に帰ろう。


09:30 道の駅のと千里浜
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前回、しおサイダーをいただきました。今回は、青のしずくというブルーベリーのソーダをいただきました。旅を噛みしめる時間でした。


10:10 千里浜
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旅を振り返りながら、写真を楽しみました。やはりCRFは砂浜によく似合います。FTRもフラットダートトラックなだけあり、砂に似合いますね。

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週末は雨予報でしたが、直前になって晴れ予報に覆ってうれしい限りでした。

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最後に、ダカールラリー流の記念写真を撮って、帰路に就きました。


金沢西から北陸道をひた走り、白山、荒島岳がよく見えました。トンネルではフェラーリの排気音が響き渡り、素晴らしいコンサートホールでした。


16:40 滋賀県草津市
帰宅しました。737.5km、よく走った。

ハイオクの燃費は38km/Lで、レギュラーとは3km/Lの差でした。同じ距離を走ると、支払う金額は同程度です。費用対効果はどちらも同じでした。低回転域のトルクは、高スロットル時に高くなっている気がしました。しばらくハイオクを使って燃焼室を洗浄しきったら、レギュラーに戻そうと思います。



「象徴の木」「約束の地」はぼくにとってどこだろう、とThe Joshua Treeを聴くたびに考えるようになりました。象徴の木は、陸前高田の一本松を思い浮かべます。あれほど畏れる気持ちで見上げる木はないでしょう。約束の地は、千里浜を思い浮かべます。SSTRを完走してきた手前、情けないままこの場所には来れないと思わずにはいられません。いつもここに来るときには、たくましくありたい。自分に大きな自信を抱いていたい。きっと、ぼくは千里浜へはSSTRでないと来ないんじゃないかという気さえします。次も、たくましい姿で。いい修了旅行でした。


約束の地はありますか。

Go there.
Be brave.

Come Ride With Us.


では。

滋賀 開催記

こんばんは。けーごです。

ツーリングタイムラリー「滋賀」を開催しました。今回はその報告です。

Sunrise Sunset Touring Rallyに参加して以来、無情な時計と自身の感情に向き合う旅を好むことに気づきました。「この道で合ってるのか?」「本当に間に合うのか?」走行に伴う感情の変化は、困難の要素になります。その困難を克服して素晴らしい感情を覚えれば、それは感動の要素になります。

パリダカのライダーはなぜダカールであれほど泣くのか? それは、砂漠や未舗装路を巡る8000kmの過酷な走りをした後に、いきなり大海原が眼下に広がるからでしょう。SSTRのライダーはなぜ千里浜であれほど感動するのか? それは、完走条件や日没までの時間と向き合う勇敢な走りをした後に、斜陽の千里浜が眼下に広がるからでしょう。

少しでもその感動を滋賀県で味わえたらと、様々なコンセプトのコマ図を公開し、イベントを開催してきました。いずれのコマ図にも共通したコンセプトは「滋賀県を知り楽しんでもらうこと」です。今回は、その中で「勇敢な走り」をテーマに、オンタイムラリーを企画しました。


滋賀
Be Brave
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MAPROADBOOK

滋賀とは、石処(シカ)の語源の通り、石の多いところを意味します。対して近江とは、淡海(あはうみ)の語源の通り、海を思わせるほど広い琵琶湖に由来します。つまり滋賀は、湖を岩石の豊かな山々で囲むところです。そこで、岩肌に沿う山深い道を幾度と縫った後に、湖を見渡せるコマ図を作りました。

滋賀県を知り楽しんでもらうために、岩肌や渓流を見れる道を選びました。具体的には、STAGE 1の権現谷林道や県道34号、STAGE 2の走井林道です。
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権現谷林道は近江カルストの石灰岩に沿う林道です。何度走っても見惚れます。

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走井林道は金勝山(こんぜやま)の花崗岩に沿う林道です。抑揚を楽しめます。

走行に伴う感情の変化に対して勇敢な走りをしてもらうために、山深く曲がりくねった単調な道を選びました。具体的には、STAGE 1の県道229号、STAGE 2の心行林道です。県道229号では、8kmの下りを通して、あと何分だっけ?遅れている?早すぎる?と走行を振り返る時間を与えます。心行林道では、ここまで時間調整してきたのにここから林道?タイトで全然挽回できないじゃないか!あとどれだけあるんだ?と対策してきた走行を否定する機会を設けました。制作者の用意したオンタイムラリー独特のシナリオを参加者はどう受け止め、克服し、勇敢な走りと感動に繋げていくのか、楽しみでした。


オンタイムラリーは、走行時間の正確さを競う競技です。ステージの走行時間が指示時間に近いほど高得点です。今回のラリーでは、ステージの指示時間と走行時間の差が1分であれば50点から1点減点する換算でした。例えば、60分で走るように指示されたステージを63分で走っても57分で走っても47点です。2ステージ制にしたので、100点に近いほど良い成績です。競技とはいえ草イベントなので、ツーリングタイムラリーと表現しています。今回は、MMGさん(XT660Z Tenere)、たかしさん(XR BAJA)、おたけさん(Tiger800XCx)にご参加いただきました。


11月23日
09:30 道の駅近江母の郷
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北上するにつれて暗く・寒くなり、八日市以北では雨に降られました。ずいぶんと身体を冷やしてしまいました。それでも皆さんめげずに集合していただき、ありがたい限りでした。

10:30 STAGE 1 START(1:40:00 / 61.62 km)
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STAGE 1をスタートしました。通常、初めのステージでは、参加者は制作者の距離計に合うように距離計のパラメータを調整します。しかし、今回は交差点の多く調整しやすい市街地をすぐに抜けてしまうため、早めに調整を終えなければなりません。果たして皆さん距離計のチェックを終えられたでしょうか。不安に思いながら途中までルート通りに走りましたが、迷っている方も見当たらなかったので、多賀大社前で休憩してフィニッシュ地点へ移動しました。

12:00 道の駅あいとうマーガレットステーション
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フィニッシュ地点へ着きました。秋も終わるというのにひまわりが咲いていました。8月下旬に北海道でひまわりを見たときですら困惑したのに、11月下旬に滋賀でひまわりを見ると余計に困惑しますね。

12:20 STAGE 1 FINISH
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STAGE 1は、たかしさんが満点で勝利しました。過去2回の開催で、たかしさんは初めのステージで好成績を収め、中盤に大きくミスし負けていました。対して、MMGさんは堅実に時間を合わせてくるため、総合では2回とも勝っています。現時点で、たかしさんはこれまでの傾向通りと言えます。MMGさんは序盤で急ぎすぎたため、時間調整を十分にできるほど残りの距離がなかったそうです。オンタイムラリーの難しいところはまさにここでしょう。おたけさんは、初参加ながら8分延でした。いいコンディションとは言えない天候では大健闘で驚きました。全員事故や転倒もなく安堵しました。

13:30 STAGE 2 START(1:50:00 / 59.88 km)
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昼休憩を挟み、STAGE 2をスタートしました。初優勝に向けリードを築いたたかしさんには緊張が、リードを築かれたMMGさんには一抹の不安が垣間見えました。今回のSTAGE 2では、市街地から山へ向かうルートにしました。小刻みで単調な右左折と故意に描写を省いたコマでミスコースを誘います。この気の取られる市街地で時間を調整しきってしまうと最後の林道で遅れに繋がるようにルートを作っていました。果たしてこの七味は得点にどう効くでしょうか。貴生川で休憩してからフィニッシュ地点へ移動しました。

15:30 STAGE 2 FINISH
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STAGE 2は、たかしさんが満点で連勝しました。これでたかしさんは100点満点でツーリングタイムラリー「滋賀」を優勝!また、MMGさんは94点と前回まででは優勝できた得点で完走しました。3戦3勝とはなりませんでしたが、3戦2勝でシリーズチャンピオンになりました。MMGさんは市街地で時間調整をしたら林道で遅れ気味になったそうです。用意したシナリオは機能していました。おたけさんは初参加ながら80点を超える高得点で完走しました。試走時のぼくの得点よりも高く驚きました。皆さんおめでとうございました!

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(たかしさん撮影)
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フィニッシュ地点の竜王山では、琵琶湖と湖南を展望できます。皆さんに感動していただけて嬉しいです。ただ見に来るだけでも綺麗に思いますが、これまでの走行を通してより演出できたと思います。なにより、無事に皆さん完走して安堵しました。


今回はコマ図のミスもなく、円滑に終えられてぼく自身も満足のいくイベントになりました。これからは冬期通行止や修士論文の執筆にかかるため、今回は滋賀県で最後のイベントでした。有終の美を飾れてよかったです。

必ずしも、冒頭に書いた意図がコマ図の走行を通してすべて伝わるわけではありません。しかし、滋賀を知り、滋賀を楽しみ、滋賀で勇敢に走れたかどうかは、フィニッシュ地点の歓声に現れたと思います。試走を繰り返しても感動できるこのツーリングタイムラリー「滋賀」は、ぼくにとっても誇れるものとなりました。近所でもないのにはるばるお越しいただける素晴らしいライダーに恵まれ、幸せな限りです。これに飽きず、これからも精進します。

では。

紀伊闘走

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こんばんは。けーごです。

熊野三山と潮岬を周る日帰りツーリングをしました。今回はその報告です。

論文の執筆が佳境になりました。公私にその負担が及び、休まらない日が増えてきました。そこで、現実から逃げ、現実への英気を養うことを目的に日帰りツーリングを計画しました。雄大な景色と長大な距離を一日に詰め、自分を鼓舞します。

旅には、ride to hide / ride to fight をテーマに、紀伊闘走と名付けました。U2のアルバム『The Joshua Tree』収録の、Where the streets have no name から着想しています。あまりに影響されているので、以下にはじめの歌詞を紹介します。

I want to run, I want to hide
I want to tear down the walls that hold me inside
I want to reach out and touch the flame
Where the streets have no name

名のない通りで、走り、隠れ、抱えた壁を壊し、炎に触れたい。
惨めさと怒りに立ち向かう歌い出しはたくましく、何度も自分を鼓舞してきました。今回はたくましく走れるでしょうか。

旅のルートはこちらです(リンク)。
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日の出を見るために、鈴鹿の千代崎へ。千代崎から潮岬・熊野三山を回り五條から帰ります。行程600km・2府4県を跨ぐ暴力的な距離ですが、日帰りなのでSSTRよりは気楽です。


11月10日
03:30 滋賀県草津市
ride to hide編のスタートです。日の出と景色の癒やしを目的にしています。国道1号を上り、一路鈴鹿へ。この道中の星空は、SSTRを想起させました。XLR250Rのライトは提灯でしたが、CRF250 RALLYのライトはとても明るいので、頼りになりました。

05:15 ファミリーマート鈴鹿神戸三丁目店
夜明けまで余裕があったので、休憩を摂りました。まだ精神的な疲労が残り、胃の痛い時間を過ごしました。

06:00 千代崎海岸
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SSTR2017, 24 Century Rideで来た千代崎海岸です。家の近くで最も綺麗に日の出を見れる海岸です。バイクを停め日の出を待つと、散歩中の方と会いました。毎日綺麗な日の出を拝みたい。心の洗濯をしたい。海に求めるものはみな異なれど、海に頼るのはみな同じですね。話し込んだり、写真を撮り、撮られたりしたら7時になりました。朝焼けも終わり、出発しました。

今回、ナビを使いました。北海道で使えなかったのは、シガーソケット部の基盤上のコイルが破断していたからでした。はんだ付けして以来、順調です。千代崎から潮岬へナビを設定すると、12:45到着でした。いやいや、かかりすぎじゃ? ん?下道と高速で平均45km/h、休憩で30分かかるとして、12時? あながち間違いではない? 日没を琵琶湖でとの期待が、日没までに五条へとの任務に変わりました。「だからよ、どういう計算をしてるわけ?」の大泉洋のお叱りが聞こえました。

09:10 三重県尾鷲市
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日本百名山の大台ケ原を拝みました。もう少し遠くから見ないと頂をはっきりと見えなさそうです。大台ケ原は降雨の多いところなので、山を見れるだけでもありがたいことです。

10:20 熊野速玉大社
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熊野川の渋滞を抜け、速玉大社へ。4年前、友人と特急を乗り継ぐ紀伊半島の一周旅行中に、新宮に宿泊したことがあります。当時は十津川以外の紀伊半島に興味を持たなかったので、速玉大社へ参拝しませんでした。ようやく参拝できて嬉しいです。もうで餅が売られていましたが、本宮で買うことにしました。

11:40 道の駅くしもと橋杭岩
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以前、特急で通ったときに、古座で露天した岩を見ました。国道からもよく見えたので、懐かしくなり撮りました。2枚目は当時撮った特急の車窓です。道の駅に着いてから、橋杭岩と知りました。古座の岩も、その一部なのでしょう。

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人が小さく見えます。北海道でさんざん自然に圧倒されましたが、紀伊半島の自然も雄大です。ここまで山海ともに圧倒的な景色でした。高野山・熊野三山を抱えるだけあり、紀伊半島の規模は凄まじいですね。

12:00 潮岬
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本州最南端、潮岬へ着きました。ride to hide編のフィニッシュです。まだ完調ではありませんが、かなり癒えました。ハングリアン民族なので、昼食にカップヌードルをいただきました。昼食中に、坂田さんというおじさんと会いました。潮岬では有名らしく「潮岬 坂田」と検索すると一発で出てきます。潮岬に来た人すべてに話しかけているんじゃないかというほどおしゃべりな方でした。

潮岬には、潮岬タワーがあります。潮岬タワーの駐車場で、Versys-X の方と出会いました。滋賀県草津市からお越しで、潮岬を日帰りするそうでした。驚きましたが、自分もたいがいです。アドベンチャーライダーの考えることは、似通うのかもしれませんね。

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潮岬タワーでは、本州最南端訪問証明書をいただけます。四端訪問証明書には、本土版と本州版があります。北海道では本土版を集めましたが、本州版ではこれが初めてです。気長に集めます。

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展望室からは、大峯山脈を望めました。八経ヶ岳も見れて満足しました。また、果無山脈も見えました。果無山脈は1000m級の山脈ですが、奥深いと思い込んでいたので、ここから見えることに驚きました。長居できないので、給油して那智へ急ぎました。ride to fight編のスタートです。

14:40 熊野那智大社
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那智大社へ着きました。那智勝浦ICからつづら折りを駆け上がり、本殿まで470段の階段を上ると、自ずとありがたく感じます。那智大社は、結宮(むすびのみや)として人の願いを叶えるとされています。月並みながら、良縁と安航を祈願しました。

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麓へ降りると、那智の滝が見えました。これほど立派な滝を見たのは初めてでした。しめ縄が一層厳かにしていますね。しばし言葉を失いました。

那智で15時。ここから紀伊半島を縦断しなければなりません。まだ本宮を残しており、すでに山間の道は日陰でした。残り250km、帰宅は21時でしょうか。日没までに五條すら厳しくなりました。

新宮からは国道168号を走りました。169号が通行止めなので、新宮から畿内へ抜けられる唯一の道です。この時間から上るライダーなどいるのでしょうか。北海道を思い出すほどのいい流れに助けられ、本宮まで疾走しました。

16:00 熊野本宮大社
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本宮へ着きました。これで熊野三山を回れました。安心してお土産を買おうとしましたが、もうで餅屋さんが閉店。3分差で間に合わず、残念。代わりに、熊野三山ステッカーを買えて満足しました。時間も厳しいので、大斎原へは行かず、道の駅へ休憩しに行きました。

16:30 道の駅奥熊野古道ほんぐう
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暮れの果無山脈がよく見えました。果無山脈の由来には、果てしなく続く山から果無とついた説と、ハテ(12月20日)に現れる人喰い怪物を避けて人がいなくなったハテナシ説とあります。紀伊半島らしい、逸話を持つ山脈のひとつです。調べるほど逸話の出てくる紀伊半島は、やはり規模が大きいですね。

道の駅では、子供たちが芝生で遊んでいました。だるまさんがころんだで遊んでいましたが、一人が突然「はたらくくるまがころんだ!」と言い出しました。どえらいことになっとるやん。紀伊半島は子供たちの遊びの規模も大きいのか。

17:00 十二滝
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さすがにこんな時間に十二滝に寄る人はおらず、気楽に撮れました。那智の滝の後では感動も薄れてしまいましたが、国道沿線の滝ではかなり立派に思います。

ここから滋賀まで200km、五條まで100kmあります。ハイビームから戻さなくなってきました。しかし、流れは速い。センターキープメソッド(どんなコーナーでも車線の中央を走り続ける走法、マージンを保ち様々な挙動を練習できる)を日頃練習しているおかげか、知らない夜道でもテンポよく走れました。十津川村役場を過ぎると、中型バスを先頭にした車列に追いつきました。バスに譲ってもらい、大塔から五條まではものすごいペースでした。ナビの帰宅予想時刻がどんどん早くなる。地元民すごい。楽しく五條まで走り、本宮での予想時刻から1時間巻きました(!)

20:40 滋賀県草津市
五條からは京奈和・南阪奈・第二京阪で滋賀までバイパスしました。美原JCTの渋滞以外は順調に走り、無事に帰宅しました。

走行距離:612.2 km
走行時間:17:10:00


熊野の由来には、神の籠る地という説が複数あります。隈が隠れるを意味するから、古語でクマという言葉は神を意味するから、他にも多く見受けられました。紀伊半島が偉大なのは単に大和に近いからではなく、その存在自体に人々が畏れあやかったからだと思います。ぼくもその一人です。雄大な熊野を通して胃の痛さも和らぎ、感情を取り戻した気がします。あと3ヶ月、頑張ります。

では。
こんばんは。けーごです。

北海道を走りました。小樽から道北・道東をめぐり苫小牧まで走る5泊6日でした。今回の旅の目的は、鉄道で行けないところへ行くことと、日本百名山を見ることでした。試される大地、北海道で試されたものの、無事に旅を終えました。写真が多いので、前編・中編・後編に分けます。後編は5日目・6日目を報告します。

今回通ったルートはこちら(リンク)。Twitter実況はこちら(リンク)。

前編中編,後編


5日目 8月24日
厚床→納沙布岬→弟子屈 280.6 km
この日は当初の案では浦幌までの400kmの行程でした。しかし、台風19号・20号の接近に伴い、順調には行かないだろうと勘案しながら走り始めました。

09:30 納沙布岬
北太平洋シーサイドラインを通って根室へ。根室から南側から納沙布岬を目指しました。途中、昆布盛では昆布干し用の砂利の土地が多く広がっていました。道路以外の平たい土地はみな砂利でした。地名にもなるぐらい昆布漁が盛んなのですね。

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納沙布岬では、目前に北方領土の貝殻島が見えました。同じ日本本土の端にいても宗谷岬とはまた違う感じ方でした。納沙布岬では、大阪からの旅人に記念写真を撮っていただきました。30年以上、毎年バイクで北海道をツーリングし、今年は車でドライブだそうです。宿の話になり、とほ宿という宿泊ジャンルを教えていただきました(とほ宿とは)。今日は浦幌でキャンプ泊の予定でしたが、台風にキャンプは厳しい。ホテルは高いし、ライダースハウスは予約できない。せっかくの機会なので、弟子屈のとほ宿に泊まることにしました。メモを控え、旅人と別れました。

10:20 東根室駅
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日本最東端の駅へ来ました。北海道の路地裏はだいたい未舗装路ですね。はたして駅に続く道は路地裏なのか疑問ではあります。

10:30 根室市役所
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最東端到達証明書を発行しました。これで北海道編は達成しました。次は九州です。

11:00 根室花まる
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地元で大人気の回転寿司とツーリングマップルに記してあったので、来ました。何を食べてもおいしい。北海道の回転寿司は評判通りでした。この一本穴子が食べるととろけてほっぺたもとろけました。値段を見て引き締まりましたが、とても満足しました。

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駐車場で気づきましたが、ここまで東に来ると青看板にはロシア語も表記されるようになるんですね。驚きました。

12:10 道の駅スワン44ねむろ
青看板マグネットを買い、ソフトクリームをいただきました。ソフトクリームのお金を払うだけ払ってベンチに向かおうとしていました。危ない。すごい客になるところでした。この旅で何度かソフトクリームを食べましたが、ここのソフトクリームが最もおいしかったです。
雨が降ってきました。根室に昼にいるので、今日は余裕を持って弟子屈のとほ宿に泊まることにしました。当日予約でも快く受け入れていただきました。チェーンに注油して、一気に弟子屈へ向かいました。

14:30 道の駅摩周温泉
100km近く走りました。北海道の下道はよく流れているので楽でした。お菓子とそばを実家に贈り、観光しに出発しました。

15:40 摩周湖
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霧の摩周湖に来ました。摩周湖といえば霧。母も摩周湖に来たときは霧だったそうです。晴天に摩周湖を見ると婚期が遅れる噂があるらしいですね。曇天に摩周湖を見たのでセーフだと信じたい...! 次は霧の摩周湖をぜひ見たいです。

16:30 硫黄山
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山肌が露わな硫黄山が見えました。雲仙や磐梯吾妻スカイラインを思い出しました。

17:30 屈斜路湖
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砂を掘ったら湯の出る砂湯に来ました。ブーツが濡れているので写真だけにしました。弟子屈は、岩場と川のテシ・カから来ているそうです。湖の魚を網漁するための杭が岩場で打てないことからついた名前だそうです。こうして語源を知ると、北海道の地名に興味が湧きます。おもしろいですね。

18:00 鱒や
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とほ宿に着きました。ゲストハウスはこういう宿なんですね。お金に余裕のある旅行では積極的に使いたい宿でした。食事もおいしく、ルールも厳しくない。ゆるめなユースホステルの印象でした。これは旅人に素晴らしい宿を教えていただきました。いい経験でした。
食事はホッケのおいしさにお酒もご飯もすすむすすむ。宿泊者が揃って食事を摂り、会話のよく弾む夜でした。


6日目 8月25日
弟子屈→日勝峠→苫小牧 379.0 km
最終日は苫小牧東港まで走りました。終始雨天でした。

09:50 双岳台
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阿寒湖を囲む山が2峰あります。雄阿寒岳と雌阿寒岳です。日本百名山には雌阿寒岳が選ばれています。弟子屈から阿寒へ抜ける国道241号の双岳台からは、両阿寒が見えます。切り立った山が雄阿寒岳、なだらかな山が雌阿寒岳です。いい景色でした。

11:00 道の駅阿寒丹頂の里
阿寒湖畔に寄り道してから南下しました。阿寒といえばまりも。マリモッコリのグッズは見る影もありませんでした。時代の流れに驚きました。

13:30 はなとかち
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道東道で帯広まで来ました。帯広といえば豚丼。以前鉄道で来たときは駅前のお店に行きましたが長い行列ができていたので、近くのはなとかちへ来ました。こちらのほうがおいしかったです。

14:00 六花亭
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帯広に来たなら六花亭。帯広に寄ったのもここのパイを食べたいからです。消費期限3時間のサクサクパイ。とてつもなくおいしいのです。札幌と帯広の六花亭で食べられます。店内でコーヒーをいただけるので、素晴らしい食後のデザートになりました。

帯広からは苫小牧まで走るだけでした。日高山脈の一切見えない天気でしたが、せっかく日高山脈を超えるので日勝峠を通りました。ハイビームにしても3m先しか見えない峠道、曇るシールド、曇るメガネ、目に入る雨。必死に走りました。超えるのに困難を伴うから峠は偉大なんだと再確認しました。残念ながら幌尻岳を望むことはできませんでした。

16:20 道の駅樹海ロード日高
しばらく日勝峠の疲れを取るために休みました。苫小牧からのフェリーの切符はすでに発券しているので、チェックイン時間を気にせず走れます。ゆっくり休んで、太平洋を目指しました。

19:40 新日本海フェリー苫小牧東港
セイコーマートで最後までお世話になり、苫小牧に着きました。この旅もいよいよ終わりです。荒天でフェリーが揺れに揺れ、ぼくも酔いに酔いました。

8月26日
21:00 新日本海フェリー敦賀港
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フェリーでは、ぼくの横にCRF250 RALLY、後ろにXLR BAJAが止まっていました。新旧ツーリングオフロードバイクが揃い、涙ものの下船待ちでした。インジェクション・セルモーターの恩恵を大きく授かっていますが、たまにキックを打ちたくなります。いいバイクだったとXLRに思いを馳せる瞬間でした。

23:10 滋賀県草津市
帰宅しました。よく走りました。事故や検挙もなく無事に帰れてよかったです。


【道内】
走行経路:小樽→宗谷岬→納沙布岬→苫小牧
走行日数:5泊6日
走行距離:1979.7 km

【総合】
走行経路:舞鶴→小樽→宗谷岬→納沙布岬→苫小牧→敦賀
走行日数:7泊8日
走行距離:2258.9 km
平均燃費:35.0 km/L


北海道は本当に広い。総合して試されたツーリングでした。ラリーばりによく走りましたが、行きたいところには行けたので満足しました。鉄道の旅を合わせれば、これで北海道を大まかに知れました。次に北海道を走るときは細かいところをのんびり巡りたいです。北海道は逃げません。いつだって温かく迎えてくれる北海道へまた帰ります。

では。
こんばんは。けーごです。

北海道を走りました。小樽から道北・道東をめぐり苫小牧まで走る5泊6日でした。今回の旅の目的は、鉄道で行けないところへ行くことと、日本百名山を見ることでした。試される大地、北海道で試されたものの、無事に旅を終えました。写真が多いので、前編・中編・後編に分けます。中編は3・4日目を報告します。

今回通ったルートはこちら(リンク)。Twitter実況はこちら(リンク)。

前編,中編,後編


3日目 8月22日
天塩→宗谷岬→サロマ湖 414.1 km
この日はオロロンラインとオホーツク国道をひた走る日でした。当初は網走まで走る予定でしたが、北海道の広さを思い知る日でした。

07:00 鏡沼海浜公園キャンプ場
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雨は止んでいましたが、利尻富士を望めませんでした。自転車で日本一周に挑戦する青年に別れを告げ、オロロンラインを目指しました。

08:00 サロベツ原生花園駐車公園
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念願のオロロンラインでした。快晴のオロロンラインでU2の約束の地(Where the streets have no name)を聴くと泣くのか試したかったのですが、強風と霧でそれどころではありませんでした。しかし、最果ての地へ向かっている実感が湧き、とても気分が高揚しました。

09:00 ノシャップ岬
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やや果ての地へ着きました。暴風でバイクの止める向きを考えないと転倒させてしまいそうでした。CRF250 RALLYはスタンドが少し長いので、止めたときの車両の向きを気にしないといけません。本当に素晴らしいバイクなだけに、玉に瑕です。

09:30 稚内駅
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稚内駅周辺に来ました。まずは防波堤ドーム。想像よりも大きく、驚きました。

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稚内駅では、道の駅の記念切符と併せて入場券も購入しました。鉄道駅と道の駅が併設されている稚内駅ならではですね。キハ261系を見たかったのですが、残念ながら入線していませんでした。

10:20 白い貝殻の道
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宗谷丘陵の白い貝殻の道へ来ました。宗谷にはホタテの加工工場があり、今まで廃棄していたホタテの貝殻を道に撒くようになったそうです。いいアイデアですね。サハリンまでは見えませんでしたが、いよいよ最果てが近づいてきました。

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また、道中にこんな看板を発見しました。少し前にTwitterで話題になったゲストハウスの看板です。沖縄から持ってきたオーナーの気合に乾杯!3400kmバックて!ぜひ遊びに行きたいです。

11:00 宗谷岬
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ついに来ました。とても嬉しい。あまりの達成感に、土産屋で涙がこぼれました。フェリーを使ったとはいえ、ここまで走って、日本で最北の地にいられる達成感は凄まじいものでした。これがすべて自走だったらさぞ感動するでしょう。ご当地Tシャツを集めることを楽しみにしていたので、思わず3枚買いました。ペナントは残念ながら売り切れていました。向かいのお店で海鮮をいただき、最北端のガソリンスタンドで給油証明書とお守りをいただきました。

12:30 稚内市役所宗谷支所
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日本最北端到達証明書を発行しました。これは外せません。本土の四極は今年度の達成を目標にしています。本州の四極は大変そうですががんばって集めたいですね。

13:00 道の駅さるふつ公園
強い横風でした。道の駅ではTwitterのフォロワーが横に止めていて驚きました。

13:30 エサヌカ線
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この世のものとは思えない景色でした。すごい。空が広い。
エサヌカ線から網走まで250km以上あります。この日は温泉に寄ってライダースハウス泊を考えていましたが、現実的に着けません。400km走る日にキャンプはつらいので、ホテル泊を軸に考えました。網走にひとつ、サロマ湖にひとつ見つかったので、紋別で決断することにしました。

14:40 道の駅マリーンアイランド岡島
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船のような建物の道の駅でした。ありがたいことに、オホーツク国道の流れはとても速かったです。本州では考えられない速度で流れていました。さながら名阪国道です。距離の計算がとても楽で助かります。

15:30 道の駅おうむ
流氷塩サイダーをいただきました。この日は道東で31℃ととても暑い日でした。本州では富山で酷暑を記録していましたね。北海道で熱中症になっては洒落にならないので気をつけました。
また、北海道の学校はすでに2学期を始めていました。小学生が学校終わりに道の駅に集まって遊びに行く様子を見て、道の駅が街の拠点であることを子供たちにまで染み付いていると感じました。いい風景でした。

17:00 道の駅オホーツク紋別
閉館間際にスタンプを押せました。セーフ。紋別は網走までに通る最後に大きな街です。湧別も街ですが、宿が近くにありません。もう一度今晩の空き部屋を探すと、網走のホテルが埋まっていました。残るはサロマ湖のリゾートホテルのみです。ものすごい値段です。温泉や食事が充実しているようなので、泊まることにしました。今のまで、人の家・テント・ライダースハウスと泊まって貧乏旅行感が出ていたのに、いきなりリゾートホテル。昨日のライダースハウスでは1ヶ月連泊できる値段です。振り幅がすごい。これも旅ですね。

18:10 サロマ湖
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ホテルへ向け疾走していると、サロマ湖畔に出ました。湖面の反射する夕景が素晴らしい。絶景に見惚れ、夢中で写真を撮りました。この日、400kmを走った疲れを忘れさせる瞬間でした。宗谷岬やエサヌカ線に感動した傍ら、SSTRのごとく真剣に走り続けなければならなかっただけに、過酷な一日でした。地図では疎かにしてしまう北海道の本当の広さを思い知る午後でしたが、帳消しです。

19:40 サロマ湖鶴雅リゾート
ホテルに着きました。フロントマンに「今日はどちらから?」と尋ねられたので「天塩かr」と言いかければ「お疲れ様です!!!」と食い気味に返ってきました。「網走を目指していましt」と言いかければ「無理です!!!」とまた食い気味に返ってきました。網走から宗谷は1泊する行程だそうです。今思えば、去年のSSTRが360kmでしたから、そりゃ無謀か。
夕食なしのプランでしたので、セイコーマートで蓄えた食料をリゾートホテルで貪り食い、温泉で癒やされ、ゆっくり寝ました。セイコーマートは神。


4日目 8月23日
サロマ湖→知床峠→厚床 287.3 km
この日は最東端へ向けて移動する日でした。かねてより越えたかった知床峠を通ることを最大の楽しみにしていました。

09:30 道の駅流氷街道網走
網走へ着きました。前日の遅れを取り戻しました。思わず口ずさみたくなる名前ですね、流氷街道網走。売店では、ひたすら網走刑務所をネタにしたグッズを売っていました。「どうせ死ぬなら網走刑務所」Tシャツを購入しました。決意が堅い。

10:20 北浜駅
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オホーツク海のそばにある駅です。流氷と鉄道が撮れることで有名です。駅には展望台があり、斜里岳から知床岳まで一望できました。駅舎には多くの張り紙がありました。

11:00 道の駅はなやか小清水
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道中、斜里岳のよく見えるところで記念写真を撮りました。知床連山から斜里岳と羅臼岳が日本百名山に選ばれています。網走からは斜里岳のほうが素晴らしく見えました。勇ましい。
また、北浜駅の手前から自転車に乗る青年と追い抜き際にヤエーをしていました。抜きつ抜かれつでヤエーをしあっていたら、道の駅で声をかけていただきました。北海道を半周しているそうです。今晩は弟子屈に宿泊するそうで、ヤエー合戦はここでおしまいとなりました。ご安全に。

12:20 道の駅うとろ・シリエトク
知床半島の玄関口、ウトロへ来ました。知床半島が世界遺産に登録されてから栄えた町のようです。道の駅では売店や食事処のほか、野生動物との向き合い方が展示されているなど、よくまとめられた施設でした。鮭の親子丼をいただいて、峠を目指しました。

13:10 知床峠
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知床峠に着きました。素晴らしい峠でした。今まで走ってきた中で最も感動した峠でした。海を眺めながら駆け上がり、羅臼岳を拝みながら上ったところで北方領土の国後島を望む感動は、とても表せられません。知床峠は全ライダーに走っていただきたい峠です。羅臼岳を前に何枚も写真を撮りました。北海道を走った友人が強く勧めていたのもうなずけます。ぼくも皆さんに強く勧めます。ウトロから峠を目指すことを勧めます。心から感動しました。

14:20 道の駅知床・らうす
知床峠を降りて小休止。目の前に違う言語を話す人が住んでいる実感が湧きません。

15:40 野付半島
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野付半島に来ました。道の両側が海。北側には、知床半島と国後島が見えました。サロマ湖の砂州を走れなかったので、この景色に圧倒されました。もう少し先にあるナラワラというところでは、塩害によって枯れた木々が立っていて世紀末のような世界のようです。ここで引き返して、温泉へ向かいました。

16:20 湯元尾岱沼温泉シーサイドホテル
温泉に浸かりました。野付半島が見え、いい眺めでした。フェイスタオルが販売されておらず残念でした。

18:00 築拓キャンプ場
キャンプ場へ着くと管理人がいませんでした。電話をしても暗い建物からベルが聴こえます。先客によると、このキャンプ場では14時〜16時が受付時間のようです。そんな!ここから次に近いキャンプ場は、40kmあります。しかし、もう燃料がありません。最寄りのガソリンスタンドも閉まってしまいました。仕方がないので、必要な情報と料金を同封した手紙を扉に貼り付けてテント泊しました。18時で受付けできないキャンプ場があるとは盲点でした。今まで泊まってきたところが恵まれていましたね。いい教訓になりました。


余裕のない行程であったもののトラブルのなかった3日目と余裕のある行程であったもののトラブルのあった4日目を過ごしました。体力を試され、準備を試された2日間でした。5日目から旅も終盤になります。5日目の朝に納沙布岬へ東進した報告から始めます。

前編,中編,後編

では。

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