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10年くらい前、高木さんの地球村に入って、環境の事、すっかり詳しい気になっていた時に、
その他の立場で環境問題を考えている方達と出会ってカルチャーショックを受けました。
特に、原子力の事については全く知らなかったのです。一人でも多くの方に、今、何がおきているか
知って欲しいです。
原子力エネルギーは「使っても無くならない夢のエネルギー」と言われています。
そして又「諸刃の剣」とか「トイレなき原発」といわれたりもします。何故そう言われているのか、
私には全くわかりませんでした。
そして、原子力発電の推進と反対の方たちは、とても真剣に意見を戦わせ、特に反対の人たちは
必死に何かを訴えてくるこの問題に、あまりにも無知でした。
原子力発電はウランを原料とします。このウランは天然のもので、昔は日本でも採掘されていました。
現在、土岐市と瑞浪市の間にある、東濃地化学研究所は、その採掘所跡にできているのだそうです。
けれども、ここのウランは純度があまり高くなく、質が悪かったので現在は外国から輸入しているそうです。
原子力発電は、このウラン燃料を一端入れると、その後昼夜を問わず、12〜14ヶ月発電しつづけます。
夏だから多いとか、夜だから少ないとかの調整はできません。そういう調整は全て火力発電にまかせて、
一定の量を発電しつづけます。だから、
「夜の電気は余っている。」と言われています。原子力以外の全ての発電を止めても、まだ余るからです。
その為深夜電力を安くし、夜に電気を使う工夫がいっぱいあります。
夜のライトアップは年々華やかになり、水力発電は夜に電気を使って水を高い所に上げ、
昼間にその水を落としてターヴィンを回し、発電する物もあります。
こうして1年以上発電しつづけたウラン燃料は、その役目が終わると「使用済み核燃料」とよばれます。
そしてこれを再処理すると、ウランよりももっと純度が高く放射能も高い「プルトニウム」と、
不純物のゴミの「高レベル放射性廃棄物」とに分けられます。
プルトニウムはあまりにも強いため、普通の原子力発電所では使えず、「高速増殖炉」で使うのですが、
そこで使用した使用済みプルトニウムをさらに再処理すると、又、プルトニウムが取り出せ、繰り返せるので、
「使っても無くならない夢のエネルギー」と言われるのです。
ところが、このプルトニウムを高速増殖炉で燃やす事は、普通の原子力発電以上に危険をともないます。
ロシアのチェルブノイリで起きた原発の臨界事故は、その時の犠牲者のみならず、未だに広大な土地が
人の住めない、不毛の土地になっています。
原爆の落ちた広島、長崎は、当初「70年は草木も生えない」と言われていましたが、実際には、爆発で
放射能を外に出すように作られているため、半減期が非常に短かったと言われています。
半減期というのは、放射能が半分になる期間のことで、3日で1/2になるなら6日で1/4に、
さらに3日で1/8になるというように、その期間に反比例しながら放射能は減っていくのですが、
発電のゴミの場合、早く外に出す事を目的としていないので、とても長い期間がかかるのです。
このゴミを日本の何処に埋め捨てるかの研究に対して、原子力発電反対派の人たちは
「2億年も影響が残る核のゴミを埋め捨てるなんて危険すぎる。地上で管理して、安全な処理の
仕方を確立して欲しい。そしてそれまでは、できるだけ原子力発電を減らして欲しい。」
といって、電気を減らす生活や、自然エネルギーへの転換を推奨しています。
私は、「ほんとかな〜」と思って、推進派の立場にある、地科学研究所の人に聞いてみました。すると、
「2億年はおおげさだな〜。半減期はせいぜい1万年くらいですよ。」
と言われ、不覚にもその時、
「な〜んだ。それくらいか。」
と、納得してしまいました〜。(><)あほ〜
原子力について興味のある方は、ぜひ、「東京原発」という映画を見てください。めっちゃおもしろくて、
スリルも満点!! 役者も一流だし、勉強にもなりますよ〜
ぷーみん
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