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私が行った保育科は、フレーベル主義を大切にしている保育科でした。
簡単に言うと、自由保育・縦割り保育 って感じでしょうか。
そんな講義の中、ある先生が、ちょっとした余談として、
「この学校の主義とは違うんだけど・・・」
と、前置きして、ドーマン法の事と、モンテッソリー教具の事を教えてくれました。
この事は、私に忘れられない記憶、興味となり、
私に、もし障害のある子が生まれたら、ドーマン法で育てよう って思っていました。
重い障害を持った日木ルナ君は、このドーマン法でいろんな可能性を広げた子です。
ドーマン氏を初めて日本に紹介したのはソニーの井深大氏で、幼児開発協会の会長でもありました。
ドーマン法基に、普通児の教育にして色濃く残っているのが七田教室でしょう。
この七田教室で4年間講師をしました。
右能開発の取り組みは面白いものも多かったのですが、
お金をかけて教室に来る方の中には、
「何が何でも天才にしたい」という思いのお母さんもいらっしゃいました。
そうじゃなくて、親子で楽しんで課題をやっているうちに、
「こんな事もできたー」って、わくわくするのが本当なのです。でも、
「A君より数あて(ドッツ)ができない。」「B君より直観力がない。」など、
お母さんが不安になると、その能力だけは伸びないのです。
そういったお母さんの不安やストレスを取ってあげるのが
私の本当の仕事だでした。
不思議な事に、自由保育の代名詞のように言われるフレーベル法と、
間逆のように言われるモンテッソリーや七田法、
真髄を突き詰めていくと、実際の子育てのやり方は実に似ています。
生まれたての赤ちゃんも分かってるって知って沢山話しかけ、スキンシップする事
お母さんが、沢山散歩してあげて、虫や草について一緒に調べたり、
絵の無い本を、沢山読み聞かせしたり、ごっこ遊びをしたり、
階段を数えながら上り下りして楽しむ事。
なんて、普通の事を、一生懸命、子供に付き合ってあげる事が大切で、
それって、ルソーの「エミール」に書いてあったような子育てです。
子どもに独自の魂と高い知性が有る事を認め、尊重しながら語りかけるのです。
一番大切なのは、子供が「愛されてる」って自信をもって
「自分が好き」という肯定感を高める事です。
それが基本にあっての早期教育ならいいのですが、
早期教育に目が行くと、一番肝心な事を忘れてしまう事が多いんです。
ジツコ・スセディックさんのように、楽しみながらできたら一番いいですよね。
愛情は何にも勝る って事でしょう。
それから、100点の子育ては無く、失敗も含めて
全ての経験はみな必要だったって事を学びました。
子どもにも沢山失敗させて、失敗した時の免疫と対処法を教えておく事は、
ころぶ前に杖を渡してしまう事に慣れた大人にとって、
最も苦手なコツであるように思います。
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