草の実・草だより

童話やエッセイの種を寝かすところ。備忘録。気ままなブログにおいで下さって有難うございます。
ちょっとしたことが運命の分かれ道ということがままある。
運命というほどではないが、今日はちょっとした孫の気まぐれで、私の1日の流れが全く変わっていき、
ついにはテレビ取材となってしまったのである。

孫を預かる日。暑いから半分どうでもいいと思い始めていた東京での図書館関連シンポジウムをキャンセルした。
夫がいないので、午前は県美術館の安野光雅氏の企画展に連れて行き、ランチは友人のブックカフェで・・と計画していたのだが、孫を連れてきた次女から「そういえば、美術館で子供向けの粘土遊びワークショップをしている」
しかも孫の仲良しの子たちが参加予定と聞き、孫たち、急にその気になった。

しかし出かける直前、その子たちが参加するのは午後の部と分かり、
「友達が一緒でないといや」としょげ返っている孫にほだされ、つい、「では午後に連れて行ってあげる」
と言ってしまった。

で、長い午前中を送り、高めの美術館のレストランでゆっくり食事し、美術館のいすで持っていった絵本を読んであげて時間をつぶし、
ようやく午後の部が始まると、会場に行ったら誰もいない。

おかしいと思ったら、いつもの私のことで、時間を30分間違えていた。

余った時間を県立図書館子ども図書研究室に連れて行った。
夏休み日曜日は、子どもの入館許可の企画になっている、美術館で時間つぶししている時に図書館の方がPRに歩いていた。

行ってみて驚いた、テレビ局の取材があり、テレビカメラが来館者を待ち構えていたのである。
私達がちゃっかり入っていったので、職員の皆様もあまりの偶然にびっくりしてらした。

もともと、この図書研究室のヘビーユーザーであるし、職員のレベルの高さと頑張りを誰よりも?知っている私である。このことをみんなに知ってもらうことが私の役目くらいに思っているので、喜んで取材に応じさせていただきました。

しどろもどろでしたけど‥この研究室の、市町の図書館や学校司書、ボランティアを支えている本来の意義と常勤の職員と広いスペースが欲しいことなど・・

もっといいたいこといっぱいあったけど、なんせいきなりだったので・・
後で、アレ言えばよかったこれ言えばよかったと思いましたが後の祭り・・

・・8月1日の6時からのテレ朝とびっきり静岡で放映されるそうです。

半日で孫を送り返す予定だったのに、粘土教室が終わる4時まで縛られてしまった1日でしたが、
よかったのか悪かったのかは番組の内容次第ということで・・どきどき・・



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『こんぴら狗』

『こんぴら狗』 今井恭子 作 くもん出版
 
今年度の日本児童文学者協会受賞作。リクウェストしたら、今年度の夏休み課題図書にもなっていた。
 
先ず題名にひかれた。なんのこと? 
江戸時代にはこんなな目の犬がいたということだ。つまり、飼い主の願い事を請け負って、主人の代わりに旅をして金毘羅参りをするという使命を持った狗。
 
 この本の主人公の犬「ムツキ」は、老舗の線香問屋の12才の跡取り娘さん弥生に拾われ飼われている。弥生が重い病気にかかったので、治癒の願いを本人や家族の代わりに代参することになったという設定だ。
 
 その長い移動中の様々な人との出会いや別れがつぎつぎに細やかな個性と心理描写で描かれている。
 
 この時代の様々な立場の人々の生き方や考え方、行動が活写されていてもの語りを引っ張り、長い物語なのに飽きさせない。最後の旅の相手は全盲の少年。茶々丸と呼びムツキをかわいがる少年と、その後のこんぴら狗とそのの飼い主との交流が最終章で語られ、後味よく終わっている。
 
余談ですが、この日本児童文学者協会文学賞は、いつも私がその時代の創作の基準にしていて、いつも注目しています。
 
専門誌で知ったのですが、なんと拙著『図書館に続く道』『子どもの未来社)もノミネートされていたので、とてもうれしく思いました。
 

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イメージ 1静岡県立大学短期大学部子ども学科主催で
「世界のバリアフリー児童図書展」を、同大学図書館棟2階ギャラアリーで開催している。

昨日は企画の実行委員長の攪上久子さんの講演を聞かせていただいた。
「世界のバリアフリーな小子もの本を 知ろう 楽しもう 考えよう」が演題。

日本国際児童図書評議会(JBBY)の成り立ちから発展まで、その歴史の背景を伺えたのも収穫だった。
『子どもの本はボーダーを超える」という理念は、国をも立場をも超えて世界の絵本を集めること、絵本に敬意を払い広めること。

大戦後のドイツで、レッグマンという人が提案し。20か国に本の提供を依頼したことから始まる。
19か国から快諾があり本が送られてきたのだが、敵味方になって戦ったばかりのベルギーからは攻めてきた国には本を送らないという返事が来た。

それにたいして、「あなたの国を攻めないためにも是非・・」と再度依頼し、すぐにベルギーからも本が送られてきたエピソードなど、とても興味深いお話だった。

「やったらやり返す」の連鎖を、どこかで断ち切らないと平和はおとづれない。
そのために子供のための絵本が役割を果たすことが素晴らしいと思う。
世界から集まった絵本はドイツのミュンヘン子ども図書館につながり、それがまた、上野の子ども図書館につながったということだ。

どの子にも読書の喜びを・・の精神で作られた絵本の工夫も、ブックトークでしていただいた。

現在は日本を含め79の国がこの考えに共鳴し活動しているということです。
絵本の展示は29日まで。




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猛暑のなか。。

猛暑が続いている。被災地ではさぞ大変なことだろうと、テレビを見るたびに思う。
当事者、ボランティアの方のコメントを聞くたびに、涙腺が弱くなった私は、涙が出てしまう。

朝早く断捨離の日々を送っているのも、そんな方たちのことを思えばこそ。

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『わたしがいどんだ戦い』 1939年 キンパリー・ブルベイカー・ブラッドリー 作
大作道子訳 評論社
 
舞台は第2次世界大戦がはじまったころ『1939年』のイギリス。ロンドンで母親と弟と貧しい暮らしをしている少女エイダが主人公。彼女は足が悪いという理由で、世間の目から隠したいイメージ 1母親に虐待を受けて閉じ込められた生活をしている。
 
反抗しようものなら弟にまで母親の虐待が及ぶという生活で、貧しさもあり、びくびくしながら暮らしていた。
 
 戦争が始まったので、子どもたちは集団で疎開することになり、引き留めて家に閉じ込めて、置こうとする母親の手を逃れ、エイダも集団疎開の列車に乗った。
 
 見るもの聞くもの全て新しかった。草さえも初めて見るという薄汚い姿のエルダは、疎開先でもと引き取ってくれる家族もなく、やむなく、その気のなかった一人暮らしの女性スーザンと住むことになる。
 おびえ、ひねくれ、パニックになるエイダと、迷ったり怒ったりしながらも次第にエルダを理解していくスーザンの関係。姉弟を取り巻く村の人たちとの関係が様々なエピソードで語られる。
 
 その一つがポニーとの関りであり、足の悪い少女は、村人の助けや自分の努力で、ポニーという心安らぐ相手を見つけ、生活にも張りが出ていく。
 
スーザンの愛情に包まれるようになっても、「しあわせになってはいけない」「本当の家族ではないから、このままの生活に慣れてはいけない」という悲しい束縛から逃げることができなく、パニックを繰り返しつつ、少しづつ成長していく。
成長していくということは闘うべき相手母親とも闘えるということ。
 
大人と子どもの愛情は血だけではない。運命がどんなであっても、どこかで自分を大切に想ってくれる人と出会えれば、いつかは乗り越えていくことができるもの。
 
 重厚なお話しで、読みごたえがあり、忙しい生活の隙間時間に読み終えた。ページを追うのが楽しみだった。
 
第2次大戦のころ、ヒットラーにおびえるイギリスの人たちの生活も興味深かった。

夏休みの課題図書。

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お話しで頭痛も直る

今日もですが、昨日も猛暑でした。
何もしなくても暑いのですが、することがたくさんあるので、目の前のことをひたすら片付けていたら、
昨日は文庫前に頭が痛くなってしまいました。

で、薬を飲み文庫に備えましたが、
親しい図書館職員が本を返しに来てくださったり、文庫でお話ししてくれる方や子どもたちや友人たちが
来て下さって、楽しくしゃべったり、お話しを言聞いていたら、いつの間にか体調がよくなり、
元気になりました。

お話を聞く事、しゃべること、笑うことは心にも体にもいいようです。

お話し会を楽しんだ子どもたちは、昨日はお絵描きに夢中。
それぞれ個性的な絵を飽きずに描いていました。

暑いので冷たい麦茶とお菓子の大サービス。
子どもたちが楽しそうにしていたので、お迎えに始めてきてくれたパパさんがびっくりしていました。

「この子達。すごくいい子たちで、赤ちゃんのかわいがり方がとても上手ですよ」とつたえたら、
「ほんとにィ〜〜?  おじちゃんには厳しい目ばっかり向けられてるにに・・」とうれしそうに笑ってました。

これで、しばらく文庫がありません。
文庫をするのも楽しいけど、文庫がしばらくないというのも、たまらない解放感です!

さて、これから気を入れてやることが・・断捨離と、書く事。

体調がすっかり戻ったので、夜は内孫たちと楽しく食事し、その後、泳いできちゃいました。

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文庫のお楽しみ会のお知らせです。
こんなにもぎりぎり緒になってしまいましたが、

明日3時半から
「わらべ歌とお話しの会」です。

大人の皆さんも楽しい時間となるかと思います。
是非お越しください。、

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保育園お話し会

日本各地での災害に心が痛みます。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

私の方、忙しくしていました。体調の悪い孫が保育園、を休んだので面倒を見たり、
仕事をしたり、お泊りで孫と出かけたりしてました。

今日は保育園のお話し会。
乳児と年中児でした。

おなじわらべ歌でもノリが全然違うのも、絵本の内容の読み込み方も、違うのも興味f具画、
この時期には成長著しいので、絵本もたくさん読んであげたいと思います。

始まる前と終わった後の子供の表情も全然違います。
終わった後は、すっかり親しみを感じてくれます。読み聞かせ効果ですね!
 乳児・年中
 
 
乳児
 
・わらべ歌  ぎっちょ ぎっちょ コメつけ コメつけ 
       てんてんころり 清
・かおかおどんなかお 柳原良平 福音館書店 
・でてこいでてこい 林明子 福音館書店 
・みちをつくる こもりまこと 教育画劇 
わらべ歌  じーじーばぁ 
・紙芝居 てんとうむしのテム 得田之久 童心社 
・大型 ありとすいか  
・大型 なにをたべてきたの 岸田衿子 作 長野博一 絵 佼成出版  
・わらべ歌  さよならあんころもち またきなこ
 
 
年中
 
・わらべ歌  ぎっちょ  ぎっちょ コメつけ  コメつけ 
・みちをつくる こもりまこと 教育画劇 
・すてきなあまやどり ゴルバチョウフ昨・絵 なかがわちひろ絵 
・わらべ歌  てんてんころり  じーじーばあ
・紙芝居 てんとうむしのテム 得田之久 童心社 
・大型 ありとすいか  
・大型 なにをたべてきたの 岸田衿子 作 長野博一 絵 佼成出版  
・わらべ歌  さよならあんころもち またきなこ
 

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