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私が思うに・・・ 天皇、皇帝、国王は国家機関の安全弁だと思う。 彼らは「権威」を一手に引き受けた存在。だから、この「権威」に皆が従う。 さらに熟成した国家は「権威」と「権力」が分化するので、 政治家の権力闘争には「権威」を要求される事がない。 つまり早い話が、権威的カリスマ性が無くとも 権力者は安心して政務に従事する事が出来ると言うことです。 これが政治の安定化に寄与するのです。
逆に権威の象徴である天皇、皇帝、国王は、 権威のみを持っていて、権力が無い方が、 安定した地位を築く事ができます。
でも・・・ もし、 これらの王室等を廃止したらどうなるか・・・??? 国民は 権力者に対して、 「権威」も合わせて要求するような 事態となります。 政治能力以外に、強いカリスマ性も必須の政治家。 そんなに滅多に世の中に居るものではありません。 私は世界に共通すると思われる事象で、皇帝や国王を廃止した場合、 その国は不幸になり、多くの犠牲者が出る可能性が高いと思っています。 それは歴史を見ていけば、ある程度判ります。 過去、世界には多くの王朝がありました。有名なところで言えば、 フランスのブルボン王朝、 ロシアのロマノフ王朝、 ドイツのホーエンツォレルン家のドイツ帝国。 中国の愛新覚羅家の清朝。なんかでしょうか・・・ これらの王朝が潰れた後の状況を皆さんはご存知ですか? 画像は左から・・・ フランス国王ルイ16世、 ロシア皇帝ニコライ2世、 ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世、 清朝皇帝溥儀(画像は満州皇帝時代) フランス・・・ギロチンによる国王の処刑。 程なく、ナポレオン政権の誕生。 ロシア・・・皇帝銃殺。 程なく、レーニン、スターリンの共産党政権が誕生。 ドイツ・・・皇帝退位亡命。 程なく、ヒトラーのナチス政権が誕生。 中国・・・溥儀退位。程なく、国内騒乱。戦争。国共内戦。そして毛沢東の共産党政権が誕生。 これらの国々。皇帝や王を退位させて、平和な時代が来ましたか? これらのニューリーダー達。 それぞれの国民に幸せをもたらしましたか? 結果は皆さんのご存知の通り。 ナポレオンの場合・・・新たな戦争の連続。国民皆兵にして不満を外出し。 レーニン、スターリンの場合・・・大量虐殺、粛清の嵐。 ヒトラーの場合・・・欧州大戦。ユダヤ人虐殺。 毛沢東の場合・・・国共内戦。文化大革命による大量殺戮。 画像は左から・・・ フランス、ナポレオン・ボナパルト ロシア(ソ連)、ウラジーミル・イリイチ・レーニン ロシア(ソ連)、ヨシフ・スターリン ドイツ、アドルフ・ヒトラー 中国、毛沢東 どうしてこうなるのか? 本当の相関関係を断定する事は出来ません。 しかし、私は世襲による正当性のあるカリスマと、 突如として沸き起こった、にわかカリスマの差を 感じずにはいられません。
人間が何かの事故で、腕を切り落としてしまっても、 その人には、まだ指の感覚が残っているという。 人々は切り落としてしまった腕のように、 切り落としてしまった、 皇帝や国王の喪失を惜しみ、その失ったものを懐かしむ。 今の拙い政治状況に比べて、立派だった統治時代の感覚が蘇る。 その内に人々は、皇帝や国王に近いマトモな代用品を求めるようになる。 でも、 代用品はあくまでも代用品。 どんなに頑張っても本物には成れない。 本物ではない代用品は更なる権威を必要とする。 本物ではない代用品には、危機がいつも付きまとう。 「あんな奴なら、おれの方がまだマシだ!」という 代用品に取って代わろうとする別の勢力。 代用品はその新しい別の代用品の恐怖に怯える。 するとどうなるか・・・ ・・・・不満を外に逸らす場合。 ナポレオンのような外征。 ナチスのようなユダヤ人虐殺と欧州戦争。 ・・・・危うい存在を切り捨てる場合。 ソ連の粛清、中国の文化大革命。 国内における大殺戮の嵐、虐殺の嵐、粛清の嵐 スターリン時代のソ連の粛清の犠牲者数は約1260万人が殺されたと、 現ロシア政府が公式に認めています。 中国の文化大革命はその犠牲者の合計数は5000万人以上とされています。 はっきりとした統計も残らないほど凄惨を極めたようです。 知識人を虐殺するのですから、統計をとる人も殺される対象だったのでしょうね。
つまり皇帝や国王の代用品が行うのが、虐殺であり、 怯えた結果の粛清となるという事です。 皇帝、国王を保持しておく事は、これらの代用品の 登場を阻止するばかりか、政治的な安定をもたらすのです。 皇帝、国王は国家の安全弁。 逆に・・・
お判り頂けましたか? ( A^∀^;) ところで注目して欲しいのが、この・・・・危うい存在を切り捨てる場合。 旧ソ連と中国のケース。 これら2つの虐殺に共通するものは、共産党政権の産物であるという事。 さて・・・ 振り返って我が国の日本で、もし、終戦を境に昭和天皇が退位していたらどうなるか? という、畏れ多くも不敬なシミュレーションをしてみます。 なぜか? それは最近のサヨク達が公然と 「昭和天皇に退位をさせれば良かった」 などと、 本当に腹が立つほど、馬鹿げた主張を繰り広げているからです。 結果がどうなるかも考えずに主張するのは、大馬鹿者の証拠ですから。 この続きは次回にします・・・ (* ^ー゚)ノ-☆
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世界の王室事情
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gea_jpさん。はじめまして。好き嫌いと言われてもなんとも言い様がありません。でも国王や皇帝、天皇と言った、最初から地位が決まっている方がお上として居ることは、余計なドロドロとして権力争いを起こさないで済むんですよ。だから唯の大統領制の国家よりも王政の国家の方が遥かに安定していますね。欧州大戦は第一次大戦の時の多額の賠償金をドイツに求めたのが悪かったと私は思っています。
2007/5/18(金) 午後 11:39
とても分かりやすくまとめてあると思いました。続きを楽しみにしております。ぽち!
2007/6/13(水) 午前 9:35
ナオミさん。はい。どうもありがとう!!(* ^ー゚)ノ-☆ 過去の記事をちゃんと読んで頂けるって、とっても嬉しいです!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
そうですね!そろそろ、この話の続きを書かないとね・・・
2007/6/15(金) 午前 0:02
2007/6/13(水) 午前 9:38秘話さん。はい。大丈夫です。たまに私もサヨクに喧嘩を売りに行っているぐらいですから。でも確かにどうしようもない、感情的なサヨクが多いですよね。そういうのは端から相手にしてないで、即削除してますから。
2007/6/15(金) 午前 0:03
すごく説得力がありました!keiさんはやっぱり素晴らしい☆
傑作ぽきっ☆☆☆
2007/6/26(火) 午後 5:57 [ war*uk*doni**fukuki*ar*0*13 ]
WARAUさん。どうもありがとうございます。(*- -)(*_ _)ペコ 皇帝、天皇、王様って、立憲君主制の国は共和制の国々よりも安定しているんですよね。そういうことをぜひ判って欲しいかったから書いたんです。でもこれも今読みなおして見たら、まだまだ足りない事があるので、また書き足さないとなぁ・・・って、思ってます。
2007/6/30(土) 午後 9:53
現在、王室や皇室を持たない国はどう説明するのですか?安定していないと?
2007/9/5(水) 午後 7:43 [ gea_jp ]
トラバさせてね♪ 続き、楽しみにしてますよ☆
2007/11/14(水) 午前 10:05
素晴らしい。
その通り。
傑作です。
2007/11/14(水) 午後 1:45
( ´ー`)y─┛チァーパーボェー
天皇を目の敵にする共和制論者にいつも入ってやるのですが
議会制民主主義を持つ立憲君主国は 権力と権威を分離した共和制よりもかなり進んだ制度であるにもかかわらず なぜ共和制という独裁の可能性を秘めた制度を試す為に 共和制を採用し民主主義を後退させなければならないのだと。
2008/3/14(金) 午前 2:54
へへへ これで100コメント
記念傑作☆
2008/3/14(金) 午前 2:55
gea_jp さん。安定してませんよ。ご自分でお調べになって判りませんか?
2008/3/14(金) 午後 11:12
ナオミさん。アハハヾ(^ω^*) ごめんね。まだ次の記事書いてない。すっかり忘れてた。
2008/3/14(金) 午後 11:17
クールビズさん。どうもありがとう。
2008/3/14(金) 午後 11:19
nipponiaさん。【議会制民主主義を持つ立憲君主国は 権力と権威を分離した共和制よりもかなり進んだ制度】・・・その通りだよ!(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン 権力と権威がちゃんと分かれていて、しっかりと安定して機能しているのに、なんでわざわざ退化させなきゃならないのってことだよね。
2008/3/14(金) 午後 11:21
nipponiaさん。傑作ポチッどうもありがとう!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
2008/3/14(金) 午後 11:22
初めてここのブログにTBさせて頂きました。
2008/4/20(日) 午後 3:12 [ - ]
ZODIACさん。TBどうもありがとう。(*- -)(*_ _)ペコ
2008/4/20(日) 午後 4:40
再びここにTBします。
2009/12/2(水) 午後 1:08 [ - ]
gea*jp は全く興味が無いことだろうけど、法律で定められていないだけで、王と呼ばれる人物は世界中数多く存在している。そもそも「世襲」を禁じる法律は無い。生物的本能ゆえにど、それだけはどうあっても否定できない。
人あっての国、国あっての王である。とある「王」の世襲が健全であることは、その「国」が安定していることを意味する
2009/12/3(木) 午前 8:34 [ IB ]