ところで皆さんは、日本の戦争ってどう考えていますか? 日本人の目線って忘れてませんか? 兄からつい最近になって聞いた、子供のころの話。 兄がまだ子供の頃、テレビドラマで日本軍とアメリカ軍の戦争モノを夜にやったんだそうです。そのドラマ(名前を聞いたけど失念ゴメン)が学校で話題になって、兄は即座に「面白くなかった」と言ったのに対して、友達は「そうか?○○はカッコ良かったじゃん。日本軍がバリバリバリーってやられるシーンなんてスッキリしたけどなぁ!」と言ったんだそうです。兄は「でも、やられたの日本人じゃん。それって身内だろ?」と言ったのに対して、友達はただ笑っただけだとか。 別にその彼は悪気はないんでしょうけど、でも、たとえただのドラマでも、アメリカ軍から 撃ち殺される日本人のシーンが普通に快感と思えるって、どれだけの神経の持ち主なんだろう? こういうのって、日本人の目線を忘れた人、けっこぉー多いと思いませんか?
戦争についても・・・
とか。 そういうの・・・
そもそも・・・ 戦争とは、物量ばかりで、勝負は決まりません。 兵器の先進性があれば、絶対に勝てるとも限りません。 孤軍奮闘に陥ったら、必ず負けると決まったわけでもありません。 これは別に精神論ではありません。私は精神論って嫌いですから。 孫子のいうところの 「己を知り、敵を知らば百戦危うからず」 です。
私が思うに戦争において勝ち負けが決まるのは・・・ 1:どれだけ相手よりも、戦争の準備が出来ているか。 2:どれだけ相手よりも、多くの味方を前もって作っておけるか。 3:大胆で奇抜な作戦。 この一つでも、欠けると勝利の雲行きは怪しくなると思います。残念ですけど先の大戦では、 3の奇抜な真珠湾攻撃だけが出来ていて、あとは全然用意できてませんでした。 日露戦争について言えば、この3つは完璧に整っていました。 それは他の戦史に当てはめて見ても同じです。
例えば、関が原の合戦。 皆さんがご存知の通り、東軍の徳川方が勝って、石田三成の西軍は負けました。 だけど、これは徳川家康という戦略家が指揮を執ったから勝てたのです。 地形とか、戦う前の陣形では、明らかに西軍方が圧倒的に有利でした。 これ、本当ですよ。
その証拠に、日露戦争前に、児玉源太郎さんに連れてこられた、ドイツプロイセンの軍人、 メッケルさんが、この古戦場を見て、即座に・・・
って言ったんだそうです。 第一級のプロの戦略家から見ても、そう見えたのです。 メッケルさんでも見誤った関が原の合戦。では何で徳川の東軍が勝てたのか?
それを先程の3つの法則に当てはめると・・・ その1。【どれだけ相手よりも、戦争の準備が出来ているか。】家康には最初から日本をどうするかという、グランドデザインがありました。
徳川幕府をつくり、諸大名を幕府の元で従えること。それには、豊臣家と大阪城、そして秀頼は邪魔。どんな理由だって構わないからとにかくケチをつけて滅亡に追い込みたい。その為の準備は秀吉の死後から怠りありません。前もって三成というスケープゴートを用意しておくこと。豊臣恩顧の大名の間に亀裂を入れること。 一方の三成。豊臣体制を守るには家康が邪魔であることは知っていても、暗殺計画はあっても、具体的に排除するための戦争のプランがあった訳ではありません。そのプランが出来たのは関が原の合戦の直前です。 その2。【どれだけ相手よりも、多くの味方を前もって作っておけるか。】実は、関が原の合戦が始まる前に、すでに勝負は決まっていたようなものです。
松尾山に布陣した小早川秀秋の裏切りや、嫌々参戦していてまったく動く気配を見せなかった吉川広家、どっちにも冷めていて元からやる気が無い島津義弘、等々・・・そういう西軍側の事情で、負けた公算がかなりあります。 多くの武将は、徳川家康と石田三成からの書状でどっちが将来自分の家にプラスになるか、それを天秤に架けていました。家康は三成よりも、大名家の事情が判っている分、その多くを味方に取り込むのがとても上手かったのでしょうね。勝つためには多少嘘でも、景気がよく希望がもてるいいことを言って美味しい話で勧誘しているし。その点、三成は真面目すぎて、杓子定規でしたし。 その3。【大胆で奇抜な作戦。】関が原の合戦の場合、それはやっぱり小早川秀秋の寝返り作戦ですね。
彼が最初から西軍のために東軍へ猛攻を掛けていれば、関が原の合戦は、その後どう動いたか、予測が難しいと言われています。それほど小早川秀秋はグッドポジションに居たのです。
このような例は、他の戦史に当てはめても、ほとんどが通用すると思います。 逆に言えば、この3つがあれば、一つ一つの戦場の合戦が少々不利であっても、 戦争全体としては、勝つ可能性がかなり高くなるんです。 もっとも、戦争を用意する側は、全てにおける政治・・・
が出来ているのかどうかが、大切になってきます。 戦争について言えば、IFはとっても大切です。 もし、自分が当時の司令官だったらどうするか? もし、この戦争にあの国が加勢していたら? 逆に裏切って攻撃してきたら? こういうシュミレーションは徹底して、やって良いと思います。
負けた戦争だって、勝てた可能性はあるはずだし、 勝った戦争も、同じく大敗する可能性だってあります。 日露戦争について言えば、あれはふらふら勝ち。とても楽勝ではありませんでした。 それに外交的な駆け引きを上手くやったので、『勝ち逃げ』が出来たパターンです。 あのまま3年、4年と戦争をすれば、日本は必ず負けていたはずです。
逆に、大東亜戦争・・・ 大東亜戦争がとても困難で、最初から負けの確率がとても高かったことぐらいは百も承知です。 でも、あの戦争はやりようによっては、十分に勝てたとKEIちゃんは思っています。 勝てる見込みがゼロだったなんて、絶対にありえなかったと思う。 それこそ、3つの法則を屈指すれば、十分に勝てたはずです。 これについては、明後日ごろに記事にするつもりですから、ここでは喧嘩腰NGね(笑)
でも、それでも忘れてはいけないのが、日本人としての立場と、日本人からの目線。 愛国心があるとか口で言ってても、日本人目線が無い人がけっこぉー多いんだよね。 勝った相手の言い訳をそのまま鵜呑みにしたり、戦う前から戦意喪失していたり。 IFですら、負けを刷り込もうとする姿勢を見ていて、ふと頭を過ぎったのが・・・
・・・ってね♪ ★転載歓迎♪★↓日本人目線を忘れずに、歴史『に』学ぼう!と思ったらクリック (`・ω・´)ブログランキング「くつろぐ」ビジネス・経済 → 政治をクリックこちらのランキングもよろしく↓ 人気ブログランキング 日記・雑談(会社員・OL)ランキング |
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5に、戦略目標・・・Goalを立て、その戦略目標に着実に
進んでいるか、アクションプランに漏れはないか。
PDCAを続ける事ですね^^
明日(本日か)さらに興味深いエントリーを書いて
頂けるとの事ですので、より一層そのエントリーの
価値が高まればと思い、私が感じていることを、
こちらに残しておきたいと思います。
大東亜戦争・・・太平洋戦争ですが、開戦当初の「戦略目標」
はなんだったでしょうか。また、その目標をクリアするために
どのような具体的な行動を取っていたでしょうか。
また、その目標は、戦前と戦中で変化は無かったでしょうか。
最後に「戦いにおける勝利、敗北とは一体なんでしょうか?」
この辺りを考慮された内容だととても嬉しいですね^^
そうそう。忘れてました。
>私が思うに戦争において勝ち負けが決まるのは・・・
こちら、もう一つ追加させて下さい
6 人材を見極める器、信じる器、使える器が必要
「私は一頭の羊に率いられたライオンの群れを恐れない。
しかし一頭のライオンに率いられた羊の群れを恐れる。」
そういうこってす
2010/8/27(金) 午前 5:04 [ mp ]
戦艦同士の艦隊決戦をさせてもらえなかった日本ですが、空母決戦に勝利出来る条件としては…。
南太平洋海戦 (17年10月) 前に、「大鳳」 「天城」 「葛城」 「雲龍」 「信濃」 が進水し (開戦1年半前に建造を決意していれば可能だった)、私達はアメリカの正規空母を次々に沈め、アメリカの機動艦隊はガダルの東方洋上を逃げ回っていた。 アメリカは正規空母を一か月に一隻ずつ沈められるので、建艦能力が追いつかなくなり、国内の与論は戦争中止に傾きつつあった。
↑http://navgunschl.sblo.jp/article/39124481.html
第4話 航空母艦と航空事故 (4)
その1 航空母艦の建造と消耗 (承前)
からコピペ
2010/8/27(金) 午前 6:07
hitoさん、雲竜型はミッドウェイ海戦による空母の激減がきっかけで建造されています。
それを考えると、南太平洋海戦に間に合わすのは無理です。
真珠湾攻撃自体に懐疑的な意見も当時は多かったので、信濃の空母化は、ミッドウェイ海戦無しには語れません。
本来なら、飛龍型として空母建造に穴を空けないようにするのが良かったでしょうね。
そうすれば昭和17年における空母は、史実より4隻は増えていたかも。
ただ、ここには盲点があって、長期戦になればなるほど中・小型空母が使えなくなる。
ゼロ戦や九七艦攻に替わって、烈風や流星の時代になる昭和20年には、ガラクタになっちゃうんですよ・・・
瑞鶴、翔鶴に連なる空母の連続建造だと、その恐れはありませんが、建造年数から見ると、焼石に水にしかならない・・・
2010/8/27(金) 午前 11:16 [ ぬくぬく ]
戦争を考える時、日本人の目線って大切ですよね。それに歴史のIFは将来を考える上で必要だと思います。歴史とは無数の選択肢のうちの一つですから。
ということで次の記事楽しみにしてます(笑)。傑作
2010/8/27(金) 午後 0:52 [ 鳳山 ]
hitoさん、続き。
アメリカは1942年12月のエセックス就役まで、空母の増加はありませんね。それ以後、1943年には月2隻とかいう異常なペースの就役が続きますが。
日本が飛龍型を4隻建造して、端鶴型を3隻建造したならば、南太平洋海戦まで、稚拙な作戦やっても、米国空母7隻全てを撃沈して、2隻は作戦可能な状態にある。か、1隻増えて3隻ある状態。
空白が2か月以上ある米国には危機的状況が生じます。
アホや無責任や無能しか居なかった外務省が有能なら、この時点で停戦も出来たでしょうね。
山本長官は宣言通り一年暴れたんですから、あとは外交の役割です。
外務省が無能なままなら、この後、日本の勝機は無くなります。
2010/8/27(金) 午後 2:01 [ ぬくぬく ]
商船改造の隼鷹と雲鷹を忘れてました。
ともに昭和17年夏には就役します。
2010/8/27(金) 午後 10:54 [ ぬくぬく ]
( ´ー`)y─┛チァーパーボェー
武士道というのは自分の立ち位置は有利不利に関係なくそのままなのですが
左巻き脳の特徴として 神学的立ち位置に自分を勝手に置きますね。
傑作&ランクリ
2010/8/28(土) 午前 0:37
Keiさんすみません。
hitoさんへ
開戦1年半前というと15年初夏あたりですか。
母艦戦力の大幅アップを可能にするなら12年の海軍計画から見直すべきかもですね。
その時点で後に戦争初期の主力になる艦載機の目処もほぼ立ってますので。
開戦当時の零戦、艦爆、艦攻の配備数を見ると、
1年半前からの大増産でも母艦増加分を充当できるかどうか怪しいです。
2010/8/29(日) 午前 2:18
昭和15年だと、マル五計画。
でも、それじゃあ、遅いんですよね。
雲龍はそのマル五計画ですから。
実際にはマル三計画にあと二隻空母をねじ込んで飛龍・蒼龍の後立て続けに建造すべきでした。
鳳翔と龍譲の二艦が実戦使用が危うい事はこの頃には分かってきていた訳ですから、早めの代艦建造として思い切ってやるべきでした。
2010/8/29(日) 午前 6:27 [ ぬくぬく ]
雲鷹じゃなく、飛鷹だったwwww
2010/8/29(日) 午前 11:02 [ ぬくぬく ]
kanetada(magajin8)さん。
えっと、どれ?どの記事に添付されたトラックバックですか?これでいいのか委員長さんはちゃんとした保守派の方だったと思うけど・・・
2010/8/30(月) 午後 11:06
k99999five9さん。
【勝つなら石原莞爾が参考になるかとは思っています。】
うん。そう思うよ。彼ならじっくりいい戦略を考えられる人ですから。日露戦争当時の児玉源太郎さんぐらいの政治的な才能もあったら、もっとよかったけど。
【後は勝ち逃げする為の中立国が当時、見当たらない事でしょうか?】
それはアメリカしかないです。アメリカは嫌がるけど、どうしても仲介しないと彼らが困るような位置につければ・・・難しいけど、でも出来ると思う。
【歴史の醍醐味はIfであり、そのIfを通じて今後に繋げる。歴史を繰り返さない為にも大事な事と存じます。】
(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
そうそうそうそう。最初から出来ないって決め付けている人がいますから。だからもっと言って(笑)誰かさんに聞かせたい。
2010/8/30(月) 午後 11:11
翔さん。
【自衛隊だけでは出来る事が余りにも限られすぎています。例え戦闘機が飛んできても、日本が出来る事は警告と誘導。そして、威嚇射撃のみ。何か攻撃による損害が出た時にしか攻撃は出来ません。】
そうなんですよね。今の日本では、何にも出来ない。だから、ちょっとした軍事のバランスが崩れただけで、日本がひっくり返るような事が起こる可能性も十分にあると思うし。
2010/8/30(月) 午後 11:16
2010/8/26(木) 午前 9:31内緒さん。
そうなんですよね。やっぱり安保闘争前後の世代って、なんかオカシナ思想に染まっている連中が多いです。今はそういう連中が丁度、企業でもトップになるころだから、自分の企業の利益よりも、へんなサヨク主義とかグローバル思想に惑わされて、損を出すって判ってても平気な顔をしている幹部もいたりするんですよね。さすがに本当に損失出したら青くなるみたいだけど。
2010/8/30(月) 午後 11:28
後ろの6時さん。
【「必要な物(人)を必要な時に必要なだけ届けられる能力」】
うんうん。そうですね。それはあった方がなお判りやすいです。まぁ、それも準備のうちに無理やり入れられちゃうんですけど・・・
ヾ(;´▽`A``アセアセ
【日本の直接的な戦局戦局として敗因は、兵站軽視が大きいからですね。】
そこは輸送艦とかを重視していないから、敵のも放ったらかし。味方のも守らないってことですよね。海軍と陸軍が仲が悪かったのも影響しているんでしょ?
2010/8/30(月) 午後 11:32
【5に、戦略目標・・・Goalを立て、その戦略目標に着実に進んでいるか、アクションプランに漏れはないか。】
【6 人材を見極める器、信じる器、使える器が必要「私は一頭の羊に率いられたライオンの群れを恐れない。しかし一頭のライオンに率いられた羊の群れを恐れる。」】
それは納得です。確かにそういうライオンの宰相が日本のあの時期に居なかったのがそもそもの負けの始まりですから。宰相がいれば、そもそも戦争なんて必要ありませんし。
2010/8/31(火) 午前 0:12
HITOさん。
さすが詳しいですね。(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン
そこまで詳しく判るともっと戦史も理解しやすくなるんでしょうね。どうもありがとう。
2010/8/31(火) 午前 0:15
鳳山さん。
【戦争を考える時、日本人の目線って大切ですよね。】
でしょ?そうだよね。私もそう思うんですよ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
【それに歴史のIFは将来を考える上で必要だと思います。歴史とは無数の選択肢のうちの一つですから。】
やっぱりタブーがあったらダメなんですよ。アメリカにはどう逆立ちしても勝てないとか、そういうタブーを作ったらそこで終わりだし。
2010/8/31(火) 午前 0:19
NIPPONIAさん。
【武士道というのは自分の立ち位置は有利不利に関係なくそのままなのですが左巻き脳の特徴として 神学的立ち位置に自分を勝手に置きますね。】
おぉーなぁ〜るほどぉ!そうですね!確かにそうかも!自分勝手に置きかえている連中がミンスの中にもいっぱいいるもんね!
2010/8/31(火) 午前 0:21
6時さん。
【開戦当時の零戦、艦爆、艦攻の配備数を見ると、1年半前からの大増産でも母艦増加分を充当できるかどうか怪しいです。】
そっか、そうなんだ・・・でも、もっと前から準備していれば違ったかもね。やっぱり準備は大切ですよね。
2010/8/31(火) 午前 0:25