前回に引き続き、長野県の神社さんのご紹介です。 皆さんは、長野県の神社って聞くと、やっぱり諏訪大社さんを想い浮かべますよね? 普通なら長野県には、この規模の神社さんはあまり無いと思うでしょ?
でも・・・ 実は、あるんです。 諏訪大社の本宮には敵わなくても、秋宮や春宮と同じぐらい大きな神社さんが!!
諏訪の盆地から、車で20分ぐらい。 場所は、長野自動車道の岡谷ICを降りて、小さな山を一つ越えたところ・・・ 塩尻市と辰野町の間ぐらいにあります。 無名だけど・・・
普通、『 小野神社 』 と言ったら、東京の府中市にある武蔵国一ノ宮の小野神社さんの ご祭神、天下春命さんと同じなのが一般的だと思ってたんですけど・・・ どうやら違うみたいでした。
ご祭神は建御名方命さん。 諏訪の神様と一緒だそうな♪ 岡谷方面から来る254号線の突き当たりにある鳥居と境内。 ここはすぐ隣に矢彦神社さんもあって、小野神社さんと同じ南東向きに二社とも建っています。 境内はほとんど一つの広い森になっていて、そこを緩やかに北と南の二つ別けている感じ。 しかもこの森、諏訪大社の秋宮さん以上の広さは余裕でありそう。 境内に入ったところの様子。鬱蒼と茂った森が素敵♪ でもね、場所があまり良くないせいか、残念ながら神職さんは常駐してません。 目の前の国道153号線は、引っ切り無しに車が通っているのに・・・
どことなく諏訪大社さんの影響がありそうな片拝殿つきの拝殿。 ここの小野神社さんと、矢彦神社さんの二社。 二社ともに信濃の二の宮になるぐらいですから、由緒もそれなりに凄いみたいです。 なんでも神代に・・・ 大国主命が、息子の事代主命と、建御名方命を連れてこの地に立ち寄ったのが始まり。 ・・・なんだとか。 ここもユニークな狛犬さん。目ん玉がやけに大きいのか、またはサングラスしてる?(爆) でもこの由緒が本当だとすると、かなり凄いことだと思いませんか? だって、記紀に書いてあることをどう頭を捻って考えてみても・・・
・・・になっちゃうんですから。それって凄いよね。 きっと少彦名命さんが居なくなられた後、お二人の王子さんに恵まれ、 国造りに励んでいるころの由緒なのかも?
置いてあるハシゴで瑞垣の内側が覗けます。それにしても草ぐらい刈って欲しいなぁ・・・ そうすると、たとえお社が建ったのが後世になってたとしても、諏訪大社さんよりも こっちの二社の方が、歴史は断然古いって事になるんじゃないかな? それって何気に凄いよね♪
普通、『 矢彦神社 』 と言ったら、新潟県にある越後国一ノ宮の弥彦神社さんの ご祭神、天香山命さんと同じなのが一般的だと思いますよね・・・? でも微妙に違うみたい(笑)
こっちの鳥居は色がちょっと褪せた朱塗り。 正殿のご祭神は・・・ 大己貴命さん(出雲大社の神様)と、事代主命さん(美保神社の神様)でした。 この二柱の神様は、建御名方命(諏訪大社の神様)のお父さんとお兄さん。 副殿は・・・ 建御名方命さんと奥さんの八坂刀売命さん。 明治宮は・・・ もちろん明治天皇。 北殿は・・・ 神倭磐余彦(神武天皇)さんと、誉田別尊(応神天皇)さん。 そして・・・ 南殿になって、やっと天香山命さんが祀られています♪ 主祭神がこれでは、まるで矢彦神社というよりも、信濃の出雲美保神社って雰囲気?
諏訪大社の秋宮さんの神楽殿より、ちょっとだけ小さく、春宮さんより大きいぐらいのサイズ。 だけど、神社の名前にもなっている 『 矢彦の神 』 といえば、やっぱり 新潟の弥彦神社と同様に天香山命さん。欽明天皇の時代より色々と合祀されたり、 主祭神が入れ替わっているみたいですけど、本来のご祭神は、天香山命さんのはず。
神楽殿の横から勅使殿と拝殿を見る。 その証拠に、ここの土地は、高志(こし)国(神代の北陸)との繋がりがとても深い土地です。 塩尻と辰野の間にあるので、昔から交通の要衝で、実際に天香山命もここを通って、 越後に入っていったとも言われていますし、諏訪大社の神様の建御名方命も、建御雷男命 (鹿島神宮の神様)と戦って負けてしまった時にも、真っ先に逃げ込んだ先は、 やっぱり越後でした。 その後に、塩尻を通って諏訪まで転戦し、最後に諏訪で降伏していますけど。 どこか諏訪大社の秋宮・春宮に似てる拝殿。 また、建御名方命のお父さんの大国主命(出雲大社の神様)も、高志(こし)国の 沼河比売(ヌナカワヒメ)と結ばれているのですから、これはもう親の代より 越後と親密な繋がりがあったと考える方が、自然なんじゃないでしょうか?
堂々として立派な矢彦神社さんの御柱。 戦いに敗れた建御名方命(諏訪大社の神様)は、諏訪の土地を出ないと約束しました。 一説では、その境界に柱を立てたのが、御柱祭りの起源だとか・・・。 ここの小野神社・矢彦神社さんの御柱祭りは、諏訪大社ほどではないですが、柱も かなり大きく、祭りも活気があるんです。
こちらも苔が味わい深いユニークな狛犬。 実際に行われる小野神社・矢彦神社の御柱祭りは、諏訪大社の一年後。だから来年です。 もちろん諏訪大社と同じように7年に一度なので、卯年と酉年に行います。 諏訪大社ほどの規模はなくても、かなりの大掛かりなお祭りになるようですから、 見に行く時は混雑は避けられないと思います。 瑞垣の向こうにあるご本殿。 日本武尊が東征帰途に立ち寄っていたり、信濃国二の宮という大切な地位であったり、 立派なお社であったり、諏訪大社に次ぐ御柱祭りの立派さであったり、それなのに、 あまり知っている人が居ない。神職さんもいない。実にもったいないですよぉ。 もう少し皆さんにも知って頂きたい、そんな素敵な神社さんでした。
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2010年09月20日
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