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【楽天・岩隈、今季はフル回転 目標16勝】・・・河北新報提供
「16勝して自己最多(近鉄時代の2003、04年に15勝)を更新する。開幕投手でフル回転し、上位進出に力を尽くす」。東北楽天のエース、岩隈久志投手が22日からフルスタ宮城での調整に入り、23日には室内練習場で早速ブルペン入りした。昨季は故障に悩んだが、今季の完全復活に自信を見せる。エースの自覚を強く持ち、投手陣全体も引っ張る意気込みだ。
「ちょっと力んで投げちゃったけど、感じはいい」。初のブルペンで、直球に変化球を交え約50球を投げた。「(体調に)問題はない」と表情も明るい。今月中は無休覚悟で肩をつくり、2月の春季キャンプに突入する。
昨季は2段モーションの修正を強いられた中、キャンプ前から右肩痛を抱え、長く2軍での調整が続いた。8月末に先発で復帰したが、10月1日の最終戦では右手中指のけんしょう炎で途中降板。結局、6試合38回2/3で1勝2敗、防御率3.72という、不本意なシーズンを送った。
今季は野村克也監督の「Aクラスに入れなければ辞める」発言もあり、大黒柱にかかる期待は大きい。
「長身からいい球を投げている。うまく活躍してほしい」。自分の後にプルペン入りした新外国人投手の林恩宇を見て一言。続けて「一場(靖弘)も、朝井(秀樹)も頑張っている。監督の言葉以前に、みんなが高い意識を持って競争し、投手陣の総力を上げなくては。自分はその中心で引っ張る」。
けん引役の自覚も芽生えたエース。ますます頼もしさが増したようだ。
【楽天・青山、復活かけ汗 けが回復順調】・・・河北新報提供
昨季終了後に右ひざ半月板損傷のけがをした東北楽天の青山浩二投手が再起を懸け、フルスタ宮城で意欲的な調整をしている。
19日に初めてブルペン入りし、22日には早くも3度目。捕手を立たせながらも、60球を投げた。順調な回復ぶりで、2月の春季キャンプは1軍参加が決定しており、「体は心配ない。昨年の経験を生かしてよりチームに貢献したい」と、今季もフル回転する覚悟だ。
昨季は新人ながら開幕を1軍で迎えると、中継ぎとして大車輪の働きだった。最速147キロの速球と横の変化球による揺さぶりで、42試合、65回2/3を投げて1勝3敗、防御率5.89の成績。疲労などで8月に1度2軍落ちしたが、10月1日の最終戦で復帰し、2回無失点で締めた。
けがは10月のトレーニング中に。「不幸中の幸いで思ったより軽くてすんだ」と語る。11月の内視鏡手術後、リハビリや下半身強化に努めてきた。
2年目を迎え、より投球の幅を広げ、飛躍したいという。これまでスライダー、カーブ、シュートによる内外の変化が主体だったが、「フォークなど縦の変化球を覚え、上下と緩急の幅を持った投球をしたい」と意気込む。
調整を見守る杉山賢人投手コーチは「去年あれだけ投げた実績があるし、中継ぎとして期待がかかる。今季はよりタフな姿を見せてほしい」と期待を込めて語った。
【楽天自主トレ・山村、オフも肩を維持してマイペース調整】 - 楽天スポーツ提供
「先発でも、中継ぎでも、どこでも出来るようにしっかり作っています」。フルキャストスタジアム宮城で自主トレを続けている山村。キャンプインを目前に控え、ここまで順調にきている調整に笑顔がこぼれた。
年末年始に数日休んだが、昨シーズン終了後から、ほぼ毎日ボールを握っている。「肩を作るのに時間がかかる。体はいくらでも作れるけど、肩は簡単にいかない」と山村。「だから、肩は出来た状態を維持している」と話した。もちろん、全力投球出来る様に仕上げるためには時間がかかるが、いつでも、100%に持っていける状態をキープしている。
キャンプ序盤は、例年よりも実戦形式のメニューが多くなるため、山村は2軍スタートと決まった。「多分、紅白戦の初登板は2月の中旬。例年とまったく同じペースで調整できるので、2軍スタートはありがたい」と感謝した。
昨シーズンは、開幕から先発ローテーションを守ったものの、終盤、中継ぎに配置転換された。それでも、先発でチーム最多タイの7勝を挙げ、中継ぎでは無失点で乗り切った。もちろん、今シーズンも先発ローテーションの一角を狙うが、「まだ何も言われていない」だけに、「言われれば、どこでも投げるつもり。その準備だけはしておきたい」と意欲的に語った。
【楽天自主トレ・期待の林(リン)、初ブルペンはまずまず】 - 楽天スポーツ提供
イーグルス期待の助っ投・林(リン)が、23日、室内練習場のブルペンに初めて入った。「仕上がりは70%。ボールはきれていた」と、順調な仕上がりに満足そうな表情で話した。
初ブルペンで投げたのは、ストーレートと変化球を交えて約50球。「ストレートは自分の予想より良かった」と、まずまずのボールに手応えを感じた様子。しかし、変化球の出来には表情を曇らせるボールも。「スライダー、フォーク、チェンジアップをもっとレベルアップしたい」と、改めてレベルアップを誓った。
仙台での暮らしに「ベットが違うと、なかなか眠れないタイプです」と苦笑い。それでも、5日間フルキャストスタジアム宮城に通い、チームメイトとも笑顔であいさつを交わすようになった。「早く言葉を覚えて、チームメイトとコミュニケーションをとりたい」と話した。
いよいよ、キャンプインまで10日を切った。インチェから日本のキャンプの様子はレクチャーされている。そんなインチェのアドバイスから、キャンプに向けて「体力強化」を課題に挙げた。
「目標の7勝出来るように頑張ります。自信はあります」と胸を張った林。台湾投手部門3冠の実績を引っさげて、開幕1軍を目指す。
【楽天・田中「マイペース」捕手座らせ38球!キャンプまで待てない?】 - サンケイスポーツ提供
楽天の高校生ドラフト1巡目ルーキー、田中将大投手(18)=駒大苫小牧=が21日、フルスタ宮城での新人合同自主トレで初めて捕手を座らせてブルペン投球を行った。変化球も交えた本格的な投球練習は、ドラフト上位の新人では12球団一番乗り。あくまで「マイペース」調整といいながら、マー君はグイグイ飛ばしている。
ハイペース? いやマイペースです。新人合同自主トレ5度目となるブルペン入りで、田中がついに捕手を座らせた。立ち投げで30球を投げたあと、変化球も交えながら38球。本格的な投球練習に突入だ。
「感覚はよかったほうです。球にバラつきはあったけど今は気にしていません。自分のフォームで…と、考えながら投げました」
1球ごとに間を取り、「体幹に力を入れて、体が開かないように」と確認しながらの投球。直球に加え、得意のスライダーとカーブ、チェンジアップを試した。「全力ではない」といいながら、球を受けた大学生・社会人ドラフト3巡目の嶋(国学大)は「(球速)140キロは出ていると思いますよ」。仕上がりは急ピッチだ。
今年の自主トレで、金の卵といわれるドラフト上位の新人投手が捕手を座らせたのは、田中が初めて。周囲の“飛ばしすぎ”の声にも「気にしていません。無理せず普通にできることをやっているだけ。自分は自分ですから」と意に介さない。ただ単にスケールが違うだけ!?
「いい球と悪い球に差があるし、まだこれからです」と田中。周りには流されない。あくまで自分流で調整を続けていくつもりだ。
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